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おおきく振りかぶって 第8話「5回戦」

2010年05月22日 | おおきく振りかぶって
ついに始まった美丞大狭山戦。
いきなり先制点を取られてしまい…


美丞大狭山の選手の球の見送り方や打たれたことに動揺する阿部の様子がよく分かって面白かった。
何かがおかしいけど何がおかしいのか分からない。
だけどサインを出さないと投手が困るという阿部の焦りや戸惑いを感じることが出来ました。
これは阿部が三橋に投球内容を相談することもなく、ベンチに戻っても監督と話してるのを見ても、マウンドとホームには投手と捕手しかいないのに、投手とは相談してなかったんだという寂しさがあるのです。
投球内容を考えるのは主に捕手だけど、投手は嫌だったら首を振る、これが二人で組み立てる投球内容のはず。
阿部も三橋も現時点では、感じてないだろうけど寂しいと思うんですよね。
モモカンもベンチからサインを出そうかと提案したのは、阿部一人に任せていたこと、三橋が捕手の言うままに投げていたことに気付いていなかったこと、4点も先制されたこと、と色々あったことによって多少なりとも焦った結果言ってしまったのではと思います。
ボールから入るのが阿部の癖と言ったのもそうなんじゃないかな。

一方、美丞大狭山の捕手倉田も何か問題を抱えてるようです。
もう一人の正捕手候補だった宮田は良い奴だから呂佳さんは俺を選んだ。
矢野が塁上で危険なプレーをしたら、その場で監督に下ろすように進言するや、泥を塗るなと言った。
スタンドにいる呂佳を見上げ、まだ“合図”はない、点差があれば野球をしていられる。
これらのことから倉田の苦悩が分かるような気がします。

そして今回もあります!田島の格好良いところ!!
相手の守備位置の隙を突くバッティングをします。
美丞大狭山が西浦を研究してきていることに気付いたモモカンの指示と花井に田島がそれに気付いていたらしいことを知らされた時の泉の悔しそうな顔を見せたところが好き。
皆、入学当初ならともかく今は田島が凄いことは知っていると思います。
それでも事あるごとに見せられる田島の実力に驚いているところから具体的には分かっていなんじゃないかなと思うのです。
独自に考えたリラックス法で笑い合ったり一緒にお弁当を突いたりしている時には気付かない対等な関係が明確な差を示された時に悔しさが出たんじゃないかな。
もちろん悔しさがあるのは良い事で凄いなぁーって感嘆するだけだと成長が無いと思うのです。
だから酷なようですが花井、泉(例外で捕手だから阿部も)以外の選手は「俺も頑張るぞ」という思いはあっても「くっそー!」とは思わない、だから田島に届こうと思っていないと感じるのです。
そこそことしての打者ならいいんじゃない?っていうレベルに留まるような気さえするのです。
もちろんこの試合までなので今後は分かりませんが…。
えーと、田島の活躍の話からちょっと逸れました。
残念だったのは相当上手いらしいという感想から本当に上手いと倉田が驚くところと、守備の隙を突く技術があるのは田島くらいかとモモカンが判断するシーンがカットされていたことです。
モモカンの言葉はひょっとしたら次回以降に挿んでくるかも?

バッテリーの話とかしようと思ってたけど前回が自分でも引くぐらい長文になってたので今回は控えます。
私の感想で重要なのは田島が格好良いかどうかだということだけ知って頂けたら十分です、はい。
あと9組トリオは仲良しで和むので今回は幸せでした。


次回「研究されてる」



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