第9回絵本テキスト大賞受賞作
森くま堂・作 北村裕花・え 童心社 1300円+税
画文一致。まことに笑えるナンセンス絵本です。詳しくは童心社の「母のひろば」に書きましたので、そちらをご覧ください。
それでもあえて書けば、長新太さんのナンセンスが東京系なら、関西系ナンセンスといったらいいでしょう。つまり、その、加薬ご飯系ナンセンスです。笑いもことばも育った環境が大きいなあと改めて思いました。
家族会議?でじいさまは週休三日制にするよういわれました。体のことを思ってでしょう。というわけでこの二日間はのんびりと。頭の中では、少年詩をあれやこれやと転がしていましたが、あれにも、これにもなりませんでした。
楽しみにしていました。手に入れます。シェアさせてください。
わたしも本屋さんだと思っていましたよ。三省堂、金善堂… (^o^)
森くま堂さんにお目に掛かったことはあるのかなあ。
ひでちゃんさま
森くま堂さんには、児童文学とは何か、リアリズムとは何か、などという呪縛はホイホイ捨てて、「面白いんだもの」とどんどん書いてもらいたいなあ。
初めて会ったのは、もう10年くらい前です。
食事会で、「ひとりで書いているんです」と言われました。
それからいくつかに所属され、コツコツと頑張って来られました。だから本当に良かった。
今は年賀状のお付き合いですけれど。
そうでした。ながく頑張られてこられたんですね。
森くま堂さんの文章を読ませていただき「貯金がある人だなあ」と思いました。それから自分の中にあるモノを自在に引き出すことができるようになられたのではと。みなさんこの引き出され方でつまづかれるんですよね。呪縛というのか子どもの本への固定観念が強くて。おもしろさは子どもの宝だと、どんどん書いてもらいたいです。