
http://www.sakura.cc.tsukuba.ac.jp/~hokekan/pdf/528.pdf様HP
サナギマンとは昔「イナズマン」という特撮アクションがあったのを知っていますか?今から約30年前のテレビ番組です。私が見たのも再放送ですから,知らない人がほとんどでしょう。仮面ライダーやウルトラマンというヒーローもいたのですが,その中でも私はイナズマンが好きでした。イナズマンも変身するヒーローなのですが,すぐには変身できません。ピンチに陥り,「ゴーリキショーライ」と叫んで変身すると,まずはサナギマンになります。サナギマンになると,主人公はただひたすら逃げ回ります。その時の肌の色は茶色で,顔はグロテスク。悪役かと思うほどです。はっきり言って格好悪いです。しかも攻撃力は弱い。だからサナギマンは敵に攻撃されながらも,それに耐えて逃げるしかないんです。ところが,ある程度時間がたちエネルギーがたまると,「チョーリキショーライ」と叫び変身します。そうすると今度は,青と黄色の稲妻模様のイナズマンになり,敵を倒すことができるようになるのです(うろ覚えのところもありますので,細かい間違いはご容赦ください)。その魅力私がこのアクション番組を思い出すときに目に浮かぶシーンは,サナギマンが
敵から爆弾攻撃を受けながら必死に逃げ回っている姿です。
それまでに見たヒーローの中に,逃げ回っているヒーローは一人もいませんでしたので(コメディタッチのものを除いては),とても新鮮でした。それまでのヒーローは強いのですが,強すぎるが故にあまり親しみがもてなかったんですね。でもイナズマンには,自分に通じる何かがあるような気がしました。今考えると,それはサナギマンの逃げる姿だったのだと思います。敵の攻撃から逃げているサナギマンを見ると,「悔しさ」や「じれったさ」も感じるのですが,「大丈夫だぞ」と応援したくもなってくるんです。逃げることには「消極的」とか「臆病」というイメージがありますが,逃げているサナギマンからは,むしろ「積極的」「勇気」というイメージが湧いてきました。おそらく,幼いながらにも,たとえ弱くてグロテスクでかっこ悪かったとしても,イナズマンになるためにはサナギの期間がとても大切なのだということが分かったからなのだと思います。かっこ悪く見えたとしても,イナズマンの強さの秘訣がサナギにあるのですから,サナギマンは逃げなければならないのです。
サナギの大切さ
もしも,サナギマンを素通りしてイナズマンになったらどうなるでしょうか?おそらくエネルギー不足で,敵にやられてしまうでしょう。
エネルギーがたまっていない時は,たとえ敵に攻撃されても焦らないで,確実にエネルギーを溜めることに集中することが大事なのではないでしょうか。また,すでにエネルギーが溜まってイナズマンに変身できるのに,それに気づかずサナギマンのままだったらどうでしょう?サナギマンはエネルギーをためるために逃げ続けるのですから,ずっと戦いは終わりませんね。
いつイナズマンに変身するか,そのタイミングも重要ですが,すでに変身できるのにもったいない気がします。私は,勉強や人間関係でうまく行かない時,サナギマンになることにしています。その間に,消耗したエネルギーを回復するのですが,難しいのはその後です。イナズマンは変身したらすぐに戦えますが,それはテレビのお話。エネルギーが溜まったばかりの直後は,すぐには動けないものです。ですから,できるところからチョコッとずつ試しながら解決していくとよいようです。
12保健管理センターだより佐藤純(心理学系)先生HPより
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%82%BA%E3%83%9E%E3%83%B3
サナギマン、イナズマンとその戦力
サナギマン
渡五郎が「ゴーリキショーライ(強力招来)!」のコールで変身した超人。まるで岩石のような風体で防御力に優れた肉体と怪力を武器にしているが、「サナギ」と言うその名のとおり、いきなりイナズマンには変身できないため、そのエネルギーを溜めるための中間形態でしかない。そのため劇中ではファントム兵士達に殴られ、よろめきながら耐えるという演出が主となってしまい、弱さが目立ってしまった。
イナズマン
エネルギー充填が完了したサナギマンが「チョーリキショーライ(超力招来)!」のコールで二段変身した超人。青を基調としたデザインで、原作漫画よりもヒーロー然としている。念動力や瞬間移動、電撃技などの他、相手の技を浴びせ返す逆転チェスト、マフラーを巨大な鎖に変えるマフラー稲妻走りなど、多彩な技を持つ。必殺技は両腕から赤色光線を発しながら敵にパンチをする超力イナズマ落とし。
アーマー状に覆われている肩周辺のデザインには相当苦労したらしく、残されているイナズマンの写真には、NG版となったものが多数ある。
新人類帝国ファントム軍団
帝王バンバが結成した悪の超能力者集団。超能力者(ミュータント)を新たな人類であると考え、超能力を持たない旧人類を滅ぼし、悪の心を持ったミュータントのみの世界を作り上げようとしている。帝王バンバと彼に盲目的に従うミュータンロボット、ファントム兵士によって構成された冷酷非情の独裁組織だったが、デスパー軍団の策謀によって組織は内部分裂を起こし、孤立無援となったバンバはイナズマンに倒された。
帝王バンバ 声:飯塚昭三
新人類帝国の頂点に立つ帝王。イナズマンをも上回る力を持つ大超能力者。三本の指を持つ右腕を振るい、配下に命令を下す。旧人類の抹殺を第一目的としており、ミュータンロボットの超能力や戦闘機を使った大規模なテロを行なう。デスパー軍団によって組織が崩壊寸前となったため仇敵である五郎と手を組もうとするが、五郎に拒絶され、帝国も完全に崩壊。最後の大計画として日本列島の沈没を企み、火炎ファイターに変身してイナズマンに決戦に挑むが敗北。海上で巨大化した末に大爆発して滅び去った。
渡シノブ 演:浜田ゆう子
11話に登場。15年前に生き別れになった渡五郎の母親にして、帝王バンバ直属のミュータンロボット・バラバンバラの正体。バンバに洗脳されており、息子五郎を新人類帝国の仲間にしようとする。イナズマンとの戦いによって人の心を取り戻すが、五郎を狙ったバンバの光線を代わりに浴びて息絶えた。
ミュータンロボット
新人類帝国が送り込む怪人たち。悪の心を持った超能力者を改造して生み出される、一種のサイボーグ。従来の怪人以上に異形の姿をしており、風や霧など自然現象や抽象的なものをモチーフにした怪人が多い。
ファントム兵士
ミュータンロボットの活動を支援する兵士。白いヘルメットを被り、ガスマスクのような仮面を着けている。仮面の下には緑色のゼリー状の物質が隠されており、血の色も緑色である。武器は右腕の巨大なカギ爪とライフル銃。5話から爪は小型の物になり、ヘルメットや服も変更された。25話でウデスパーによって「服従か死か」の選択を迫られ、大半の兵士がデスパー軍団に寝返った(その際にファントム軍団の証であるベルトや紋章は捨てている)。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%82%BA%E3%83%9E%E3%83%B3F
デスパー軍団
24話から登場した新たな悪の組織。詳細は「イナズマンF」を参照。
ウデスパー 声:岩名雅記
24、25話に登場したデスパー軍団の尖兵。ロケット砲やマシンガンを武器に、単身でファントム軍団の牙城を切り崩した。
ガイゼル総統 演:安藤三男
25話に登場。バンバの死後、姿を現したデスパー軍団の指導者。
デスパー軍団
ファントム軍団に代わって世界征服を企む新人類の大軍団。優れた超能力者を機械改造したロボット戦士(デスパー怪人)を戦力とする。日本の地下深くに、人工太陽が輝く地底都市デスパーシティを建造。5万人の人間を閉じ込め、圧制を行なっている。
ガイゼル総統(演:安藤三男)
デスパー軍団を支配する総統にして、バンバをも凌ぐ大超能力者。顔は白一色で、右目は十字傷で閉じられている。服は漆黒の将校服。失敗した者は絶対に許さない冷酷非情の独裁者だが、一人娘のカレンには優しく、また優れた部下には全幅の信頼を置いている。趣味は捕らえた人間の狩猟。最終話でデスパーシティの人工太陽を爆発させて日本列島を海底に沈めようとするが、カレンの裏切りによって失敗。イナズマンとの壮絶な死闘の末、弱点である右目を自身の杖で貫かれ、弱ったところをイナズマンのパンチを浴びて息絶えた。
ウデスパー(声:岩名雅記)
前作24話から登場したデスパーの参謀。ガイゼルの「右腕」として忠誠を尽くし、ガイゼルからも絶対の信頼を受けている。卑劣な策略家と、誇り高い戦士の両面を併せ持つ。戦闘時は腕にかぎ爪、ガトリング銃、ムチなどのアタッチメントを装着して戦う。7話でイナズマン抹殺の直命を受け、女サイボーグ・ミスワンを利用して渡五郎を殺そうとするが失敗。ミスワンを処刑した後、サナギマンにタイムアップの猶予を与え、イナズマンとの真っ向勝負に挑んだ。ゼーバーイナズマンフラッシュにも耐え抜いたが、皮肉にも自分がミスワンに与えた暗殺用ペンダントによって爆死した。
ウデスパーα(声:渡部猛)
8話から登場。爆死したウデスパーの破片から作られたロボット戦士の一人。体の形状は旧ウデスパーと同一だが、体色は鉄色から赤銅色になり、少し小さくなった頭部には右に大型の、左に小型の刃状の角が着いている。戦闘時には万力状のアタッチメントを使用。βと角を交差させて「クロスハリケーン」という大竜巻を起こす。ウデスパーの「力」を増幅して受け継いだが、力に頼りすぎて粗暴な面が目立ち、手柄を焦る傾向がある。弟ロボットであるβとは仲が悪い。
ウデスパーβ(声:岩名雅記)
8話から登場。爆死したウデスパーの破片から作られたロボット戦士の一人。αと同じく形状は旧ウデスパーと同一だが、体色は銀色になり、頭部の中心部にハサミ状の角が装備された。戦闘時にはムチ状のアタッチメントを使用する。ウデスパーの『知』を増幅して受け継いでおり、性格もウデスパーに似て冷静沈着。しかしその為に短気な兄ロボットのαとは仲が悪く、最終的にはガイゼルから合体ウデスパーへの合体手術を強制される。
合体ウデスパー(声:和田周)
10話から登場。αとβに合体手術を行なって誕生させた、ウデスパーシリーズの最終形態。右半身が銀色、左半身が赤銅色になっている。その強力でイナズマンを圧倒するが、戦闘中に動力回路がオーバーヒートを起こしたために撤退、再び2体に分離された。13話で再度合体手術を行い、前回の欠点を克服して復活(眼や口の部分が黒くなった)。左腕のムチの先端を発射する「合体ウデスパー落とし」という新技を使って14話でイナズマンと戦うが、弱点の眼にゼーバーシュートを受け、ひるんだところをゼーバーイナズマンフラッシュの直撃を浴びて倒された。
サデスパー(声:岩名雅記)
12話から登場。デスパーシティの市長にして、軍団の新参謀。頭部から多数の巨大な針を生やしており、十字状の眼からは催眠光線を放つ。胸の装甲を左右に開き、その中に敵を挟み込んで体内から発射するトゲで刺し殺す。正攻法の作戦を好んだウデスパーやウデスパー兄弟とは違い、イナズマンを精神的に追い込んだり、殺し屋や麻薬を利用した作戦を行なう。最終話でゼーバーイナズマンフラッシュの直撃を受けて爆散した。なお、サデスパーという名前はサディスト・デスパーの略称である。また、ウデスパーを右大臣、サデスパーを左大臣に見立てたネーミング、とも言われる。
デスパー怪人
デスパーロボット、ロボット戦士とも呼ばれている。別名どおりロボツトのような外観をしている。様々な武器や機械の機能を宿しており、それを利用して戦う。
デスパー兵士
デスパー軍団の雑兵。赤と黒の縞模様の服を着て、胸部にデスパーの紋章が刻まれた装甲を着けている。武器は手槍、マシンガン、ライフルなど。設定ではバンバを裏切ったファントム兵士を再改造したもので、頭部のマスクもファン …
HSIUT T派 複伏福歓拝
サナギマンとは昔「イナズマン」という特撮アクションがあったのを知っていますか?今から約30年前のテレビ番組です。私が見たのも再放送ですから,知らない人がほとんどでしょう。仮面ライダーやウルトラマンというヒーローもいたのですが,その中でも私はイナズマンが好きでした。イナズマンも変身するヒーローなのですが,すぐには変身できません。ピンチに陥り,「ゴーリキショーライ」と叫んで変身すると,まずはサナギマンになります。サナギマンになると,主人公はただひたすら逃げ回ります。その時の肌の色は茶色で,顔はグロテスク。悪役かと思うほどです。はっきり言って格好悪いです。しかも攻撃力は弱い。だからサナギマンは敵に攻撃されながらも,それに耐えて逃げるしかないんです。ところが,ある程度時間がたちエネルギーがたまると,「チョーリキショーライ」と叫び変身します。そうすると今度は,青と黄色の稲妻模様のイナズマンになり,敵を倒すことができるようになるのです(うろ覚えのところもありますので,細かい間違いはご容赦ください)。その魅力私がこのアクション番組を思い出すときに目に浮かぶシーンは,サナギマンが
敵から爆弾攻撃を受けながら必死に逃げ回っている姿です。
それまでに見たヒーローの中に,逃げ回っているヒーローは一人もいませんでしたので(コメディタッチのものを除いては),とても新鮮でした。それまでのヒーローは強いのですが,強すぎるが故にあまり親しみがもてなかったんですね。でもイナズマンには,自分に通じる何かがあるような気がしました。今考えると,それはサナギマンの逃げる姿だったのだと思います。敵の攻撃から逃げているサナギマンを見ると,「悔しさ」や「じれったさ」も感じるのですが,「大丈夫だぞ」と応援したくもなってくるんです。逃げることには「消極的」とか「臆病」というイメージがありますが,逃げているサナギマンからは,むしろ「積極的」「勇気」というイメージが湧いてきました。おそらく,幼いながらにも,たとえ弱くてグロテスクでかっこ悪かったとしても,イナズマンになるためにはサナギの期間がとても大切なのだということが分かったからなのだと思います。かっこ悪く見えたとしても,イナズマンの強さの秘訣がサナギにあるのですから,サナギマンは逃げなければならないのです。
サナギの大切さ
もしも,サナギマンを素通りしてイナズマンになったらどうなるでしょうか?おそらくエネルギー不足で,敵にやられてしまうでしょう。
エネルギーがたまっていない時は,たとえ敵に攻撃されても焦らないで,確実にエネルギーを溜めることに集中することが大事なのではないでしょうか。また,すでにエネルギーが溜まってイナズマンに変身できるのに,それに気づかずサナギマンのままだったらどうでしょう?サナギマンはエネルギーをためるために逃げ続けるのですから,ずっと戦いは終わりませんね。
いつイナズマンに変身するか,そのタイミングも重要ですが,すでに変身できるのにもったいない気がします。私は,勉強や人間関係でうまく行かない時,サナギマンになることにしています。その間に,消耗したエネルギーを回復するのですが,難しいのはその後です。イナズマンは変身したらすぐに戦えますが,それはテレビのお話。エネルギーが溜まったばかりの直後は,すぐには動けないものです。ですから,できるところからチョコッとずつ試しながら解決していくとよいようです。
12保健管理センターだより佐藤純(心理学系)先生HPより
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%82%BA%E3%83%9E%E3%83%B3
サナギマン、イナズマンとその戦力
サナギマン
渡五郎が「ゴーリキショーライ(強力招来)!」のコールで変身した超人。まるで岩石のような風体で防御力に優れた肉体と怪力を武器にしているが、「サナギ」と言うその名のとおり、いきなりイナズマンには変身できないため、そのエネルギーを溜めるための中間形態でしかない。そのため劇中ではファントム兵士達に殴られ、よろめきながら耐えるという演出が主となってしまい、弱さが目立ってしまった。
イナズマン
エネルギー充填が完了したサナギマンが「チョーリキショーライ(超力招来)!」のコールで二段変身した超人。青を基調としたデザインで、原作漫画よりもヒーロー然としている。念動力や瞬間移動、電撃技などの他、相手の技を浴びせ返す逆転チェスト、マフラーを巨大な鎖に変えるマフラー稲妻走りなど、多彩な技を持つ。必殺技は両腕から赤色光線を発しながら敵にパンチをする超力イナズマ落とし。
アーマー状に覆われている肩周辺のデザインには相当苦労したらしく、残されているイナズマンの写真には、NG版となったものが多数ある。
新人類帝国ファントム軍団
帝王バンバが結成した悪の超能力者集団。超能力者(ミュータント)を新たな人類であると考え、超能力を持たない旧人類を滅ぼし、悪の心を持ったミュータントのみの世界を作り上げようとしている。帝王バンバと彼に盲目的に従うミュータンロボット、ファントム兵士によって構成された冷酷非情の独裁組織だったが、デスパー軍団の策謀によって組織は内部分裂を起こし、孤立無援となったバンバはイナズマンに倒された。
帝王バンバ 声:飯塚昭三
新人類帝国の頂点に立つ帝王。イナズマンをも上回る力を持つ大超能力者。三本の指を持つ右腕を振るい、配下に命令を下す。旧人類の抹殺を第一目的としており、ミュータンロボットの超能力や戦闘機を使った大規模なテロを行なう。デスパー軍団によって組織が崩壊寸前となったため仇敵である五郎と手を組もうとするが、五郎に拒絶され、帝国も完全に崩壊。最後の大計画として日本列島の沈没を企み、火炎ファイターに変身してイナズマンに決戦に挑むが敗北。海上で巨大化した末に大爆発して滅び去った。
渡シノブ 演:浜田ゆう子
11話に登場。15年前に生き別れになった渡五郎の母親にして、帝王バンバ直属のミュータンロボット・バラバンバラの正体。バンバに洗脳されており、息子五郎を新人類帝国の仲間にしようとする。イナズマンとの戦いによって人の心を取り戻すが、五郎を狙ったバンバの光線を代わりに浴びて息絶えた。
ミュータンロボット
新人類帝国が送り込む怪人たち。悪の心を持った超能力者を改造して生み出される、一種のサイボーグ。従来の怪人以上に異形の姿をしており、風や霧など自然現象や抽象的なものをモチーフにした怪人が多い。
ファントム兵士
ミュータンロボットの活動を支援する兵士。白いヘルメットを被り、ガスマスクのような仮面を着けている。仮面の下には緑色のゼリー状の物質が隠されており、血の色も緑色である。武器は右腕の巨大なカギ爪とライフル銃。5話から爪は小型の物になり、ヘルメットや服も変更された。25話でウデスパーによって「服従か死か」の選択を迫られ、大半の兵士がデスパー軍団に寝返った(その際にファントム軍団の証であるベルトや紋章は捨てている)。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%82%BA%E3%83%9E%E3%83%B3F
デスパー軍団
24話から登場した新たな悪の組織。詳細は「イナズマンF」を参照。
ウデスパー 声:岩名雅記
24、25話に登場したデスパー軍団の尖兵。ロケット砲やマシンガンを武器に、単身でファントム軍団の牙城を切り崩した。
ガイゼル総統 演:安藤三男
25話に登場。バンバの死後、姿を現したデスパー軍団の指導者。
デスパー軍団
ファントム軍団に代わって世界征服を企む新人類の大軍団。優れた超能力者を機械改造したロボット戦士(デスパー怪人)を戦力とする。日本の地下深くに、人工太陽が輝く地底都市デスパーシティを建造。5万人の人間を閉じ込め、圧制を行なっている。
ガイゼル総統(演:安藤三男)
デスパー軍団を支配する総統にして、バンバをも凌ぐ大超能力者。顔は白一色で、右目は十字傷で閉じられている。服は漆黒の将校服。失敗した者は絶対に許さない冷酷非情の独裁者だが、一人娘のカレンには優しく、また優れた部下には全幅の信頼を置いている。趣味は捕らえた人間の狩猟。最終話でデスパーシティの人工太陽を爆発させて日本列島を海底に沈めようとするが、カレンの裏切りによって失敗。イナズマンとの壮絶な死闘の末、弱点である右目を自身の杖で貫かれ、弱ったところをイナズマンのパンチを浴びて息絶えた。
ウデスパー(声:岩名雅記)
前作24話から登場したデスパーの参謀。ガイゼルの「右腕」として忠誠を尽くし、ガイゼルからも絶対の信頼を受けている。卑劣な策略家と、誇り高い戦士の両面を併せ持つ。戦闘時は腕にかぎ爪、ガトリング銃、ムチなどのアタッチメントを装着して戦う。7話でイナズマン抹殺の直命を受け、女サイボーグ・ミスワンを利用して渡五郎を殺そうとするが失敗。ミスワンを処刑した後、サナギマンにタイムアップの猶予を与え、イナズマンとの真っ向勝負に挑んだ。ゼーバーイナズマンフラッシュにも耐え抜いたが、皮肉にも自分がミスワンに与えた暗殺用ペンダントによって爆死した。
ウデスパーα(声:渡部猛)
8話から登場。爆死したウデスパーの破片から作られたロボット戦士の一人。体の形状は旧ウデスパーと同一だが、体色は鉄色から赤銅色になり、少し小さくなった頭部には右に大型の、左に小型の刃状の角が着いている。戦闘時には万力状のアタッチメントを使用。βと角を交差させて「クロスハリケーン」という大竜巻を起こす。ウデスパーの「力」を増幅して受け継いだが、力に頼りすぎて粗暴な面が目立ち、手柄を焦る傾向がある。弟ロボットであるβとは仲が悪い。
ウデスパーβ(声:岩名雅記)
8話から登場。爆死したウデスパーの破片から作られたロボット戦士の一人。αと同じく形状は旧ウデスパーと同一だが、体色は銀色になり、頭部の中心部にハサミ状の角が装備された。戦闘時にはムチ状のアタッチメントを使用する。ウデスパーの『知』を増幅して受け継いでおり、性格もウデスパーに似て冷静沈着。しかしその為に短気な兄ロボットのαとは仲が悪く、最終的にはガイゼルから合体ウデスパーへの合体手術を強制される。
合体ウデスパー(声:和田周)
10話から登場。αとβに合体手術を行なって誕生させた、ウデスパーシリーズの最終形態。右半身が銀色、左半身が赤銅色になっている。その強力でイナズマンを圧倒するが、戦闘中に動力回路がオーバーヒートを起こしたために撤退、再び2体に分離された。13話で再度合体手術を行い、前回の欠点を克服して復活(眼や口の部分が黒くなった)。左腕のムチの先端を発射する「合体ウデスパー落とし」という新技を使って14話でイナズマンと戦うが、弱点の眼にゼーバーシュートを受け、ひるんだところをゼーバーイナズマンフラッシュの直撃を浴びて倒された。
サデスパー(声:岩名雅記)
12話から登場。デスパーシティの市長にして、軍団の新参謀。頭部から多数の巨大な針を生やしており、十字状の眼からは催眠光線を放つ。胸の装甲を左右に開き、その中に敵を挟み込んで体内から発射するトゲで刺し殺す。正攻法の作戦を好んだウデスパーやウデスパー兄弟とは違い、イナズマンを精神的に追い込んだり、殺し屋や麻薬を利用した作戦を行なう。最終話でゼーバーイナズマンフラッシュの直撃を受けて爆散した。なお、サデスパーという名前はサディスト・デスパーの略称である。また、ウデスパーを右大臣、サデスパーを左大臣に見立てたネーミング、とも言われる。
デスパー怪人
デスパーロボット、ロボット戦士とも呼ばれている。別名どおりロボツトのような外観をしている。様々な武器や機械の機能を宿しており、それを利用して戦う。
デスパー兵士
デスパー軍団の雑兵。赤と黒の縞模様の服を着て、胸部にデスパーの紋章が刻まれた装甲を着けている。武器は手槍、マシンガン、ライフルなど。設定ではバンバを裏切ったファントム兵士を再改造したもので、頭部のマスクもファン …
HSIUT T派 複伏福歓拝