くじ運次第の風力参入

朝日新聞2011年６月28日３面には、次のような記事が掲載されていました。

「くじ運次第の風力参入」
（記事概要）
市民や事業者が風力発電を建てようと計画しても、各電力会社は導入量に上限を設けている上、抽選で発電計画を間引いている。
各電力会社は「電力品質に悪影響を与えない範囲で受け入れる」という。
送電線を整備し、お互いの電力会社間で送電網を一体で運用すれば大量導入は可能。
原発周辺では太い送電線が整備されている一方、例えば北海道宗谷岬では日本有数の風が吹くのに細い送電線しか設置されておらず新規の風力発電を受け付けていない。
現在、電力会社が地域独占している送電網を国有化するなどして、公共性を高める必要がある。
（概要ここまで）


そうなんです‥。
私たち「NPO市民環境プロジェクト」が昨年、能登半島に市民風車「のとりん」を無事に建てられたのは、北陸電力が実施した「くじ」で、１番くじをひけたことにつきます。

くじ引きの日、他にも風力発電を建てたいというグループが数多くいたのですが、その方々の夢はかないませんでした。

こんなところで自然エネルギーの普及にストップがかかっているのが、現状なのです。