旅の二日目は徳島から南下し台風中継の名所?室戸岬を目指すことに。まずは徳島から牟岐線で南下。車両は当時は新系列気動車と言われていた1200系。世代的にはキハ150・キハ110・キハ200と同世代。

海沿いの眺めを期待したけれども海が見えるのは短い区間。あとは里山というか田園地帯を走ることおよそ2時間。終点の阿波海南に到着。ここからは阿佐海岸鉄道に乗車。来るのは言わずとしれたDMV(デュアル・モード・ビークル
)


駅は結構な数の人がいてお目当ては鉄道からバスに変わるモードチェンジ。この機構はよく出来ている。そして土休日限定の室戸岬への延長運転される便に乗車。こちらは満員御礼で出発。発車したらいきなりちょっとしたBGMが鳴り出しモードチェンジ。そして鉄路をひたすら走るけど乗り心地はまずまず。ただこの車両の問題としては従来の気動車とは信号方式が全く違うため既存車両が走る線路には乗り入れができず全く独立した線路しか走れないこと・駅のホームの高さが全く合わないため既存の気動車用ホームの前後に専用ホームが設置されているなど思ったよりも使い勝手は良くない部分も。とはいえ不思議な乗り心地の車両に揺られ、終点の甲浦からはバスモードになり室戸岬に向けて海沿いの国道を走っていく。そして室戸岬で下車。



坂本龍馬像が降りた所でお出迎えしてくれて室戸岬の海岸線まで歩いていって岩場だらけの海岸ではその先には何も見えない水平線を見て国道に戻ったものの灯台に登るには時間が無いしということで周りは何も無いしということでしばらく待っていたらさっき乗ってきたDMVが折り返していくので思わず撮影。

乗った感想としては鉄道に乗るというよりはもはやDMVというアトラクション状態。日常利用も少ない路線だけにアトラクションが地域経済に恩恵を出せないようだとこの先は厳しいのかもしれないと感じました。