ななれれカフェへようこそ!

   ~笑う七色レレ来たる~

3.11

2017-03-11 22:49:02 | 日記

「 あれから6年。ななタンも年をとったっちゃね・・・ 」


東日本大震災から6年が経った朝、庭にはうっすらと雪が。

6年前のあの日も寒かったっけ。


そんな3月11日、

1週間の外泊から、

れれボンが帰ってきた。


当初は3日間の予定でお願いしたのだけど、1週間に延ばしてもらった。


隊長が迎えに行ったら、「 たいちょう~~!おら待ってたど~ 」 と喜んで、走ってくる。

感激の再会のハグ。

「 おかえり~。れれちゃん。いい子にしてた?れれちゃんは悪いことなんてしないもんね~。ななちゃんも寂しがってたよ・・・そうでもないけど おウチに帰りたいよね~よしよし。よしよし。」 


と、こうなる・・・・・ はずだった。


ところが、

職員室でウロウロしていた れれボンに、「 れれちゃぁ~~ん! 」 と呼びかけると、

オムツをした れれボンが、ヨチヨチ私の元に来た。

・・・・かと思ったら、すぐさま方向を変え、訓練犬達の匂いがついている床の匂いをクンクン嗅ぎ始める。


・・・・・・おい。

・・・・ おい。 おいったら。それはね~だろ。


感激の再会を動画で撮ろうと思ってたのに、

それどころではなく、滑る床にパニックになり、こうなった。






この後、滑らないマットまで誘導し、後ろ脚を立たせてあげて、自分を取り戻したボン爺だった。

すべらないことは、芸人よりも、れれボンの脚の方が重要だと思った。


こうして、感激のご対面も、何もないまま、

その足で病院へ向かった。



 「 山に芝刈りに行ったまま 帰らぬ犬にならなくてめでたしだっちゃ 」  れれ 「 今度はななタンが川に洗濯に行って桃を取ってきてけろ 」


七色とれれボン、久々の散歩。



写真では、しらけたカンジに見えるが、七色が怯えた、例の白いビニールの人がいた場所も、れれボンと一緒だと、難なくクリア。

そして、れれボンも、

七色がおすっこした場所の上に、自分のおすっこをかける、おすっこの上書きをし、

自分の立場も年も上であることを示した。・・・・・ヨレヨレになってもプライドだけは失わない爺さんである。


そして久々の ゆうげの宴 



いつものように、「 ななちゃん、れれちゃん、今日も1日ご苦労様でした。明日も2人仲良く、どうぞよろしくお願いします。それでは、いただきます。からの~、ご馳走様でした。 どうぞ召し上がれ。どうぞお食べ下さい。 」


これでは、まだ食べない。



 「 早く、あの お言葉を・・・ 」    れれ 「 んだ。あの ひとことを言ってけろ 」


はい! OK!


一気に食べ始める2犬だった。


お陰様で、れれボン帰ってまいりました。皆様の温かい応援メッセージ、ありがとうございました。





れれボンの母校での生活は、訓練犬の若い子ちゃん達が、訓練に出かけようとすると、「 おらも行くべ 」 と参加しようとしたり、それなりに楽しんだようでした。
私は当初、しっこもウンPももらすし、元気とはいえ100才なので、個人の方にお願いするのはあまりに申訳ないので、ボランティアさんではなく学校の方でお願いしますと頼んだのですがその後、お泊りを延長したこともありボランティアさん宅でお世話になりました。
もし私なら、100才でおもらしもして、もし何かあったらと思うと、とても引き受けられないわと思うのに、預かって下さるボランティアさんがいたなんて、世の中なんていい方がおられるのでしょう。本当に感謝、感謝しかありません。
そればかりか、れれボンにお誕生日プレゼントも下さったのです。( 後日、アップします )
れれボンの好きなリンゴとトマトも食べさせてくれたそうです。なぜに、れれボンが好きな物を知っていたかというと、このボログを見て下さっていたからとわかり、 こっぱずかしくなる 恥ずかしくなると共に、ボログを続けてきて良かった。と思いました。
そして今日まで何とか続けてこれたのも、こうして来店して下さる皆さんがいてくれたからです。本当にありがとうございます。みんな あんがとね。
これからも細々と続けていきますので、今後もどうかどうかよろしくお願いいたします。 

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