食へのこだわり

昨年、娘のリクエストでプランターに「　おくら　」　の苗を植えた。

見事におくらの形にはなったが、筋ばかりで硬くて犬も食わない物となった。

その話を友人にしたら、

「　ベビーリーフなら失敗はない。万一、失敗したとしても犬は食える。」　と言うので、

タネを蒔いてみた。小さい芽がいっぱ出てきて、

ななれれにこう言った。

　「　ここはこれから無料のサラダバーだから、遠慮しなくてよろしい。　」




　「　まだ　はっぱになってないっちゃ　」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　れれ　「　サラダバーって　あずきバーの親戚だべか？？　」・・・・・随分　遠い親戚だっちゃね




　「　では　えんりょなく　このへんから　」


そっちは有料だから　



そんなこと言ってるうちに、

ベビーのリーフになる前に・・・・

犬が食う前に・・・・

サラダバーになる前に・・・・

・・・・・虫に全部食われちまって終了。　


れれ　「　サラダバーはどこだべか？　」




夕ご飯の時、

七色とれれボンになめこを１つずつ食べさせた。

なのになんでだろ。

こんなところに　なめこが落ちてるのは・・・・・・　





なめこを捨てたのは、もちろんこいつだ　


　「　ななちゃん　ぺッ　」　　←　カトちゃんぺっ　のリズムで



食べ物を粗末にしたらダメだっちゃ！　




　「　あんなヌルヌルしたのは　たべものじゃないっちゃ～！　」


と、なめこのヌルヌル成分、ムチンをバカにする不遜な態度。

七色が、「なめこ気持ちわり～っ」　と転がっている間に、

れれボンは、



れれ　「　あれれ。こんな所に　なめこが落ちてるなんて夢みたいだべさ　」　


と言って、何のためらいもなく拾い食いし、ヌルヌルの食感を味わった。


捨てる犬あれば拾う犬あり。

人生も、またそんなもの。　





ヌルヌル、ネバネバ系の物は食べない違いのわかる七色と、こだわりのないれれボン。
七色は納豆は大好きなクセに、長いも、おくら、めかぶ、なめこ、もずくは単品では絶対に食べないので、細かく刻んで少しずつご飯に混ぜてなじませる。
水が大好きなれれボンに対し、七色は単品では飲まないので、豆乳を入れてもらえるまでずっと待っている。
知らんぷりして入れないと、お水は全部れれボンに飲まれてしまう。
そんな　ななれれにワンパンチ　

　　　　　　　　にほんブログ村