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おでかけのーと

城跡めぐり、ガーデニング、編物。

おしべ・めしべ

2021-08-01 | 庭/★

葉の部分がガクになり、ガクが花びらに、花びらがおしべ・めしべへと進化。
 
更に、おしべが花びらに変化して、八重咲きになってるらしい。
 


花の4要素=めしべ、おしべ、花びら、がく
4つ全てそろってるもの「完全花」、そろってないもの「不完全花」
基本めしべはセンターに1つ、下のぷっくりが実になる。
花粉をつけて周りにいるのが、おしべ。

おしべ・めしべ両方ある「両性花」、片方だけ「単性花」

2019.6.9、1号が学校からオモチャカボチャ(ウリ科)の苗をもらってきた。
夏休みの宿題になるとか言ってたから、いちおう写真を撮っておく。

6.16、知らない間に花が咲いてた。
最初に咲くのはお花。
株が大きくなり葉が茂ってくると、め花も咲くらしい。 
め花には下にふくらみが付いてるので見分けられる。
自家受粉を嫌うお花は多く、めしべが長く伸びて、同じ花びらの中にいるおしべの花粉がつきにくいようにしたり。
おしべとめしべの成熟期をずらしたり。
お花とめ花を分けたりしてる。「単性花」
お株とめ株を分ける種類もあったり。
 
6.23、ぷっくり発見。
 
9月に収穫し、ハロウィンの模様を描かれる。

2020.10、咲いてるとこ発見。
   

ハナニラは当然、種でも増える。
おしべの先に花粉が入った葯がついてて、めしべの先に花粉を受ける柱頭がある。
受粉すると花粉から細い管(花粉管)が、めしべの根元にある子房へ伸びていく。
花粉管の中で花粉核から2つの精核ができ、胚珠の中にある卵細胞&中心核と合体(受精)し新しい細胞を作る。
細胞分裂を繰り返して、卵細胞は胚に、中心核は胚乳になる。
種が成熟していくと、子房や花托などが種を包み込むように肥ったり(ビワやスイカ)、種を乗せて肥ったり(イチゴ)して果実に。

葯が1つ下に落ちてしまってるけど、なんでか長いのが4つ、短いのが2つある。(四強雄蕊)
二強雄蕊=長いの2本、短いの2本。
集葯雄蕊=葯が合体して筒状になってる。キク科やキキョウ科。
単体雄蕊=花糸の下部が合体して筒状になってる。アオイ科やツバキ科。
2体雄蕊=9本の花糸が合体し、1本だけ独立してる。マメ科。
花糸が合体して3組のものや5組のものもある。
 
めしべの先っちょは3裂してる。(3つあったのが合体した名残らしい)
子房を切ると3つの部屋があって、種になる胚珠がいっぱい。
胚珠が入れ物に入ってるので被子植物
子房がガクの内側にある、チューリップやハナニラはユリ科。
ヒガンバナ科のスイセンは、ガクの外側にぷっくりがついてる。

花びらが6枚に見えるけど、外の3枚はガクらしい。
蕾は緑色のガクに包まれてるけど、花びら色に変化する。
チューリップやユリも緑の蕾に色がついて花びらしてる。