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東京ごはんブログ くう・よむ・つくる日記

毎日の食事、それ本当においしいですか?…と思い巡らすことから始まった、本を片手に台所へ向かう、レシピもありのフードブログ

新装オープン高島屋には菊乃井があった。

2007-04-29 12:57:38 | お茶漬け・ふりかけ
たまたま新宿に行ったら、高島屋がリニューアルだというので
ちょっと寄ってみた。
新宿高島屋の地下のフードフロアには、時々立ち寄っていたが、
目的は主にアンジェリーナのモンブランと生鮮食料品だった。
行ってみると、生鮮食料品のコーナーはそれほど変わっていないし、
タイムサービスの打ち方もほとんど同じ印象。
便利に利用していた方は、ホッとしてくださいという感じ。

ここの野菜コーナーがおもしろいなあと思うのは、
スーパーなどではあまりポピュラーでない食材(たとえば香菜)を、
たいへんポピュラーな食材(たとえばホウレンソウ)などと
一緒の格付けで売ってるところ。そしてどうしたわけか、
比較するとその珍しいものはスーパーよりかえって安い。


◆花わさび大盛りの新装オープンの新宿高島屋さん

昨日も花わさびが山積みされていた。信州産。
ちなみに、花わさび、葉わさびの季節は
根、すなわちいわゆるわさびのほうは、若干味が落ちるのだそうだ。
その実勢価格の影響か、りっぱなわさびが500円で、
別のかごにこれまたいっぱい展示されている。
というわけで、私は刺身といっしょに、わさびの根のほうを買いました。

で、今半さん、菊乃井さんといったお店がいろいろ
オープンしていましたが、
菊乃井さんは食器類がいろいろディスプレイされていて、
特に土鍋(18,000円)が、一人暮らしの雑炊なんぞにゃ
ぴったり、って感じ。
で、ふりかけを売ってました。菊乃井のふりかけ。
ふりかけというものがとても気になる昨今でございまして。

お茶漬けとふりかけはどこが違うんだろう?

2007-04-25 13:05:08 | お茶漬け・ふりかけ
そう思ってググってみたら、
お茶漬け海苔の「お湯なし」というのはすでに一派をなしていた!
小鳥ピヨピヨさんのブログをどうぞ!

私はどちらかというと、お茶漬け海苔の一袋では塩辛すぎるので、
お湯のほうを増量する傾向です。
袋の中身を全部あけずに、少なめの二杯目で、残りを開ける感じ。

どっちのタイプが多いのかは微妙なとこだけど、
このようなお茶漬けに遭遇すると、
もしかして私のような人のほうが多いかも、と察される。

◆家族が“ホッとする”、“秘密”のある「お茶漬け海苔」

  ムラなくムダなくかけられる!
  抹茶塩に秘密あり 詳しくは裏面へ!

ななな、なぬ~う?
なんと秘密めかしたこのキャッチ・コピー、
秘密ありという「抹茶塩」って、“あれのこと?”

そう、ふりかけとお茶漬け、一体どこが違うのかというと、
ふりかけには、お茶漬けに入っているあの緑色の粉末がない!
そしてそれは「抹茶塩」と呼ばれているらしい、っていうわけなんです。
(こりゃどうしたって業界用語!?)

そうだよ、“違い”はこれ、「抹茶塩」が違うんだよ。
ちなみにこの商品、
(どうして「ホッとする家族の」なのかというと、)
袋の中が小袋に分かれていないのです。
中身がざあーっと出てくると、ちょっとした感慨。
でも不思議なことに、ふりかけはほとんどこっちのスタイルですよね。
小袋ふりかけのほうが最近でてきたようなわけで。

で、袋の中身は海苔、あられ、抹茶塩、以上。
そして、原材料名の表示を見ると、
食塩、あられ、砂糖、海苔、抹茶、昆布粉、魚介エキス、調味料(アミノ酸等)。
すると、抹茶塩の中身は
食塩、砂糖、抹茶、昆布粉、魚介エキス、調味料(アミノ酸等)
というわけで、お茶漬けのノウハウはほとんど
この「抹茶塩」に秘められているといっても過言ではないでしょう。

そう、パッケージの裏面を見れば書いてありますとも!

  秘密は大粒抹茶塩

味のもとになる粉末を大粒に固めたところが、新開発のようです。

で、自分で作る場合はやはり、
だしをとるものを粉末にするのがてっとり早い。
つまりかつお節とか、いりことか、昆布なんかですね。
あとは案外塩味をきつくしたほうが満足感がありそうなのと、
ついでに、塩にこだわるのも面白そうですね。

お茶漬け的即席のワザを使おう。

2007-04-16 21:49:36 | お茶漬け・ふりかけ
最近、高田馬場の駅中に「だし茶漬け」のお店があったり、
新橋の大通りに面しておにぎりのイートインがあったりする。
これらはなんというかスロー&ファースト・フードって、
ちょっと無理みたいな名前で呼ぶのがいいのかもしれない。

以前、原宿のラフォーレのある交差点の近くに、
ランチで、たいへんきちんとした和食の定食を出す店があった。
そこの定番が、じゃこめし。
じゃこに青じそを細く細く切ったものをのせたごはん。
寿司飯にせず、しょうゆもかけない。
素材にこだわれば、これに汁があるくらいでも、
十分、幸せな満腹感が味わえると思う。

そこへいくとお茶漬けのほうが準備が必要なんだなあ~、
と知ったのが、とある取材の時だった。
それまでは、なんとなくお茶漬けといえば
永谷園のお茶漬けというものが定番としてあって、
これに勝るものを自分では作れないでいたわけだ。

インスタントのお茶漬けはなにも塩味だけではなくて
いろいろなエキスの要素が入っている。
自分が作る場合は、これを何でとるかを考えないと、
基本の味がなくて、薬味ばっかりになってしまう。

作るのを見せていただいたお茶漬けでは、
漬けにした刺身を並べて、そこにお茶をかけることで、
魚から染み出た味を出汁にしていた。

このように出汁が決まれば、あとは好きな薬味を好きなだけ。
しかも材料をずらっと並べておけば、さらさらと何杯でも食べられそう。
ご飯の量にさえ注意していれば、カロリーもさほど高くもないですし、
刺身のほうをリッチにしていけば、夕食としても悪くない。

●何も考えないじゃこ飯
[ざっと材料]
・じゃこ
・大葉の千切り
・ご飯

こういう「素食」の日を作ると、
胃も休まるのではないかと思います。