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ローリング サンダー レビュー

日記みたいなもの。音楽とか、とりとめもなく...

備忘録

2013年06月11日 | 日記
閉鎖されていたあの林道が再開したようだ。

あそこへ毎週末のように通い、誰もいない川辺で、一人で焚火して飯炊いてランタンを灯して
ボケッと酒飲んで、眠り、朝、ボケッとコヒーを淹れ、タバコに火を点け、撤収して帰ってくる。
そんな夏だった。あれは何年前の夏だったのか。
あそこの下流で大事故が起きたのは、通わなくなってから間もないことだったから、
あれから14年も経ったのだと、いま調べてみて分かった。

数年前の9月の土曜、深夜にふと思い立って豪雨の東名高速を飛ばし、あそこへ行ってみた。
真っ暗闇へと続く林道の入り口に看板が立っていた。土砂降りに叩きつけられヘッドライトに
照らされているそれを見た。閉鎖したことが書かれていた。
えっ?という気持ち半分、ああやはり、という気持ち半分、何とも言いがたい光景だった。

自分のように指定キャンプ地やキャンプ場を好まない人間が、初めての土地で野宿するとき、
その地を選ぶ基準は何か?
自分の場合は、理屈をつければ色々あるが、結局、そこが祝福された場所だと感じられるか否か、
それだけ。だから、あそこは未だに腑に落ちないのだが、久しぶりに行ってみるか。

選挙

2012年12月16日 | 日記
猫も杓子も選挙選挙ってうるせーんだよ。
寧ろ性懲りもなく何時まで経ってもバカみてーに投票しに行くから碌でもない事になるんじゃねーのか。
俺は生まれてこのかた投票なんてしたことねーし今後も絶対しねーぞ。
四の五の言ってる暇があったら黙ってテメーの事を反省した方が宜しいんじゃねーのかと思うような奴らが
選挙選挙って又すぐ流行りに乗って判ったような意味不明の能書きを垂れ流しているのを見ると反吐がでる。
たった一人で孤独で楽しいことなんかありゃしない苦しい苦しいカネにもならない誰も判っちゃくれない仕事を
命がけでやる覚悟すら無いような奴らが、四六時中楽しかったーとか逆に自分の苦労話や不平不満を垂れ流して
選挙選挙と大騒ぎしてるってのは、一体何なんだよ、気違い沙汰だぜ。

小菅村

2012年09月17日 | 日記
奥多摩の温泉といえば相当昔からここが好きだ。
ここは小高い開けたところにあって何とも長閑なのが奥多摩の温泉では珍しいと思う。
そのかわり川の潺は聞こえないが。

今回ドライブはクラシックばかり聴きまくっていたのだがトロイメライが流れてきて、はたと思った。
ガース・ハドソンのlittle Islandはこれじゃないかと。
違うかな? そんなことはどうでもいいか。どちらもとてもよい。




欽ちゃんの初恋

2012年08月26日 | 日記
さっき何となくつけたテレビでやっていたのだが、いいドラマというかドキュメンタリーだった。
炎天下の日曜の昼から一々ホロッときてしまった。録画すりゃよかった。NHKオンデマンド入るか。

で、このドラマ見たら、知らず知らずのうちにこれが聴きたくなった。
久々に聴いたが、ああー、もー、いやー、いいなあ。倉庫に眠ってるレコード取りに行こう。




造反

2012年07月03日 | 日記
小沢元代表と支持グループの総勢50人が民主党から離党した。新党結成へ向け
動く考えを示した由。
離党者が50人揃ったことによって、参院で多数を占める、社民党、共産党、
みんなの党、といった消費増税先行の強行採決に反対する野党と連携すれば、
内閣不信任案を提出できる頭数が揃い、それを可決させられるかもしれない、
という可能性が出てくる由。これは、先週の「朝まで生テレビ!」の放送での、
東京新聞・中日新聞論説副主幹の長谷川氏の話の受け売りだが、そこが小沢
元代表はじめ離党組の意図でシナリオなら、何が何でも消費増税先行強行
採決の阻止と脱原発を進めて欲しい。
というか、それを実現できなかったら、世が世なら切腹もんだが、その位の
覚悟と勝算があって皆さん離党したんだろうな、期待してますよ、とは言わ
ないが、絶対に実現しなさいよ、と、今日この時点ではそういう感想を
持った。明日以降この感想がどう変わるか変わらないか、未だ判らんし、
造反という言葉はおどろおどろしいし小沢氏にもそんなイメージがあるが。


レボン・ヘルム

2011年09月16日 | 日記
いま日テレで放映しているワケ判らん映画「ザ・シューター」をぼけっと
眺めていたらレボン・ヘルムが出ていた。
吹き替え音声ではレボンだと確信ない程、普通の祖父さんに見えたが、
元音声に切り替えて声を聞いたら、やはりレボンだった。

んー、久しぶりに「ライト・スタッフ」でも見るか。

漸く夏休みが取れたのに来週末頃までずっと台風じゃねえか。あああー

Calvary - Levon Helm


スパコン

2011年06月20日 | 日記
おおおーっ、日本のスパコンが、計算速度世界ランキングで1位になったそうだ。

2位で中国製のスパコンの3倍を超えるダントツの性能だと。中国製の3倍だ、3倍。

素晴らしい。まだまだ日本が世界に互して勝てるものが有るじゃないか。

オレの仕事はITとかコンピューターとか略関係無い業種だが、もう素直に嬉しい。

これから日本はガラッと変わるぞ。

月並みだが次は自然エネルギー利用の分野で世界一の国になる。

スパコンもそうだが、単に産業としてじゃなく利用する側も含めて世界一の国になれるぞ。

2011年3月11日(金) 備忘録

2011年03月28日 | 日記
午後2時過ぎ頃だったか、ふと窓の外が気になった。
曇天に大きな重い雲が幾つか在った。濁った橙色の日が急に差し込んだ。
奇妙なバランスの光景に目を奪われた。が、直ぐ我にかえった。


その揺れは、最初は、免震構造高層ビル特有の大袈裟なものに感じられた。
が、瞬く間にいつもと違うと判り、ヤバイ、ヤバイぞと思わず声を上げた。
ヘルメットを被れと声を荒げた。立って居れず転げるように机の下に潜った。

机から這い出し、窓際から外を見下ろす。
お台場の煙は何だ?煙の上がっている橋は?対岸の千葉工業地帯、火災?
柱のモニターからは、とてつもない津波の映像。
電車の止まった駅付近には人だかり。道路は徐々に渋滞。騒然とし始めた。



館内放送 「緊急連絡網で安否確認開始」「歩いて帰宅できる者は帰宅可」

- 日没 -

館内放送 「今後の帰宅は危険。会社に逗留」「非常食毛布等を支給する」

家族親族への連絡はつかない。
午後8時頃、甥っ子からの電話がつながり、全員の無事を知る。
が、私の部屋は、倒れた棚と落ちたCDと本の山で一歩も踏み入れられぬと。
父母は妹夫婦の家に避難し、もう一人の妹は外出先から帰れず避難所泊まり。
念の為に数日分の水と食料を準備するように言って、電話を切った。

部屋の復旧を土日でやるには、今晩のうちに帰宅せねば、と考え始める。
Google mapで調べると、会社から自宅まで、徒歩約24km、5時間弱と出た。
逗留すべきか、こんな時にスーツと革靴で家まで歩ききれるのか、迷う。
が、こんな時でなければ、会社から自宅まで歩くなど、有り得なかった。
誰も何をするでもなく、重い空気が満ちてきた。

午後9時半頃、「飲んで不始末を起こさぬように」と言い残し、帰宅開始。

皇居の端を抜け、桜田門で国道20号線に出た。
甲州街道に出れば、自宅までは迷いようが無かった。
だが、黙々と路上を急ぐ人の流れから、漠然とした不安が伝染してくる。

風が殆ど無いのは助かったが、未明にかけてかなり冷え込む気配がした。






麹町あたりで、朝からサンドイッチしか食ってないのを思い出す。
空腹感はなかったが、体が冷え切る前に何か食おうとコンビニに寄る。
飯になりそうなものは当然無かった。チョコ飴ナッツ等を買い鞄に詰める。
ついでにATMで現金を多めにおろす。ドラッグストアでホカロンも買う。

四谷を抜け新宿三丁目に差し掛かる辺りで、一人の外人がすれ違いざまに、
「池袋はあっちか」と聞くので、「いや違う」と90度右に腕を振ってみせた。
方角感覚が全く無いようだった。道路標識が見えたので、それを見させた。
「タクシーの方がいいか?」と聞くので「いや捕まらない、歩いて1時間だ」
と答えると、外人は来た道を返し猛烈な勢いで人混みに消えてしまった。
気になったので、明治通りまで見届けようと後を追った。
半ば走るように後を追って歩くペースが崩れたのは、後になって影響した。

携帯で西武新宿線が動き始めたのを知る。
西武新宿駅前に行ってみると人波であふれ、何時間も待ちそうに見えた。
暫く様子を伺ったが、待って凍えるより歩き続けた方が良い、と考えた。
徐々に手足が冷えてきた為、チョコレートを1箱一気に食べ尽くした。
青梅街道を西へ歩いた。環状七号線を渡った。歩き続けた。
慣れ親しんだ高円寺駅に入る道を、知らぬまに通り過ぎていた。
いつもと違う青梅街道沿いの様子に惑わされたのか、疲れが出始めたのか、
どっちにせよ、あの道を気付かず通りすぎたのは、ショックだった。
そのころから手足の凍えがきつくなり、歩みが鈍ってきた。
小さなホッカイロを握っても一向に手指の凍えは回復しなくなった。
マズイな、と思った。
青梅街道から阿佐ヶ谷駅に抜ける中杉通り沿いのデニーズを目指した。
営業していることを願った。やっていた。

午前零時過ぎ。会社を出て約3時間後、はじめて動きを止め腰を落とした。
体は冷え切っていたが暖房は効いていた。鼻水が止まらなかった。
カレーライスを一気に平らげた。チョコ一気食いの所為か急に腹が痛み出す。
疲れが毛穴じゅうから噴出するような錯覚。脚の関節の痛みに気付く。
ここで帰宅難民になれば、会社を出てきた意味が無くなると思った。





午前1時過ぎ、外に出て歩き続けることにした。

西へ歩きだすと、外は更に冷え込み、直ぐに手足は再び凍えた。
両脚の関節が強く痛む。歩が進まなくなった。
その先、石神井の辺りまで休める店は無い。阿佐ヶ谷にも戻れそうにない。
進退窮まったと思った。判断を誤った、と思った。
足を引き摺り、天沼陸橋を超え、環状八号線と青梅街道の交差点を渡った。
どうにもこうにも、脚が出なくなった。
車道に寄りタクシーを待つも、空車は全く通らなかった。
反対の上り方向の車線を見ていると、ごくまれに空車が走っていた。
反対の歩道に渡った。
午前2時過ぎ、漸く最初の空車が向かってきた。手を上げる。止まった。
Uターンは断られると思ったが、そうはならなかった。助かったと思った。
ドライバーは福島県出身だった。下りは依然渋滞していた。

午前3時過ぎ。漸く家に辿り着く。妹夫婦の家に電話する。
母が入院したと。訳が分からん。父を迎えに病院に妹の車で向かう。
家に戻り自室を見た。甥から聞いた通り壊滅に近い状態で呆然とする。
1968年、十勝沖大地震に青森で被災した時の事を思い出しながら、
取り敢えず居間の床にうずくまり、眠った。


五日市

2010年10月31日 | 日記
夕方、ドライブがてら五日市の方の温泉へ。ついでにCyber-shot DSC-TX5のテスト。
耐水、耐低温、耐衝撃、は特に珍しくもないが、広角25mmってのは珍しいか。
ここ数年くらいコンデジでも28mmが珍しくもなくなったが、25mmって…
28mmも最初は広すぎる感じだったが、25mmは流石にちょっと無駄に広すぎる気もする。
が、そのうち慣れるだろう。
それより、最近コンデジで流行りそうな裏面照射型CMOSセンサーってのはどうなのか。
高感度(高ISO)でもノイズが非常に少ない、とメーカーは言うが…
確かつい最近まで、理屈は良く分からないが、CMOSは色が出にくいだったか何かの理由で
コンデジのセンサーは略CCD一色だった気がする。

で、手持ちでほの明るい(ほの暗い)廊下でスナップを撮ってみた。
ISOは500に上がり、露出時間は1/8s。
んー、確かにノイズは少ない方だろうが、肝心の解像度がちょっと期待した程良くない。
まあ、でも高感度時の画質の良さで一世を風靡したFinePixのF10~F31fdに迫るか?
いや、いま同程度の高ISOのFinePix F10, F30シリーズの画像と見比べているが、イマイチか?
でも、F10, F30シリーズに較べると全然コンパクトだし野外で気にせず使えるから許そう。
レンズをシフトする方式の手ぶれ補正も可成り効きの良い方だと思うし。
それより、25mmもの広角で、殆ど絵が歪まないのは凄いなあ。ま、レンズが優秀というより、
ソフト的に歪みを修正しているのだろうが。
が、ソニーのコンデジの絵づくり(色味か?)は慣れないせいかどうもしっくりこないな。


山の本

2009年03月22日 | 日記
久々に読み直そうとしたが見つからないので全部買いなおした。
当分会社帰りの電車が退屈せずに済みそうだ。
1と2が特に楽しみだが、新編ってのがどうなのか。

1. 新編 山靴の音     芳野 満彦 著 (中公文庫BIBLIO)
2. 新編 風雪のビヴァーク 松濤 明 著  (ヤマケイクラシックス) 
3. 青春を山に賭けて    植村 直己 著 (文春文庫)
4. 狼は帰らず       佐瀬 稔 著  (中公文庫)
5. みんな山が好きだった  山際 淳司 著 (中公文庫)   
6. 孤高の人(上下)    新田 次郎 著 (新潮文庫)

今日は風が強い。春の嵐か。

雨と強風の二者択一なら雨が良いに決まってる。
雨に洗われる緑や石をタープの下から静かに眺めているのは、寧ろ心地よい。
晴れないで欲しいと思うことさえ良くある。夜明けも余り好きではない。

ストーミー

  

黒澤明の夢を見た

2009年03月15日 | 日記
黒澤明の夢を見たら、ゴッホ役でマーチン・スコセシが出演していた。
今まで見た黒澤作品と違い不思議な映画だが独特のスケール感はやはり凄い。
サム・ペキンパーや黒澤の映像の美しさ面白さは超大画面で見たいと思わせる。

黒澤とタケシの対談。
黒澤のポンポン蒸気の話がオモロイ。



七人の侍
真冬の砧らしい。これは芝居じゃなくスポーツだ。もしくはロックだ。



long long time

2009年02月11日 | 日記

この人、見た目は全然好きなタイプではない。
が、19才の秋、BYGでこればかり聴いていたのを思い出した。

約27年前、表参道の同潤会アパートに住んでいた。
秋の午後遅く、原宿駅方向へ坂を上がり、山手線を見下ろし緩い坂を下り、
道玄坂の喧騒を潜り抜ける。
たどり着いたBYGで涼みながら、このアルバムをリクエストする。
聴き終えて店を出ると、秋の日暮れの程よく冷えた空気に包まれる。
そうやって聞くこのアルバムのサウンドが、ただ好きだった。

オーディオには相当うるさい方だが、FENでも安定食屋の小さなAMラジオでもYouTubeでも全く関係無く、
聞こえた瞬間に震えるものは震える。
知識は全て後だし、まして本当に知りたいことなど何処にも見当たらない。

Linda Ronstadt - Long Long Time