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刀語 第7話「悪刀・鐚」

2010年08月07日 | アニメ
始まっていきなり七実無双で始まった今回。
相手の技を一目見ただけで会得してしまう七実はまさに最強なのでは…。
その彼女が変体刀の一つ悪刀を手に入れてしまった。

どの作品でも最強が望むのは自分に匹敵する、自分を倒せるほどの強敵の存在。
もしくは殺して欲しいというのが定番ですよね。
七実も例に漏れず殺して欲しいと思っていたようです。
しかも“死”に対する考え方に、ある意味特別な意味を持っていた様子。
前回までの旅で七花が人間的に成長したと思ったことは七実にとっては退化だった。
そして今までの七花であれば七実の望み通り対峙して、(実際敵うかどうかはともかく)あっさり倒していたのではないでしょうか。
しかし今回、七花は躊躇いを見せた上で奥義の欠点を克服し結果的に七実の望み通り死を与えることになった。

驚くべきは七実が技を会得していたのは様々な技を取り入れることによって弱体化を図っていたということ。
普通強くなるものだと思うんだけど…これを視覚的に分かりやすくすると技が多くて重くなるって感じ?
そして七実最大の身体的特徴である体の弱さ。
真庭蝶々たちを倒した時に、体が弱いのにあんなに動けないだろ…といったツッコミは実はあれで力を抑えていたというのです。
今回の対決で全力を出し体の限界を迎え、さらに七花の欠点を克服した技を受け死んだ七実。

望んでいたことだけど、殺すことは回避出来なかったのだろうか。
七花の力を見せ、いつでも七実を殺すことが出来ると示せば島で待っててということも出来たんじゃないだろうか。
現時点では欠点を克服しただけで七実の体の弱さに助けられた部分もあり、つまり七花は七実以上の力を見せられなかったんじゃないかと思っています。
一歩も退かない態度を示した七実に対し力及ばず殺すしかなかったのかな、と。

ところで七花がとがめの髪を切られて激昂したのは、ちょっと理解出来ないんだけど…髪は女の命ということ以外に何かある?
髪で済んだけど、とがめを殺すつもりだったな!?という怒りなら分かるんだけど。

それから何気に否定姫と右衛門左衛門が気になる。
否定姫の腹心っぽく否定の言葉で話す右衛門左衛門だけど、否定姫と話す時は否定していないところが好き。
…たぶん否定してなかったと思うんだけど、否定してたらゴメン。
それからゲーム画面っぽかったイントロが面白かったのと今回は今までで一番原作絵に近かいなと思った。
特に原作絵に近いところが今回の話にかけるスタッフの気持ちが表れてる気がするな。
ED後の子どもの頃の姉弟の絵とか…!!


次回「微刀・釵」



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