優しい世界
~コードギアスより~
主人公であるルルーシュが戦った意味。ギアスの力があろうとなかろうとルルーシュはきっと優しい世界の実現を目指していただろう。彼の願いは後世の人々に受け継がれていく。
主人公が戦う理由は様々ある。戦いに巻き込まれた者、自ら赴く物、理想の世界を作りたい者、自分の世界を守りたい者。ルルーシュの理由は単純だ。目が見えないナナリーが、周りの人々が自分を世話してくれているんだと思っていてはいけない、自分にも他人にも優しい世界を作りたかった。ナナリーが幸せに暮らせる世界が作りたかった。そう、重度のシスコンである。しかし物語というものは往々にしてそういった主人公の願望がそのまま、あるいは戦いの中で変化しついでに世界を救っていくものだ。
ルルーシュは命を賭け優しい世界のきっかけを作った。ラストシーンでのルルーシュの生死は公式でも語られていない。死んでいたほうがいい、生きていたほうがいい、色々な意見はあるだろう。しかしスパロボでは生き残っているのだ!スパロボ内では扇さんがルルーシュを裏切らないルートもあるし続編ではしっかり生存している。そんなスパロボが私は大好きである。結局スパロボである。