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ブナの中庭で

ようこそブナの中庭へ!大好きな登山や山スキー、環境問題や自然のことなどいろいろ綴っています。

水俣市がゴミゼロ宣言

2010年01月11日 | 3R・ゴミ・廃棄物
無駄なものを使わない、リユースやリサイクルを推進する。生産段階から見直して処理が困難な製品を作らないことで、脱焼却・脱埋め立てを達成する。

「ゼロ・ウェイストのまちづくり水俣宣言」です。2026年までに焼却・埋め立てに頼らないまちづくりの仕組みを作るとしました。

2004年3月に、私も仲間と水俣市に環境視察に行ったことがあります。
ゴミ処理場も訪問しましたが、ゴミは22分別され見事でした。市民の環境意識の高さに感激したことを覚えています。
(係の方が丁寧に説明をしてくださった)

自治体のゴミゼロ宣言、第1号は徳島県上勝町(2003年9月)で、福岡県大木町(2008年3月)も続いており、水俣は第3番目です。
(上勝町の取組についてはこちらをご覧下さい)

しかし上勝町は人口2千人、大木町は9千人に対して、水俣市は3万人。市レベルでの宣言と取組は初となるものです。

単に市と市民の努力だけで焼却・埋め立てゼロは難しいです。今後は国レベルで、廃棄物がでない製品の製造を企業に義務付けるなど、制度整備が必要でしょう。
上勝町、大木町、水俣市は協力して、国や企業へ働きかけていくとのことです。
素晴らしい~
私達の住む自治体にもこのような動きがでるよう、働きかけたいな!


(水俣湾の夕日、その美しさに感動しました)

2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (週末山紀行)
2021-10-09 11:54:27
細かな分別とゴミゼロの取り組み素晴らしい自治体ですね。
住民負担も大きいでしょうから意識改革とその持続はなかなかのハードルと思いました。どうやって導入させたのか興味深いものがあります
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週末山紀行さんへ (Repu)
2021-10-22 16:48:37
水俣市はやはり水俣病の辛い歴史があり、この経験から環境保全への市民の意識は大変高いです。この分別とごみゼロ宣言も市民の高い意識で実現しています。
この記事を書いたのは今から11年前ですから、現在では取り組みがもっと前進しています。
コメントありがとうございました!返信おくれてごめんなさい。
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