今日は二十四節気御の「穀雨」
田畑の準備が整い、それに合わせて春の雨の降るころ。
穀雨とは、穀物の成長を助ける雨のことである。『暦便覧』には「春雨降りて百穀を生化すればなり」と記されている。
穀雨の終わりごろ(立夏直前)に八十八夜がある。
(ウィキペディアより)
真っ黒な田んぼの土を起こして農作業の準備をするころにふる、春の雨。
というと少しあたたかな雨、という感じですが、今日の雨は秋の終わりころに降るような冷たい雨。
みなさん「寒いねえ~」があいさつがわりです。
山形から出かけてきたという法事の出席者が「昨晩は雪が降ってた」と話をしておられました。
明日の午後、結婚式があり山形は天童市に出かけてゆくのですが・・・・雪、ですか・・・・。
山形出身の住職でもちょっとビビる、この時期の雪。
まさか内陸部でこの時期に積雪ということはないのですが、調べてみたら、なんと霊峰月山のふもと西川町は19日に吹雪!だったそうな。
いくら超豪雪地域の西川町でもこの時期に吹雪になることは珍しく、地元の方々もびっくりだったそうです。
くだんの結婚式、お嫁さんは西川町出身ということですが、こんな春の雪に見送られての花嫁行列というのも、また思い出になってよいかもしれませんね。
ちょっと大変だけど。
桜前線、今はどの辺りかを調べてみました。開花情報はこちらで調べられます。
山形市の霞城(かじょう)公園は7分咲き、太平洋側の石巻市の日和山公園も7分咲きです。
天童市近くの東根市辺りは咲き初め、または蕾のようですから、爛漫の春の桜のもとでの結婚式はちょっと難しいようですね。
このまま明日も気温が低ければ、桜の見ごろはまだまだ先、今月末ということになりそうです。
久しぶりでこの時期に山形に行きますので、故郷の桜をちょっと楽しみにしていたのですが、また来年の楽しみにとっておきましょう。
そんなことで、明日の午後は山形で結婚式に出席です。
実は午前中にもおめでたい行事に招かれています。横浜市内、鶴見区の御寺院で住職の就任式です。
明日の住職就任式ではお稚児さんの行列がありますので、雨が降りませんように、と関係者の方々はきっと気を揉んでおられると思います。
せめて行列のときだけでも、春の日差しがありますように。
今日はここまで。