小松瓦、これまでありがとう

残念ながら長い歴史に幕を閉じました。

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「江戸時代に加賀藩三代藩主前田利常公が生産を奨励した小松瓦。現代でも小松市は県内有数の瓦の産地です。
小松瓦は裏面にも釉薬を塗り焼成してあるため、北陸地方の積雪や凍害に強く耐久性が高いのが特徴です」
（小松市のHPより）

小松の名産品であった小松瓦。
残念ながら、今年その歴史に幕を閉じました。



工場敷地にはまだ、美しい瓦が積まれていました。


南加賀地域ではお寺の屋根は、この赤瓦。


能登半島沖地震の後も、小松瓦で再建された民家。
美しい風景が再現されたのになぁ。


輪島市の黒島地区も、小松瓦で葺かれた家々が美しい街並みを作っています。


北陸の厳しい環境にも耐える耐寒性、排水性、耐圧性に優れた伝統の小松瓦でした。
これまで、ありがとう。