鶴見保線区 作業場

鶴見電車区の別館
車両の記事と同じにするのは嫌なのです

ただし中の人は同じなので思考回路もほぼ同じ

進路選択!おもり付!(だるま転轍機製作 後編)

2014-11-29 02:46:21 | 分機器関係
ついに塗装です


ただ何か特別な塗り方がある訳でもなく


厚吹きにならないように慎重に塗ります
占~~~T


塗れたら各部品を組み上げ


レールに固定する時にはリンク部の真鍮線を通します


そして真鍮線を曲げて固定


そして台座の再現にプラペーパーを貼り


塗装し接着します


きちんと動作しますね!


最後の仕上げに定位・反位を決めます
やはり定位は直線側かなぁ?
という事で定位転轍時に上になる部分のおもりを白く塗ります


この白塗装ってちゃんとルールがあったんですね(

定位


反位


なかなか良いんでないかい?


ただレバー部が少し大きかったので
直前の線路配置によっては接触事故が起きてしまいます・・・


なのでレイアウトに組み込む際は
ポイントにあわせて地形を作れなければなりません

まぁそれを差し引いてもとっても可愛い転轍機ですので良しとしましょう



ここまできて重大なミスを発見
なんとストロークをいじってしまったがために
かなりの確立で割り込み事故が起きてしまうという失態

トングレールを若干曲げてはみましたが完治しません・・・

仕方が無いので0.5mmプラ板を用意


短冊状に2枚切り出し


綺麗に曲げます


んで塗装


コレを接着すれば・・・
そう!脱線防止ガードになるという訳です
ちなみにこのアイデアはTOMIXポイントから頂きまして


やっぱり製品として世に送り出しているだけあるなと関心
さらに割り出しもピタッと無くなりました

これで満を持して完成宣言が出来ます!


実際完成させて見ると
ニヤニヤしながら無駄に転轍していますw

それに難しい機構を使ったわけでもなく
本当に実物を1/150サイズにしただけなので整備も簡単・・・なはずです

良かったら皆さんも挑戦して見てはいかがでしょう?




え?
分岐器だけ作ってどうするのかって?

いつかきちんとレイアウトに組み込みますよ
たぶん・・・・

それではまた

進路選択!おもり付!(だるま転轍機製作 中編)

2014-11-29 02:05:53 | 分機器関係
中編です

まずは予告どおり転轍部
上下方向へのぐらつきがありますのでこれを解消


分解して


プラペーパーを接着


さらに転轍部のパーツも小さく切り


本体に少し大き目の径で穴を開けます


転轍部を元に戻したら大き目の穴を開けた部分から0.3mmの穴を開けます


これでまずはOKでしょう


ついにここから転轍機とのリンク機構製作に入ります
0.3mm真鍮線を用意し


適当な長さに切り出し先端を直角に折り曲げます


んで嵌める


うーん
実に精密な工作ですね
そしてこちらのサイトを参考に新たな部品を切り出します


下部には真鍮線を通す用の穴を開け


本体と0.2mm線を介して位置決めします


これで転轍するはず!

・・・現実はそう甘くありません


なんと
ストロークが足りないのです
まぁ最初から予想は出来ていましたが思ったより隙間が大きいですね・・・

ただどんなに考えてもひらめく解消法は


トングレールをレールに近づけるしかありませんでした


厚みを1mmプラ板で稼ぎ


位置がずれないよう慎重に戻します


そして整形し


黒で塗装しておきましょう


そして組み込み


これで如何でしょう?


転轍時


おっけーい!
本当に転轍出来るとちょっと嬉しくなりますね
ここまで来たら後は仕上げです

まずはおもり部を作ります
最初はTOMIXのダミー部品を


流用しようかと思いましたが


ここまで来たらさらに実物思考!と
鉛のおもりを細かく切り


接着


そして整形します


うーん
なかなか無意味な加工だなぁ
でも趣味だから良いのです

さて
すべてのパーツがそろいました



塗装に行く前に気になったこのリンクパーツ


これもプラ製だと今後の耐久度が心配なので
手元にあった(KATOの集電用)銅版を切り出しておきましょう


次回
塗装&仕上げ編

キチンと完成するのでしょうか?

それでは


進路選択!おもり付!(だるま転轍機製作 前編)

2014-11-29 01:24:21 | 分機器関係
どうも

別館は一番記事なのにそれなりの工作量の物から始まります・・・
それがこちら


KATOの懐かしき道床なしポイントです

実はこのポイント
大きなレバー部に嫌気が差したのでこんな改造をしていました


ご覧のとおり単純な構造の発条転轍機にする予定でした
・・・つまりそうはなりませんでしたと言う事です

手元にあったこんなもの


TOMIXのダミーポイントモーター転轍機です
いや私自身個人的にこの「おもり付転轍機」が大好きでして

ここで考えるより先に手が出てしまい
発条用のバネを取り


別のレールの枕木を


強奪


そして接着


何がしたいのかと言いますと
TOMIXのダミー転轍機を上手く加工すれば


1/150でも動かせるおもり付転轍機が作れるのではないかとひらめきまして・・・


ここで非現実的だと言うことに気がつきます
素材が軟化プラで加工に向きません

でも1/150で動かして見たい

・・・やるしかないでしょう?
まずは土台用のプラ板を用意


さらに本体用のプラバンもダミー転轍機を見ながらそれっぽく切り出します


小さなプラ板同士を組み合わせて


形にします


さらに反対側にも接着し


土台はこの時点で穴あけをしておきます


次にレバー部です
これもなんとなく切り出します(今回は何一つ正確な計測をしていませんのでマットのメモリを参考に・・・・)


そして本体にあてがって一緒に穴あけです
ちなみに本体/レバー部は0.3mm


レバーに穴が開きました


ここでキチンと動作するかチェックします


よし!


なんだかダミーならこのままでもいい気がします
しかしどうせやるなら・・・


ここで初めて実物の構造を検索
・・・ずいぶん原始的な方法なんですねぇ
コレなら1/150でもいけるかも・・・?


言うことで構造までも実物に似せようという企画に変更
レバーを作り直し


本体下部の穴も拡大します


そしてこまめに動作チェックを


レバーが行き過ぎてしまうのは


簡素にプラ板を貼って解決



ここにきてレバーの強度不足が発覚
やっぱりプラじゃ限界かな?
なので手元にあった薄い金属板を(マイクロ製動力のモーター端子だったり・・・


レバーの形に切り出します


デザインナイフで切り出しますが
残念ながら成功率は1/5くらいなので地道に作ります


このままでは薄すぎるので両面にプラペーパーを接着


金属板が入ると強度が桁違いに上がりますねぇ


これでレバーの基本構造は完成
次は転轍部に手を加えていきましょう

それではまた

別館、立ち上げました

2014-11-27 02:17:30 | その他
どうも
時々ジオラマやレイアウトを作りたい衝動に駆られるので先手を打ちました
どうしても車両の記事と同じ場所には書き留めたくなかったのです

ただし更新頻度は本館よりさらに下がると思います


車両が「役者」である以上
レイアウトは「舞台」です
半端なものではどちらの良さも引き立ちません


心して作って行きましょう