お久しぶりです
前回の投稿から約10ヶ月
まぁこんなものでしょう
今回はコレ
京浜急行の230形です
もともと人気の高い同車ですが
みなとみらいに出来る京急新本社に復元して展示するなど
近年人気が再燃しているように思えます
模型もキットはリトルジャパン
(半)完成品も鉄コレとKATOから出ており人気が伺えるかなと
さて
模型は画像の通り鉄コレとKATOを持っていますが
当然そのまま使うつもりはなく
KATOは更新直後の姿に
鉄コレは京浜デ101系譜の3扉
クハ280にしたい構想はあります
まずはKATOから
なかなか完成度の高い同模型
とはいえ気になる部分が無いわけではなく
眺めていて気になったのはココでした
スカートが無いからこそ目立つ
そう車輪です
何が言いたいかというと
「Nゲージの車輪って狭軌みたいだよね」と
こういうことですね
コレにはいくつか理由があって
・ハイフランジ
・厚い車輪
・車輪厚さ由来の狭いバックゲージ
と
なかなか簡単には解決できなさそうだとは思いつつ
長年気になるポイントだったのです
そんな時インターネットで見つけた
ビバン模型製作所の1.3mm厚黒染ローフランジ車輪という製品
もともとこの製品はNjゲージ規格(改軌してNゲージをZゲージのレールで走らせる)を対象にしているのですが
どうやらNゲージにも使用できそうなので
注文しました
この薄くてローフランジな車輪をつければ標準軌らしくなるよね?
というのが今回のお話
うん
230形関係ないね
なので今回は第0回と称して
Nゲージにおける狭軌感の解消を230形に施工します
まずは分解
スリーブも分解していきます
外しにくい片側は
デザインナイフでこじって
外れた
さてメインはココから
車軸を抜いて嵌めないといけません
過去にかなづちでやっていろいろ失敗しているので
今回は新兵器を投入
ピニオンプーラです
モータのフライホイールを外そうと用意していた工具ですが活用しましょう
車輪をセットしてネジを回すと
ズルズルとずれていって
あっけなく抜けました
これはいい工具
車輪を完全分解したので
どうせならと新旧を比較
黒染めの有無じゃなくて
コレだけ厚みが違います
さらにウラの表現があって
なかなかに格好いいなと
次はコレを嵌めてゆきます
軸入れの最初だけはかなづちで
多少入って安定したら
またピニオンプーラにセットして
(プーラの先端はアタッチメントを変えて入れやすく)
調整しておしまい
書くとなかなかあっさりですが
車輪がきちんと回るように微調整が必須です
とはいえピニオンプーラがあれば調整は簡単なので
これ車輪の入れ替え・改軌には絶対用意したほうがいい工具かと
ココまで来ればスリーブに戻すだけ・・・・・・
と思えばもう一手間
説明書にこうあります
厚紙では不安なので
0.14mm厚のプラペーパーにφ1.0mmを開口
せっかく裏の表現がある車輪なので
見栄えを意識して丸く切り出して
片側だけセットしてスリーブに組み戻します
ココまで来たらいつもの車輪と同じく
台車にセットして
きちんと台車が転がれば完成!
ちなみにプラペーパーの有無で
バックゲージはこれだけ変わります
左がありで右がなし
見た目にはあまり変わらないけど
見栄えのためにやる加工ではないらしいのでやったほうが無難です
さて
完成してみてどのような違いかというと
左が改造
右が純正
なるほど
完全に自己満足の極みですね
とはいえ言われてみると標準軌らしくなっています
車輪単体だと
結構違いが目立つんですけどねぇ
それでも単体で見ると分かる人にしかわかりません
それよりも効果があったのはウラの表現
これ
めちゃくちゃ格好良くて惚れました
ちなみに動力車も同じ要領で改造できます
が
1両あたり1,300円
お気に入りの車両以外にやるとなるとなかなか厳しいのも事実かと
オススメは先頭車の第1軸と後尾車の第4軸だけ交換する方法
1編成で650円ならありでしょう
というかもはや先頭部しか見えませんので・・・・・・
走行試験はほどほど問題なく走りましたが
ローフランジ化は脱線しやすくなりますので
全軸交換しないのは利口な選択かとも思います
余談ですが車輪の固定位置を内側にする(バックゲージを5.5mm程)にすると
Njゲージの長軸改軌になりますのでぜひご参考に
次回
マジメに230形の話をしたいですね
とはいえ毎度のことながらどうなるかは不透明なので
気長にお待ちください
それではまた
前回の投稿から約10ヶ月
まぁこんなものでしょう
今回はコレ
京浜急行の230形です
もともと人気の高い同車ですが
みなとみらいに出来る京急新本社に復元して展示するなど
近年人気が再燃しているように思えます
模型もキットはリトルジャパン
(半)完成品も鉄コレとKATOから出ており人気が伺えるかなと
さて
模型は画像の通り鉄コレとKATOを持っていますが
当然そのまま使うつもりはなく
KATOは更新直後の姿に
鉄コレは京浜デ101系譜の3扉
クハ280にしたい構想はあります
まずはKATOから
なかなか完成度の高い同模型
とはいえ気になる部分が無いわけではなく
眺めていて気になったのはココでした
スカートが無いからこそ目立つ
そう車輪です
何が言いたいかというと
「Nゲージの車輪って狭軌みたいだよね」と
こういうことですね
コレにはいくつか理由があって
・ハイフランジ
・厚い車輪
・車輪厚さ由来の狭いバックゲージ
と
なかなか簡単には解決できなさそうだとは思いつつ
長年気になるポイントだったのです
そんな時インターネットで見つけた
ビバン模型製作所の1.3mm厚黒染ローフランジ車輪という製品
もともとこの製品はNjゲージ規格(改軌してNゲージをZゲージのレールで走らせる)を対象にしているのですが
どうやらNゲージにも使用できそうなので
注文しました
この薄くてローフランジな車輪をつければ標準軌らしくなるよね?
というのが今回のお話
うん
230形関係ないね
なので今回は第0回と称して
Nゲージにおける狭軌感の解消を230形に施工します
まずは分解
スリーブも分解していきます
外しにくい片側は
デザインナイフでこじって
外れた
さてメインはココから
車軸を抜いて嵌めないといけません
過去にかなづちでやっていろいろ失敗しているので
今回は新兵器を投入
ピニオンプーラです
モータのフライホイールを外そうと用意していた工具ですが活用しましょう
車輪をセットしてネジを回すと
ズルズルとずれていって
あっけなく抜けました
これはいい工具
車輪を完全分解したので
どうせならと新旧を比較
黒染めの有無じゃなくて
コレだけ厚みが違います
さらにウラの表現があって
なかなかに格好いいなと
次はコレを嵌めてゆきます
軸入れの最初だけはかなづちで
多少入って安定したら
またピニオンプーラにセットして
(プーラの先端はアタッチメントを変えて入れやすく)
調整しておしまい
書くとなかなかあっさりですが
車輪がきちんと回るように微調整が必須です
とはいえピニオンプーラがあれば調整は簡単なので
これ車輪の入れ替え・改軌には絶対用意したほうがいい工具かと
ココまで来ればスリーブに戻すだけ・・・・・・
と思えばもう一手間
説明書にこうあります
厚紙では不安なので
0.14mm厚のプラペーパーにφ1.0mmを開口
せっかく裏の表現がある車輪なので
見栄えを意識して丸く切り出して
片側だけセットしてスリーブに組み戻します
ココまで来たらいつもの車輪と同じく
台車にセットして
きちんと台車が転がれば完成!
ちなみにプラペーパーの有無で
バックゲージはこれだけ変わります
左がありで右がなし
見た目にはあまり変わらないけど
見栄えのためにやる加工ではないらしいのでやったほうが無難です
さて
完成してみてどのような違いかというと
左が改造
右が純正
なるほど
完全に自己満足の極みですね
とはいえ言われてみると標準軌らしくなっています
車輪単体だと
結構違いが目立つんですけどねぇ
それでも単体で見ると分かる人にしかわかりません
それよりも効果があったのはウラの表現
これ
めちゃくちゃ格好良くて惚れました
ちなみに動力車も同じ要領で改造できます
が
1両あたり1,300円
お気に入りの車両以外にやるとなるとなかなか厳しいのも事実かと
オススメは先頭車の第1軸と後尾車の第4軸だけ交換する方法
1編成で650円ならありでしょう
というかもはや先頭部しか見えませんので・・・・・・
走行試験はほどほど問題なく走りましたが
ローフランジ化は脱線しやすくなりますので
全軸交換しないのは利口な選択かとも思います
余談ですが車輪の固定位置を内側にする(バックゲージを5.5mm程)にすると
Njゲージの長軸改軌になりますのでぜひご参考に
次回
マジメに230形の話をしたいですね
とはいえ毎度のことながらどうなるかは不透明なので
気長にお待ちください
それではまた