バレンタインの迷言

　あーーーー今日は学校行きたくねーよ。
毎年、バレンタインの日にやめてくれませんか？ぴーちゃん。

あのね、もてるには普段からの心がけが必要なのよ。
いつも寝癖ついてるし、走るとズボン落ちてパンツ見えてるしぃ・・・・

そんなぴーちゃんに、せめてもの救いがあたしからのチョコレート。
なのに、ごめんよ、仕事でぴーちゃんのチョコレート買うの
　　わ・す・れ・て・た・ぁ・ぁ・ぁ・ぁぁぁぁぁ!!!!

そこへ妙にご機嫌なぴーちゃんご帰宅。
後でお家に、女の子がチョコレート持ってきてくれるって♪

頂いたチョコレートを見て、ニタニタするぴーちゃん。

そんな時こそ、あたしチャンス～～～
「あのさぁ、ナイトダイビングのリクエスト入ってるんだけど泊まりの仕事
受けても良いよ」＝ぴーお留守番

いつもは嫌だって言うくせに、学校休んでついていくって言うくせに
なんなくＯＫ。

あたしの中で湧き上がる好奇心、何で？？？？

「ねぇ、お留守番してて寂しくないの？」と聞いてみた。
「平気平気！犬の世話も出来るしゲームもあるしテレビもあるもん」
「でもさ、いつも嫌だって言うじゃん」

次の一言にあたし絶句
「そんなこと言ってたら、親離れできないじゃん。おれだっていつか家庭をもって
産卵するんだからさ」

　　　　さ・さ・さ・さんらん？？？？？？？

笑って良いのか・・・困ってしまった。
気を取り直して言ってみた「あのさ産卵するのは、女の子じゃん。あんたは手伝うほうでしょが」

ぴーちゃん、仕切りなおした
「産卵見守り役にならなきゃいけないからさ、俺もしっかりしなくちゃ」だと。
　　　（おまえはイカかっ？）

こいつは、どこまで性教育をうけているんだろうか？？
なぞは深まる・・・・