お土産写真シリーズ、第13弾その1。
高野山は山全体がお寺。
連泊しないと見て回れない広さ。
✕金剛峯寺
1593年(文禄2)に豊臣秀吉が母の菩提のために建立した青厳寺。
1869年(明治2)、西隣の興山寺と合体して金剛峯寺になった。
正門を大手を振って出入りできるのは、昔は天皇・皇族、高野山の重職だけ。
ペーペーは右にある小さなくぐり戸からだったらしい。
総延長202mもある檜皮葺のかご塀(竹などを籠の目のように組み合わせて造った垣根)。
南面は1862年(文久2)築、西面は一時代前のものだとか。
東門も正門も、敷居が脱着式になってる。
天皇さんは輿のまま入ったのかも。
石段は馬の歩幅になってるとか。
主殿は1863年(文久3)に再建された書院造り。
屋根の上に火災に備えた天水桶がある。
梯子をのぼり、鎖を伝って駆け上がり、水を撒いて檜皮葺の屋根を湿らせるんだとか。
右が正門を通ってきた人が入る大玄関。
左が高野山の上位の僧が入る小玄関。
ペーペーは裏口から入ってたらしい。
1595年(文禄4)、秀吉の不興をかった豊臣秀次が柳の間で自刃した。
1864年(元治1)に再建された、袴腰付入母屋造りの鐘楼。