ドッグランにて

接骨院に行けば、お財布の中から保険証が見つからず、「　じゃあ次回でいいですよ　」　と言われ、

図書館に行けば、お財布の中から利用者カードが見つからず、「　それでは検索しますのでお名前と電話番号をどうぞ　」　と言われ、

財布の中にあるのにもかかわらず、

保険証も利用者カードも、「　私はここにいます。」　と主張していたにもかかわらず、

なんでか見つけらない隊長・・・・・こういう隊長に未来はあるのだろうか？　



今日はお天気もいいので、ななれれを連れドッグランに行った。


れれ　「　今日は　あの石原軍団は来るんだべか？　」　　 「　たちひろしさんが　かぜで　こられないといいのに・・・　」


と、ななれれが言うところの石原軍団とは、




こちらの皆さんのこと。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　↓　それを遠巻きから見ている七色


左から、神田さん、舘さん、石原さん。（　仮名　）


誰にでも優しいラブ界の児玉清　＝　れれボンは、石原軍団に囲まれ匂いを嗅がれるが、



基本、男に興味のない軍団は、覇気のないじいさんにはすぐに飽きた。




軍団が待っていたのは、紅一点の七色。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 舘　「　やあ、よく来たね。まあ中へ入りたまえ　」

　「　ななタン　ようじがあるので　げんかんさきで　しつれい　するっちゃ　」　


軍団に大歓迎された七色だったが、

あまりの恐怖に、顔がひきつり、ずりずりと後ずさりしながら家に帰ると言った。


これは隊長が具合悪くなる前のことだった。

あれから半月。


今日のドッグランには誰もいなかったので、

早速、２犬のケンカが始まった。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　れれ　「　アタックチャンス！　」　←　児玉清のリズムで

　　　　　　　　　　　　　　「　じいさんだからって　てかげんはしないっちゃ！　」



温和なラブ界の児玉清＝れれボンも、七色にだけはケンカを売る。




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「　けっ。ななタンに　かとうなんて７ねん　はやいっちゃ　」

れれ　「　西部警察に　ななタンをギャフンといわせてもらいたいべさ　」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　




そんなドッグランのひとこまにワンパンチ　


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