絵・高畠華宵 文・平塚武二 昭和三十一年十月発行 百三十円
絵は美少年像で一世を風靡した高畠華宵です。そういえば王子様も華宵好みのお顔のようです。田中角栄さんも華宵のファンだったのではないでしょうか。扉の珊瑚玉を咥えて飛ぶツバメにはうっとりとさせられますよ。
クロネコさんが集荷に来られるので仕事部屋へ。某件の工程表と候補者リスト表を書いていました(パソコンで)。いずれも忘備録といったほうがよいかもしれません。その時には、なにもかもが一時にどっと押し寄せそうなので、これだけは忘れてはいけないという「うっかり防止メモ」です。集荷完了。13時に帰宅しました。
このごろのボンタン飴ってかたいよなあと思いこんでいましたが、本日のボンタン飴は‥‥。暑い季節はやわらかかったんですね。
2F【絵本サイン本フェア】開催中! 『はくちょう』内田 麟太郎 文 いせひでこ 絵(講談社) ow.ly/i/31yRY
Twitter shosengnd (書泉グランデ)
昭和は、右翼(大日本帝国)も左翼(リアリズム)もロマンを退けたのでしょうか。
ロマンを「あこがれ」という日本語にすると雨情も浮かんできます。あこがれを追放した「現実」は痩せて貧しい現実でした。ああ、靖子さん。
そんな時代の雰囲気をかくさんもかいで過ごしたのでしょう。
それを終わらしめたのが近衞さんでした。
そういえば、かくさんは数字に強いロマン主義者に。古賀誠さんも政治を離さないロマン主義者に思えます。
まだ、お二人にはこの国を思う情があったと、感じられます。
大正デモクラシー、大正ロマン、あのころは壮大な理想があったんでしょうね。これからの時代のロマンは?やはり、マロンがいいかなあ?
今日は、吉祥寺で同人誌の例会があります。
大正ロマンと昭和。昭和は私には暗く冷たい風が吹いている印象です。たぶん右にも左にもロシア革命の影響が大きかったのでしょう。日本は戦勝による財産も使い果たしていたでしょうし。
吉祥寺は真面目な勉強会だったのですね。次からは歌舞伎町にされてはいかがでしょう。