先天性巨大結腸症/ヒルシュスプルング病とは?
に関する、わかりやすい説明を見つけたので、記載します。
(※大腸は結腸と同じ意味と思って下さい。)
1)ヒルシュスプルング病の名前は
1886年に、デンマークの内科医ハラルド・ヒルシュスプルングによって報告され、同氏が研究を続けた事により、同氏の名前がつけられた。
2)大腸(=結腸)は長さ1.6mほどの管で、小腸の次にある盲腸から始まり、上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸、直腸からなりますが、蠕動運動によって、内容物を直腸へと送ります。
先天性巨大結腸症とは、腸の蠕動運動を起こす神経が生まれつき欠如しているために、便が下りてきても蠕動運動をして肛門から排出する一連の動きが起きない病気です。
生後24時間を経過しても、便が排出されません。そのため、便が結腸部分に溜まって、結腸が大きくなってしまいます。浣腸をすると、溜まっていた便が一気に出てきます。嘔吐や腹部膨満もみられます。
無神経節がごく短いタイプなら、時おり浣腸をするだけで生活を続けられるケースもあります。
また、とっても短いタイプのヒルシュスプルング病なら、便が貯まっても自力で出せる場合も有るため、大人の人でも、酷い便秘の人の中には隠れヒルシュの人もいる可能性もあります。
3)治療法は、まず腸壁の病理検査を行い、腸管の神経節細胞がないことを確認します。診断が確定したら腸の洗浄を行って、一時的に人工肛門をつくります。その後、神経節細胞のない腸を摘出して、正常な腸管と肛門をつなぐ手術を行います。
4)ヒルシュスプルング病の種類
とても短いタイプから、とても長く、無神経節が小腸にまで達するケースも稀にあります。
イ)正常な小腸と結腸(=大腸)
ロ)短いタイプ=短域無神経節症(全体の80%)
直腸とS状結腸の部分に神経細胞がない
ハ)長いタイプ= 長域無神経節症(12%)
S状結腸を越えて結腸(大腸の一部)に神経細胞がない
ニ)とても長いタイプ= 全結腸無神経節症(5%)
全結腸と小腸の一部に神経細胞がない
ホ)広範囲に及ぶタイプ=広範囲無神経節症(3.5%)
小腸の口側まで神経細胞がない
リング君は全結腸型だけど、小腸の全域には神経が有るタイプなので、上の(ニ)に近いタイプです。
五千人に1人の割合のヒルシュスプルング病の中でも、5%位の珍しいタイプ。
10万人に1人という事なのかな。
。。。絶句ですね。。。
に関する、わかりやすい説明を見つけたので、記載します。
(※大腸は結腸と同じ意味と思って下さい。)
1)ヒルシュスプルング病の名前は
1886年に、デンマークの内科医ハラルド・ヒルシュスプルングによって報告され、同氏が研究を続けた事により、同氏の名前がつけられた。
2)大腸(=結腸)は長さ1.6mほどの管で、小腸の次にある盲腸から始まり、上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸、直腸からなりますが、蠕動運動によって、内容物を直腸へと送ります。
先天性巨大結腸症とは、腸の蠕動運動を起こす神経が生まれつき欠如しているために、便が下りてきても蠕動運動をして肛門から排出する一連の動きが起きない病気です。
生後24時間を経過しても、便が排出されません。そのため、便が結腸部分に溜まって、結腸が大きくなってしまいます。浣腸をすると、溜まっていた便が一気に出てきます。嘔吐や腹部膨満もみられます。
無神経節がごく短いタイプなら、時おり浣腸をするだけで生活を続けられるケースもあります。
また、とっても短いタイプのヒルシュスプルング病なら、便が貯まっても自力で出せる場合も有るため、大人の人でも、酷い便秘の人の中には隠れヒルシュの人もいる可能性もあります。
3)治療法は、まず腸壁の病理検査を行い、腸管の神経節細胞がないことを確認します。診断が確定したら腸の洗浄を行って、一時的に人工肛門をつくります。その後、神経節細胞のない腸を摘出して、正常な腸管と肛門をつなぐ手術を行います。
4)ヒルシュスプルング病の種類
とても短いタイプから、とても長く、無神経節が小腸にまで達するケースも稀にあります。
イ)正常な小腸と結腸(=大腸)
ロ)短いタイプ=短域無神経節症(全体の80%)
直腸とS状結腸の部分に神経細胞がない
ハ)長いタイプ= 長域無神経節症(12%)
S状結腸を越えて結腸(大腸の一部)に神経細胞がない
ニ)とても長いタイプ= 全結腸無神経節症(5%)
全結腸と小腸の一部に神経細胞がない
ホ)広範囲に及ぶタイプ=広範囲無神経節症(3.5%)
小腸の口側まで神経細胞がない
リング君は全結腸型だけど、小腸の全域には神経が有るタイプなので、上の(ニ)に近いタイプです。
五千人に1人の割合のヒルシュスプルング病の中でも、5%位の珍しいタイプ。
10万人に1人という事なのかな。
。。。絶句ですね。。。