宇宙兄弟 #03 「有利な男と走る女医」

ヒビトの兄という僻みが向けられるだろうことは想定内。
疑問なのはムックに話し掛けてきた若者2人は本当に僻んでいたのか、こういう目で見る人もいるけど僕らは違うよアピールなのか、一緒に頑張りましょうね！だったのか…。
個人的には本当に良きライバルであってくれた方が嬉しいんだけどなぁ。

連日繰り返される体力測定で一番になれないムッタは落ち込むんだけど、それを引きずらないのも良い。
試験に有利ですよねって笑われた時も（しまった!その手があったか!!）とヒビトの兄という立場を利用してやれと思っていたのに不正を全く考えてないのも良い。
そして展示されている宇宙服を覗きこんで映り込んだ自分の顔を見たら宇宙飛行士に見えるかも？と行動に移す子どもっぽいところがあるのも良いね。
そんなムッタが今回一番張り切ったのが肺活量測定。
トランペットを吹いていたムッタはこれが得意だったんだね。
シャロンさんはこんな試験があることは見越してなかったと思うけど、幼少期の経験が全て身についてると思えば何も無駄なことは無いんだなぁと思えますね。

ムッタの奇行？を偶然見たせりか。
内心めっちゃ恥ずかしぃぃ!!ってなってるのに無表情で振り返ったムッタに盛大に笑った。
ムッタの恥ずかしい内心には全く関心なしで、せりかは過去に父親も同じ行動をとっていたことを思い出した。
口振りからして亡くなってるんだろうな…という感じではありますが、父親のことが大好きだという感じが滲み出てて凄く温かくなった。
食べたものをメモしてるのは趣味なのか、宇宙飛行士になるためなのか、分からないけど何となく可愛いと好感を持った。
翌日に父親を思い出して同じ行動を取ったところをムッタとケンジに見られたせりか。
元々好意を見せていたムッタだけど、今回の件でせりかもムッタに好印象だったのは間違いないですね。
しかし、この二人は恋人になってもいいような気がするけど、どこか良いライバルというか戦友の方がしっくりくるような…。
見続けていたら変わるかもしれないけど。


次回「日々人の隣」