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詩人・絵詞作家・内田麟太郎オフィシャルブログ

ボンタン飴はかたくないんだよ

2013年08月31日 17時53分18秒 | 日記

           絵・高畠華宵 文・平塚武二 昭和三十一年十月発行 百三十円

 絵は美少年像で一世を風靡した高畠華宵です。そういえば王子様も華宵好みのお顔のようです。田中角栄さんも華宵のファンだったのではないでしょうか。扉の珊瑚玉を咥えて飛ぶツバメにはうっとりとさせられますよ。

 クロネコさんが集荷に来られるので仕事部屋へ。某件の工程表と候補者リスト表を書いていました(パソコンで)。いずれも忘備録といったほうがよいかもしれません。その時には、なにもかもが一時にどっと押し寄せそうなので、これだけは忘れてはいけないという「うっかり防止メモ」です。集荷完了。13時に帰宅しました。

 このごろのボンタン飴ってかたいよなあと思いこんでいましたが、本日のボンタン飴は‥‥。暑い季節はやわらかかったんですね。


2F【絵本サイン本フェア】開催中! 『はくちょう』内田 麟太郎 文 いせひでこ 絵(講談社) ow.ly/i/31yRY 

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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ロマン (絵本の河)
2013-08-31 19:52:30
 「大正ロマン」とよく聞きますが、大正時代の絵は、モダンで、独特の美しさと雰囲気がありますね。竹久夢二・蔦谷喜一・蕗谷虹児・中原淳一等の絵を見ると、懐かしさで、一杯になるのが、不思議です。田中角栄氏が華宵さんのファンとは、知りませんでした。大変勉強になります。麟太郎さん有難うございました!
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モダン (内田麟太郎)
2013-08-31 21:17:34
絵本の河さんへ
 昭和は、右翼(大日本帝国)も左翼(リアリズム)もロマンを退けたのでしょうか。
 ロマンを「あこがれ」という日本語にすると雨情も浮かんできます。あこがれを追放した「現実」は痩せて貧しい現実でした。ああ、靖子さん。
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昭和初期 (G3)
2013-08-31 21:21:18
昭和初期まではまだ大正デモクラシーのなごりもあり、このまま成長すれば欧米におい付く〔宇垣一成日記〕とさえ言われていました。
そんな時代の雰囲気をかくさんもかいで過ごしたのでしょう。

それを終わらしめたのが近衞さんでした。
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そういえば (内田麟太郎)
2013-08-31 21:50:36
G3さんへ
 そういえば、かくさんは数字に強いロマン主義者に。古賀誠さんも政治を離さないロマン主義者に思えます。
 まだ、お二人にはこの国を思う情があったと、感じられます。
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ロマン? マロン? (モンジャロウ)
2013-09-01 07:45:31
高畠華宵の絵、子どものころ観て、ずっと大人になって文京区にある夢二(弥生)美術館で何点か観ました。
大正デモクラシー、大正ロマン、あのころは壮大な理想があったんでしょうね。これからの時代のロマンは?やはり、マロンがいいかなあ?
今日は、吉祥寺で同人誌の例会があります。
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あれ、これ。 (内田麟太郎)
2013-09-01 10:14:19
モンジャロウさんへ
 大正ロマンと昭和。昭和は私には暗く冷たい風が吹いている印象です。たぶん右にも左にもロシア革命の影響が大きかったのでしょう。日本は戦勝による財産も使い果たしていたでしょうし。
 吉祥寺は真面目な勉強会だったのですね。次からは歌舞伎町にされてはいかがでしょう。
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