
ウチの蓮が咲くにはまだ条件が整わないのか、花芽が出ないのであきらめていたら、ある人から「三渓園はいま蓮が見ごろだよ」と教えてもらいました。
この時期に蓮と言えば東京近郊では不忍池ということになるのかもしれませんが、よく考えてみたらたしかに三渓園にも蓮池がありますね。
調べてみると「観蓮会」というのもこの時期の土日祝日に行われて、通常9時開園が蓮の開花に合わせて6時から入れるのだそうです。
ということで、火曜日の朝、猛暑の気配を感じながら初老の夫婦が8時半に家を出て9時前には三渓園到着。
あっという間です。
駐車場に車を入れて、さっそく入園します。
こんなはやい時間からでも、30人余りの観光客。外国の方もちらほら。
皆さんお目当ては蓮の花と、横浜市内の愛好者の方が開催している朝顔の展示会のようです。
私よりはるかに気合の入ったアマチュアカメラマン、というよりセミプロのような大きな白いレンズを付けたごついカメラを持ったおじさん方も結構いましたね。
咲いております、蓮の花。
いやあ、きれいです。
実家の山形・佛性寺の御本寺さま(お寺の上でのご本家のこと)である永昌寺様にはその昔、山門入ってすぐ右のところに蓮池がありました。
今は庫裡が建っていて昔日の面影はありませんが、そこの蓮の花もきれいでしたね。
子供のよく遊びに行って、この時期だとイトトンボやオハグロトンボを捕まえたりしたものです。
いちどその蓮池に爆竹を投げ入れて、えらい目に遭ったことがありました。
年上のお兄さんと、水の中で爆竹が爆発するのかどうかを確かめようとしたんですねえ・・・
火をつけて投げ入れたまでは良かったのですが、なかなか爆発しないので池の近くまで見に行ったら、
ドッカ~ン!
突然大爆発して、くっさ~い泥を大量に浴びることになってしまったのでした・・・
お寺のおばさまには怒られるし、ははおやにも怒られるし、さんざん。
罰当たりなことをした報いというか、ねえ・・・変なことを想いだしたな。
朝顔愛好家の方々の展示会は蓮におとらずなかなかきれいでした。
咲き終わった花を水鉢に浮かべて飾るという、インスタ映えしそうな趣向もあってとても素敵です。
くじ引きで朝顔の鉢植えをいただけるというサービスもあって、かえって申し訳ない感じです。
夫婦で二鉢も貰ってしまった。。。(*_*;
さて、朝に感じた猛暑の気配は入園30分もしないうちにその獰猛な姿を現し、写真撮ってるだけで汗ダラダラ。
茶店でかき氷食べた後(これが恐ろしく美味しい!おススメします)、冷房の効いた記念館で日本画を見ながらしばし休憩。
汗が引くまでの間、原三渓翁の業績に感嘆し、美術品にこころ癒される初老の夫婦であります。
しかしすごいなあ、このコレクション・・・廃仏毀釈で様々な建物や仏像が壊されるのを憂えて買い取ったとのことですが・・ホントにすごい。
たくさんの芸術家の支援も相当行ったようですし、パトロンってこういう人のことを言うのでしょうね。
今回は爆竹は持っていきませんでしたが、カメラ2台持っていきました。
ペンタックスk-1mk2に花レンズ、ともいわれるDA200 f2.8の重たいセットと、最近お気に入りの富士フィルムのX-E3にXF18-55の軽量セット。
今日はここまで。
子供の頃の永昌寺でのエピソードを読んで思わず吹き出してしまいました(^.^)
そんなことがあったのですね〜 状況が眼に浮かぶようです^_^
西里へ、私は中々足を運べないのですが、息子が時々母親の様子を伺いに行ってくれています。
間も無く還暦を迎える私たちですが、体調を崩さないよう気をつけなければいけませんね!
懐かしいエピソードを読んでついコメントさせていただきました^_^
さいとうひろみちゃんと遊んでいて鐘楼堂から落ちて怪我したり、カブトムシの幼虫をお寺の堆肥場に採りに行って怒られたり、まあよく怒られました。
でも子供のころの冒険は、なんたって悦ちゃんちのお社の山でしたけどね(^^♪