ねじねじ

いつもの駐車場から、

散歩に出発！と思ったらば、

２犬が匂い取りを始めた。

匂い取りが生きがいのれれボンはいいとして、

最近の七色の匂い取りには目に余る。

力の劣るれれボンをグイグイ引っ張り、臭覚のおもむくまま突き進む。


だから七色のせいで、こんなことになる。



れれ　「　おら　何だか　息苦しいべさ　」


れれボン、固まる。




れれボン、屈辱のジェントルリーダー。





身動きがとれず、うなだれたまま一点を見つめるのだった・・・・・　チーン。




２本のリードは絡み合い、中尾彬のねじねじのようになっていた。




ここで一句。


れれ　「　秋深し　隣りはねじねじ　する犬ぞ　」　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　返句　　なな　「　ふゆちかし　となりは　チクる　じじいぬぞ　」


♪・・・・・　そして輝くウルトラソウル　♫　←　何の意味が？





そんな確実に秋は深まっている７７－００地方に、ワンパンチ　

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ドッグドッグ

ななれれ定期検診　＝　ドッグドッグ（　人間ドッグのリズムで）　に行ってきた。


狭い待合室では、幅を取り、




れれボンは入口に敷いてあるマットの上に寝ようとする。


れれ　「　こんな所に布団があるべさ　」・・・・・違うから　


七色の脚を肘掛にしたり、

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　れれ　「　男は黙って　ひじかけ　だべさ　」

　「　ななタンを　ふみだいにするなんて７ねん　はやいっちゃ　　」


ワンコや人が入ってくる度、用もないのに挨拶しに行き、小型犬さんに迷惑がられた。



そんなれれボンが診察台に乗ると・・・・



脚がガクガクと震える。

こういう時はすかさず、おやつを出す。今日のおやつは、鹿肉ジャーキーとグリニーズ。　

こういう時にしか食べられない魅力的なおやつに、もう釘付けシバ漬け。


れれ　「　おら　おやつで伸びるタイプだべさ　」　

　「　ななタンも　おやつでいい子になるタイプだっちゃ　」


れれボンは、採血の間、部活帰りの高校生並みの勢いでおやつを食った。

それを見ていた先生が、「　れれちゃんは、七色ちゃんよりおやつの食べ方に勢いがありますね～。　」と笑顔で言った。

診察台の上は、ヨダレの水たまりができていた。




おやつがあれば、採血なんて屁の河童。おやつで伸びるタイプのれれボンにワンパンチ　

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飛べないただの犬

両者、１列に並びました。



第１のコース　れれボン君　「　当たってよろけろ。れれボンだべさ　」　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　第７のコース　七色さん　「　いしばしを　たたいて　わたらず　ななタンだっちゃ　」　

目の前には、障害物　にもならない　食器。




　「　これがじゃまして　ここから　まえへは　すすめないっちゃ。」　


おっとここで、７コース七色、止まってしまった。


七色は考えていた。

Ａ地点とＢ地点の間を通る場合、脚のぶつかる確率は７７％を越えるだろう。と。



Ｃ地点では既に　れれボンの脚がぶつかってんじゃん。と。


当たって　砕けろ　よろけろ。のれれボンは、前進あるのみ。

れれボン、早くも７歩リード。



　「　のろまな　れれに　まけるなんて　とべるいぬ　ななタンのプライドがゆるせないっちゃ　」

　　　　　　　　　　　　　　れれ「　おらは　食べられないプライドより、フライドチキンがいいべさ　」


七色にとって、この道を通ることは、針の穴を通すぐらいに難しいことに思えた。

失意の中、七色の中で　「　通りゃんせ　」　の歌が響いた。


　「　・・・とおりゃんせ　とおりゃんせ。ここは　どこの　ほそみちじゃ・・・・　」　←　暗っ　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　れれ　「　翼の折れた　七色だべさ　」　　



ってぐらい、七色は神経質でビビリなので、

隊長が沖縄から帰って来た時に、七色が玄関まで迎えに来られなかったのは、　このような理由によるものであることを、ここにご報告した次第です。





そんな　「　飛べない　ただの犬　」　七色と、「　当たってよろけろ　」　れれボンに、ワンパンチ　

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黒いプリン

先日、娘の誕生日に、かぼちゃのプリンを作り、

オーブンに入れて焼いてる間に、ななれれと　どんぐり拾いに出かけた。


　「　ななタン　ぷりんのことが　しんぱいだっちゃ　」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　れれ「　んだ。どんぐりよりプリンだべさ　」



大丈Ｖ　　　家に帰ったら、美味しいプリンができてるよ！　

そのはずだった。

あ～、それだのにそれだのに、

玄関ドアを開けると、

　「　こげ臭い！　」　


・・・・ね・・まさか　



ガビ～ン　　





　・・・・・・　なんでこんなことに・・・・・・　

かぼちゃプリンはどこ？？　　誰かおせ～て。おせ～て誰か。




れれ　「　腐っても鯛。焦げてもプリン。だべさ　」　　　「　ぷりんが　くろいだけ　だっちゃ。　」



なんとおっしゃるうさぎさん。私達が食べましょう。食べてみせます最後まで。と励ましてくれた　ななれれ。



あ～あ　

ホントに最近、こんなんばっか。何をやってもうまくいかない２０１２年秋。


そしたら・・・・・

何も言ってないのに、夫がプリンを買って帰ってきたではありませんか！




あ～良かった失敗しといて。・・・・・ってことにして、

スイーツ失敗リストのページを閉じた。（　ちなみに失敗リストはかなり厚みを増してきた　）


誕生日メニューは、バースデーケーキでろうそくフ～をして、

ちょっとオサレな、アクアパッツァとバーニャカウダとじゃがいものニョッキにしようかと思ってたらば、

パッツァもニャウダもニョッキも知らない。友達じゃないと言う娘。（　食べたことあるのに知らないってどういことなんだ？おい　）

ケーキはでっかいのはいらないし、訳のわからない料理より、日本１美味しい納豆が食べたいだの、お寿司でいいから海老しんじょの汁物だけ作って。だのと言うので、


こんなカンジになった・・・・・手作り感なし。誕生日感０。



チーン　　Ω＼ζ°)チーン





だけどこのプリン、美味しかった！　プリンが好きではない隊長でも美味しいと思える味。特にさつまいも！　
鹿児島の「　やなぎむら　」　さんのプリンでした。鹿児島の皆さん、ごちそうさまでした。（東京駅中で売ってたそうです）
黒いプリンには、そのままごみ箱に入ってもらいましたが、なんで？と驚きを隠せない顔でごみ箱を見つめてた　ななれれにワンパンチ　
　　　　　　　　
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留守番ななれれ

まずは、沖縄から帰宅した時の様子を動画でどうぞ。







隊長が天国に７番近い島で海を見ていた頃、

ななれれは、紅葉真っ盛りの　れれボンの頭の形のような山　に行ったそうな。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「　やっほっほ～い　」

れれ　「　思えば遠くに来たもんだべさ　」



大喜びの　野生児　ハイジ七色と、


　「　ペーター！　ついに　やまにかえって　きたっちゃね　」



山よりだんご　の　れれボン。


れれ　「　おらは　こたつでみかんが　良かったべさ　」



七色は異常なほど、山に興奮し、

飛んで飛んで飛んで　回って回って、

一緒にいる　れれボンは大迷惑を被ったそうな。


　「　やまは　ねむっていた　やせいを　めざめさせて　くれたっちゃ。いじょう。ななタン　レポートでした。　」・・・・まとめかっ　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　れれ「　おらの野生は眠ったままだべさ　」


　


娘が申すには、七色は恐い隊長がいないのをいいことに、気が狂ったように興奮して大変だったそうです。どんぐり拾いをしている間中、飛んで飛んで回って回って、　七色製造どんぐりバターが７０ｇほどできました　（隊長予測）
山の何がそんなに七色を駆り立てたのか。水に油。犬と猿。山に七色。危ない危ない。ってことで。・・・・まとめかっ　
そんな　ななれれの留守番にワンパンチ　

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天国に ７番近い島

話はハロウィンの前の、沖縄旅行に戻します。

おばさん４人は、レンタカー（　トヨタのアクシオ　）で、

天国に７番近い島　＝　沖縄をグルっと回った。


今から５～６年前に隊長が沖縄を訪れた時はバスツアーだったので、

添乗員さんの旗の後をついて歩けば良かったが、今回は隊長の運転　（　２人交代制　）

なにも起こらない訳がない。


古宇利島に行った時のこと。

駐車場に停めておいたレンタカーに戻ると、

なぜだか鍵があかない。キーを押しても、鍵穴に入れて回してもあかない。

え？？鍵が壊れたのか？？　何度も差しては入れしてみるも開かず、なんで？なんで？と言ってると・・・・

１人が気がついた。

「　この車、私達のじゃないよ！　」　Ｎｏ．も違う。しかもトヨタ車でもない。共通点は車の色が黒ってだけじゃん・・・

結局、私達の車は全然違う場所にあった・・・・・　チーン　　


でも、そのことを、誰も私を責めなかった。いつものことだと笑ってくれた。

ここまでは・・・・・



まずは、フォトアルバムを見て和もう。


天国に　７番近い島　





それで隊長？　沖縄で１番、印象に残った所はどこですか？

そこ聞きたいよね？

正直に言おう。それは・・・・

今回是非とも行きたかったパワースポット、「　斎場御嶽　せーふぁうたき　」　ではなく、

ちゅら海水族館の、食事をしながら泳ぐ魚達を間近で見れるレストランの特等席に座ったことでもなく、

プライベートビーチのような人のいない古宇利島の珊瑚礁の海でもなく、

ホテルのバルコニーから見た美しい夕日でもない。

なんといっても１番、印象に残ったことは景色ではなく、


高速道路を、Ｕターンしたこと。


その日の観光が終わり、宿泊先のホテルに向かっている時だった。

このまま直進して、あと３０分程で着くはずだったのに、

なぜだかわからないけど、今だになぜそこに行ってしまったのかわからないけど、

気がついた時には、なぜか高速道路に入ってしまっていた。

今まで　おとなしかったナビがピ～ピ～ピ～ピ～～！！「　あんた違うって言ってんじゃんよ！！」的な、聞いたこともない雄叫び声を出した。

あわあわ・・・・　してるまま、通行券を取らずに侵入。

左に寄って停車し、つ～か、立ち往生し、

結果、

高速道をＵターンするという驚愕の事態を引き起こしたのである。


茫然自失。あぜんぼうぜん　大岡越前。←　はいここ、テスト出すよ。


運転手の私ばかりか、同乗者全員の寿命が、一人当たり７歳以上縮み（　隊長調べ　）

車の中は一気に高齢化した。


その時、救世主のおじいさんが　使えない　旗をもって現れた。

そのおじいさんの顔は、こういう穏やかな顔だった。


「　はいはい・・・あそこね・・・　あけるよ・・・・　あっちで　ちじゅーもらって・・・・・」　←　わかった単語はこんぐらい　　


親切丁寧に説明してくれたのだが、わかならい日本語だったので、単語を１つ１つ確認するのに時間がかかった。

ちなみに、ちじゅーとは、地図のことだった。


その時の状況を思い浮かべると、ツッコミどころ満載でホント笑える　(((o(*゜▽゜*)o)))　のだけど、

あの時はみんな、青森駅の雪の中にいるように、誰も無口で海鳴りだけが響いていた・・・・・脳内で。




それがこの旅で隊長が１番印象に残ったことだということは、

お願いだから、どうかここだけの話にして欲しい。




どうかひとつ　　ここだけ

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