『みんなのお寺』 ブッダによる幸せの種がまかれた園

宗派を超え、国境を超え、時を超えて、仏教・ブッダの教えの真理に触れる事の出来る幸せの精舎を目指す『お寺』です

パニック障害克服に向かって⑭

2008年02月18日 | 修行法『大念処経よりパニック障害克服』
前回の続きです

ブッダの言葉にあります
『諸悪莫作 衆善奉行 自浄其意 是諸仏教』(七仏通誡偈)
『全ての悪い事をしないで、善い事して、自分の心を綺麗にすること、それが仏教というものです』(ダンマパダ)
仏教徒が目指さなければいけない所です
ブッダは人々を悪から遠ざけ、善に近づける、心の病気を治す力を持った方でありました
病める人のそれぞれの価値観を洞察理解し、その苦しみの世界に入って出口を示し、手をとって導き、覚りの世界(苦しみを乗り越えた世界)への橋渡しをしてくれた人でした

人間のみならず、全ての生きとし生けるものがありのままに幸せになる方法を見抜いた人の言葉に誤りはありません
道徳の欠如が否定できない現代社会
その大きな原因『お寺離れ』『宗教離れ』『坊主の堕落・怠慢』が進んでいる今の社会の構造では未来を懸念してしまいます
『道徳』はすっぽりと仏教に収まります
『道徳』の設計図も実践方法も仏教の中に明確に示されているのです
『道徳』が足りない社会にはブッダの智慧にもとづいた正しい教えが有効でしょう
現代社会の中で、日本古来からの伝統ある仏教を断片的に見ていく事だけでは限界が出てきました
やはり最も古く原点に近いブッダの教えが説かれている『原始仏典』基本に戻る事は大切です
そういった所からこの『大念処経』を強くお勧めしています

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