ジプシー生活

３０℃越えの日中、

ななれれを留守番させ、隊長は出かけた。




友人達とおしゃべりしている最中も、

れれボンは大丈夫だろうか？と気になって仕方がなかった。


七色は、涼しい場所を探して歩くジプシーなので心配はないが、

れれボンは、涼しい台所のタイルの上や玄関のフローリングの上で寝ることはなく、

自分の布団か七色のゲージに入る。


それでは熱中症が危ないと、

洗面所に布団ごと移動し、

窓を開け、さらにお風呂場の窓と扉を開け、２方向から涼しい風が入るようにした。

ここに居ると涼しいからね。と教えた。




れれ　「　何だか涼しく感じないのは歳のせいだべか？　」



その涼しい場所には、

　・・・・・先客が・・・・



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　足　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　



ジプシー七色が、既にお風呂場の前で場所取りをしていた。




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「　ななタンは　ほうろうのすえ　ここにたどりついたっちゃ　」




人口密度　犬口密度　が高くなって涼しく感じられなくなった洗面所だった。





留守番させること５時間。家に着くと、ジプシー七色は玄関の涼しい所にいた。れれボンは洗面所にはいなかったが元気に走ってきたので、思わず　「　れれちゃ～ん！　死んでなくて良かった～　ヽ(；▽；)ノ　」　と叫び、再会を喜んだ。
そんな暑い日のひとこまにワンパンチ　

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