明かりの消えた病室で
私ははじめて自分のベッドに
横になってみた。
仰向けになると、真正面に
天井が見える。
静寂のなか、自分の置かれた状況が
一瞬わからなくなった。
ー私はいったい何をしているのだろう。
どうしてここで寝ているのか。
病気・・・ではない。
夢・・・でもない。
不思議な感覚に陥り、夢と現実の間を
彷徨っていた気がする。
ふと横を向くと携帯電話が目に入った。
私はおもむろにそれを手に取り
かずにメールを送った。
〈かわりない?〉
〈別に〉
やはり、現実なのだ・・・
私ははじめて自分のベッドに
横になってみた。
仰向けになると、真正面に
天井が見える。
静寂のなか、自分の置かれた状況が
一瞬わからなくなった。
ー私はいったい何をしているのだろう。
どうしてここで寝ているのか。
病気・・・ではない。
夢・・・でもない。
不思議な感覚に陥り、夢と現実の間を
彷徨っていた気がする。
ふと横を向くと携帯電話が目に入った。
私はおもむろにそれを手に取り
かずにメールを送った。
〈かわりない?〉
〈別に〉
やはり、現実なのだ・・・