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2010-10-25 | Weblog

小枝盟白氏講演

危機にあたって教訓を拾えるかどうかが危機管理である。

奈良県は大きな災害もなく犯罪も少ないように県民は思っているが、間違いである。奈良県の歴史を振り返れば大きな被害のあった事件・事案がたくさんあり、それらを教訓とすることはいくらでもできる。それが、今後の備えとなる

危機管理の難しさは、発生確率が低いこと、危機の種類が多様であり、対応しにくいこと、多額の費用がかかること、費用対効果の高架部分が目に見えにくいことなどから、キリがないと思われる点にある。

リーダーは、

①疑わしきは行動せよ

②最悪の事態を想定せよ

③空振りは許されるが、見逃し三振は許されないものと心得よ。

警察は、ひとたび事件があればムダも覚悟で最大勢力を投入する。大きくとらえて小さくまとめる。
企業では、費用は最小限に抑えることを基本としているだろうが、社員の生命・身体・財産は何としても守ってやらなくてはならない。

小枝盟白氏

橿原警察署、高田警察署、捜査第二課、御所警察署、近畿管区警察局への出向、捜査第一課等の勤務

警視昇任後は奈良警察署副署長・十津川警察署長・本部生活環境課長を経て五條警察署長を最後に平成20年3月退官。

平成20年4月、橿原市危機管理監として奉職、現在に至る

 

お忙しい中、ご参加ありがとうございました

 



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