Richard's Blog

リチャードの雑記帳

南九州―2 鹿児島その2

2011-08-30 23:42:04 | 国内旅行
                         (南九州ツアーインデックス

ツアー二日目。指宿のホテルで朝食はバイキングではなく、普通の和食の朝食でした。

朝食後、8時に指宿のホテルを出発。




今回もバスガイドさん手作りの地図がバスの前に貼られています。












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二日目の観光地、最初にやってきたのが、長崎鼻。
鹿児島県指宿市、薩摩半島の最南端にある風光明媚な岬です。霧島屋久国立公園にも指定されています。
見えている山は開聞岳。富士山に似ているので、薩摩富士と呼ばれて現地の人に愛されています。山の山頂部が雲に隠れていますが、雲がないと円錐形の曲線が美しい山です。標高は924m。

岬の突端には灯台があります。
灯台の解説が書いてありました。
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美しいフォルムです。






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灯台の近くから見る海岸線と開聞岳。なかなか雲がどきません。







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長崎鼻に神社があります。
その名も竜宮神社。竜宮城のようなメルヘンチックな建物です。
このあたりは、浦島太郎伝説地の一つとされ、付近の海岸には海ガメが産卵に上陸する砂浜もあります。竜宮神社の神様は海の神で、航海関係者や漁業関係者の信仰を集めています。 御祭神は、豊玉姫命(とよたまひめのみこと・乙姫様)です。「浦島太郎伝説」の乙姫様を、「山幸彦・海幸彦神話」の豊玉姫になぞらえ、御祭神としています。






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長崎花の散策を終えて次の観光地に向かう途中、屋久杉の加工工場兼販売所に立ち寄りました。ここで簡単な説明と名人の技を見学しました。
一本の材料から首に輪をかけたこけし人形を作る技。首にかける輪も同時に削って作ってしまう技はさすがでした。





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世界一大きな屋久杉のこぶ。
推定樹齢4500年。強風や寒暖の差が激しい自然条件の影響によりできたキズに木の繊維が複雑に交錯し木の表面にこぶを形成。






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移動の途中にバスガイドさんからの説明でロケットが見えると。車窓から見上げるとロケットが見えました。鹿児島県鹿児島市平川町にある錦江湾公園。中腹にあるロケット広場にH-IIロケットの実物大模型が設置されています。

そして、次にさつま揚げの製造工場兼販売所に立ち寄り。





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薩摩庵七つ島工場の入口。中に入ると係の人が概要を説明してくれ、作りたてのさつま揚げの試食と無料のお茶を頂きました。







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11時10分、七ツ島サンライフパーク鹿児島物産店があるところで早めの昼食となりました。
鹿児島名物黒豚のしゃぶ、さつま揚げ、かつおなど、おいしく頂きました。









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昼食後、鹿児島港からフェリーで桜島に渡ります。今回もパスに乗ったままフェリーに入ります。海の向こうには桜島が待っています。







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桜島から到着したフェリー。
なかなか良い景色で絵になります。








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桜島に向けてフェリーが出航。約15分で着いてしまいます。

桜島に近づきました。
桜島の山も山頂の雲が外れて山容が良くわかります。
左から北岳、中岳、南岳と連なっています。






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桜島に到着しフェリーを降ります。降りた後、桜島の周りを回る道路を進みました。まだこの時点では南岳の噴煙はありません。





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周回道路の途中には、ところどころに写真左のような、コンクリート製の避難壕が設置されていて、南岳の噴火で噴石が降って来た時に避難するようです。

右は途中休憩で立ち寄った櫻島内にある有村溶岩展望所。この一帯に溶岩がたくさん見られました。





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有村溶岩展望所から見る桜島(御岳)。






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桜島に入る時はフェリーで海を渡りましたが、反対側は過去の噴火で陸続きとなっているので、そのまま道路を走って桜島を抜けました。

バスガイドさんの説明で、鹿児島市では一定以上の降灰が確認されると役所から家庭に克灰袋が配布される。家庭では降灰を克灰袋にいれ降灰指定置き場に置くと役所が回収するという。
とにかく桜島と周辺の住民は昔から降灰に頭をいため、気の毒である。

そして、克灰袋の説明をしている時に、バスガイドさんが気がついて案内してくれましたが、みんな一斉に後ろを振り返ると、先ほどまで見られなかった南岳から噴煙が上がっているのが見えました。

いつ噴火するかわからない桜島。また降灰が落ちてくるようでした。


二日目の後半に続く

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