鶴見電車区 作業場

模型の記事だけを書き続ける
そういうモデラーに私はなりたい

でも実車調査の取材記事があるしなぁ・・・・

越後の新型押すだけポン!止まった後に開けやすい!(パーミル工房 E129系 第0回)

2016-07-12 20:43:06 | 中小メーカー 加工・レビュー
みなさま
お久しぶりです

思うところあって工作を半年ほどしていませんでしたので
当然、更新もされていませんでした
(もともと更新しないけど)


徐々に気力がたまってきたのでゆっくり進めていきます
(でもやりかけは放置のまま)

今回はこの車両


非常に格好いい115系・・・の隣に居る
新潟の新顔E129系を作ります

購入したのはコレ


パーミル工房のE129系A編成キットです
表紙にもあるとおり、このキットは「ペーパーキット」なるもの


当然ほとんどの部品が紙で出来ています
紙は初めて触る素材なので作り始める前に眺めてみようと言う回
実際の工作は次回からですのでご期待下さい

まずは恒例のデカール・ステッカーから


車体キットなのに帯や表記類も入っていると
ただ品質含め、あくまでおまけ程度のものなのかなぁ


お世辞にも高品質印刷とはいい難いレベルです
まぁ基本的には車体キットなのでさして問題にはならないでしょう

本題の車体表現です
内貼りとあわせてみるとこんな感じ


ほぅほぅ
なかなかな車体になりそうですね
ドア周りの表現も紙で出来るとは驚き

ちなみに車体の段差(スピーカーやステンレス溶接部)は


・・・とのことで
車体の上に貼ってある紙をはがす事で再現するようです
てな訳でランナー部?で練習


この作業、思ったより大変かもしれないですねぇ
残す部分は繊細なところが多いので、慎重な作業が要求されます

床下機器


ここも紙
かなり紙の部品が多くて驚く反面
鉄コレ対応のツメが次世代型キット(GMのEキット比)といった感じです

立体感のある部分は上から重ねられる仕様
面倒な人はそのままでもいいって事でしょうかね


お次はガラス関係


ガラス関係と前面・スカートのみ紙じゃないです
ガラスはアクリル掘削の部品(前面用は塩ビ系?)

色を塗る部分の保護紙をはがせば、簡単にマスキングが出来ます
キチンと考えられていて良いなと

最後に前面・スカート


これはレジン製
かなりいい造形に思います
撮影角度がアレですがとりあえず合成


屋根Rのブレはおそらく撮影角度によるもの
貫通扉窓が少し荒れているかな?くらいで、基本的にはバリだけ取れば良さそうです

駆け足で紹介しましたが、全体的な感想としては「よく出来ている」といった感じですね
説明書も4+1枚入っているので分かりやすいと思います


・・・が
気になった点が一つ


Twitterでも同じ発言をしましたが
この「鉄道コレ動力ユニット20m級A」という記述から分かるように
おそらくTM-08かTM-08Rの使用前提です

しかし実車の台車間距離や雰囲気からすると
「20m級A2」のTM-14を使用するほうが妥当かと思われますのでご注意を

(よくわかんないけど)比較画像もあげておきます


上がTM-14相当の床板、下がTM-08相当の床板です
ドアと台車の位置関係を見ると上の方が近いかなと

まぁ模型でも台車間距離は3mmしか違いがありませんので
気にならなければどちらでもいいといった程度でしょうが・・・

さて
次回から組み立てに入りたいのですが
本当に出来るかどうかは・・・気力しだいですのできながにお待ちください(

おまけ
パンタ周りの資料は見ますが
実は抵抗器にも配管が伸びていますのでその画像を


パンタ周り


ダブルパンタ


おまけなので見づらいとか妻面無いのとか言わないで(
ちゃんと取材に行きたいなぁ

おまけ2
115系の置き換えという事で近郊型の側面が強いE129系
つまり・・・


抜かりなく写真もあるので


209系のリベンジと致しましょう!


それでは
またいつか