難しいこと

れれ　「　隊長。しっかりしてけろ　」　　　　　　　　　　　　　「　隊長。死んだらダメだっちゃ　」


２犬の隊員に囲まれて、隊長は目を閉じた。

手を伸ばして、れれボンのヨダレのつららを拭いてあげる力も　もはや残されてはいなかった。


・・・・・　隊長、風邪をひく・・・・　←　フリーター家を買うのリズムで。古ッ　


幸運なことに、朝から雨が降って散歩に出られなかったので、庭に出て、各自　排泄を済まし、運動するように。と２犬を外に出した。

れれボンは、１人で階段を下りられないので、お互いにふらふらしながら（　れれは後ろ脚、隊長はめまいで）　下してあげた。


それだのに・・・・



・・・・・　すぐ戻ってるし・・・・・


「　みんな、大事なお話しがあるから聞いて。」　と２犬を呼び寄せた。

隊長は具合が悪いので、こういう時は一致団結してみんな助け合わなければいけません。

自分のできることをして、隊長を助けて欲しいの。と、鼻の詰まったガラガラ声で言った。



れれ　「　おらシルバー人材センターに登録して仕事探すど　」　　　「　ななタンは人付き合いが苦手なので、家で隊長の介護をするっちゃ　」


ありがと。みんな　

・・・・・って、　そんな難しいことじゃないから。


例えば、おしっこした後、おやつを催促しないとか、ウンＰを部屋の中でしないとか、ご飯まだ？とウロウロしないとか、そういうことだから。




れれ　「　それは１番難しいことだど　」　　　　　　　　　　「　んだっちゃ。そんな難しいこと無理だっちゃ　」　　　　　　　　



・・・・・おいっ　



女手一つで育てても、２犬には決してひもじい思いはさせてはならぬと、今日まで頑張ってきました。←　誰？　
れれボンにシルバー人材センターに登録してもらうこともなく、七色に介護してもらうこともなく　（　ティッシュ持ってきて。は頼みましたが、こういう時にかぎってティッシュ箱がカラになってたりするんだよね。　）　なんとかボログを更新できるまでになりました。
たかが風邪だけど、のど、腰、頭、関節が痛いし、鼻水がたれてくるから寝てもいられなくて、しんどいのよ。おばさんは。
みなさんもどうぞ気を付けてね。
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