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屍鬼 第悼と弑魑話

2010年12月09日 | 屍鬼
屍鬼を狩ることを決めた尾崎、答えを出せなかった静信、ついに二人が完全に決別する時が…!!


てなわけで、どっちつかずだった静信がついに屍鬼側に付くことを決めた回でした。
これは断定してもいいのかな?
とりあえず自らの足で沙子に会いには行ってるけど…話をしに行っただけ?
だけどそう決断させたのは徹とかおりかな。
まず徹は人間を襲わずにはいられないことと、本当は殺したくないと屍鬼も思っているということを教え、そしてかおりは死にたくないと訴える人間として静信に接触させたんだろうな。
もちろん登場人物である彼らはそんな計算はなくて純粋に罪の意識に苛まれてたり、死を目前にして怯えてたりするだけなんですけども。
殺したくなかったという徹の懺悔を聞いて思い出した沙子の“特別に酷い死は無い”“死はすべてのものに平等である”という言葉を思い出した静信。
この時に沙子の言うことに納得しちゃったのかも。
そしてかおりに「いつ死んでもいいと投げ出して構わないほど安い命など無い」と慰めた静信。
自殺未遂をし、屍鬼を擁護している自分がそんなことを言っていいのか…と思った静信は沙子のもとを訪ねる。
静信は理解したつもりでも本質は分かってなかったんじゃないかと感じたのかもしれない、だから屍鬼になってみて屍鬼の立場でものを考えようとしたのかも?
あと父親が屍鬼になりたいと望んだことを知ったのや寺の関係者が死んだのも関係してるのかも。
自分の周囲にも屍鬼の手が及んでることに気付いての行動かもしれないな。

それにしてもかおりの変わり様は結構ショックだった。
田舎の子らしくあか抜けてなくて可愛かったのに、凄く追い詰められてて痛々しかった。
中学生が自分で自分の墓穴を掘って戒名をくれってさ…。
それから前から思ってたけど静信のお母さんが若くて美人すぎるよね。

夏野を尾行している辰巳…ということは起き上がってるのもバレてるし、尾崎と協力してることもバレてるんじゃないだろうか。
そしてドライブインのお婆さん、尾崎医院関係者では清美が攫われ、律子が咬まれてしまいました。
さらに犠牲者が増え尾崎はいつまで我慢すればいいのか…焦れる尾崎のもとへ桐敷千鶴が現れる。
村の異変を感じながら好転することを待つだけの村人、真相を知ったのに動き出さない村人、自分で考えて行動しようとしない人々に絶望し村が滅びるのを見たいからまだ死にたくないと言う尾崎医師。
その言動を気に入った千鶴は好きな男はすぐに咬むことにしていると尾崎を咬むのだった。

尾崎は村に絶望したと言っても屍鬼を滅ぼすことは諦めていないはず。
一度咬まれただけでは死なないと踏んでの発言だったのかな。
徹が特に命令を与えてなかったせいかもしれないけど、夏野だって抵抗してたし、抵抗出来るのかも。
ただ今は言うことを聞いてるふりをしてるのかな、と思った。
操られてるふりをして情報を引き出そうとしてるのかも。
たとえば夏野を信用しても良いのか、現在屍鬼は何人いるのか、正志郎のように協力するものが他にもいるのか、とか。
残念ながら、どうやったら倒せるのかは知ってるもんな…。


次回、夏野のお父さんが鬼気迫る人に変貌してました。
怖っ!!前回の奈緒さん並に怖っ!!
しかし…あれは辰巳が刺されてるのかな?



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