なんとなく今日はこれだけです。
おもいで
葦のてっぺんで
シオカラは
くびをひねっている
その少年をしっているようなきがして
シオカラはしらない
じぶんのおじいちゃんが
少年のかたにとまり
橋をわたっていったことを
少年は
シオカラをかたにとまらせ
橋をわたっていく
ふとおじいちゃんの肩車で
わたった日をおもいだし
──おじいちゃん。
少年のつぶやきに
シオカラは
ひかりにつつまれる
岩は水になりながれはじめる
むしのことばも
ひとのことばも
緑色の風になり
からだのなかをふいていく
しらないことばがつながり
しらないおもいでがよみがえり
シオカラは少年にいう
──げんきだったんだね。
──あなたも。
うなずいているひとがいる
毎年、お盆は、長女の夢に何故かコスプレした
おじいちゃんが出て来るらしいです。
娘は、おじいちゃん子でしたから・・・・・
「おもいで」娘の為の「詩」の様に
感じる詩でした。
シオカラに会いたくなりました。確かめに行きたくなりました。今日も検査してみます。「おもいで」、すてきな映像で流れていました。
コスプレはいいですね。面白いなぁ。私詩は書かないと決めていますので、祖父は私ではありませんが、シオカラトンボはひいじいさんでした。
ひでちゃん様
検査が良いといいね。赤トンボ、早く見たいなあ。ツクツクが鳴いていました。
ひとのことばも
緑色の風になり
からだのなかをふいていく」
こういう感覚って、ありますよね。シオカラ、いいですね。