
1991年7月11日、南米コロンビア共和国で皆既日食が観察されました。当時コロンビアに暮らしていた私もしっかり皆既日食を体験でき、本当に幸運でした。




日食の当日、休暇でカリCali市に滞在していました。ここは標高800mぐらいの高原で乾燥気候のため空気は清澄、観察には絶好の条件。
午前10時ごろから欠け始めた太陽は、サングラスを通しても形が変化していくのがわかります。
皆既の1時間ほど前から郊外の平原に移動して、いよいよその瞬間を待ちました。
次第に周囲が暗くなってくると‥‥
・鳥や犬や野生生物が不審な行動を始め、遠吠えしたり平原を駆け巡ったりの大騒ぎ。
・カラスはカーカー大声で鳴きながら集団で巣?へ慌てて戻っていきます。
・地平線から影が近づいてくると、一陣の風がピュ~。微小な竜巻や砂嵐まで発生。
そして皆既へ。人々のオオ~、という声が響き渡ります。

そして見えたのが冒頭写真(撮影は友人)。肉眼でもしっかり3箇所にプロミネンス(紅炎)が確認されました。
そして光球から宇宙に放射されるコロナの美しいことといったら!真珠色、とでもいったらよいのでしょうか、私には表現する言葉が見つかりません。感激でした。
周囲は薄暗く、肌寒いくらいでした。(いつもは夏の暑さです)
時間を忘れて黒い太陽を見続けていたのですが、やがて再度一陣の風が吹き、地平線から光が近づいてきて、あっという間に昼間に戻りました。
そして動物はもう一度大騒ぎ。カラスは巣から飛び立ち、野犬は野原を駆けめぐり、家畜たちも興奮して走り回っておりました。





コロナやプロミネンスの美しさを見た人は「日食病」に罹ると言われています。
症状は「もう一回見たい」と日食に恋焦がれるそうな
私もモチロン罹っております‥‥。
来年のトカラ列島、行くしかないか。




日食の当日、休暇でカリCali市に滞在していました。ここは標高800mぐらいの高原で乾燥気候のため空気は清澄、観察には絶好の条件。
午前10時ごろから欠け始めた太陽は、サングラスを通しても形が変化していくのがわかります。
皆既の1時間ほど前から郊外の平原に移動して、いよいよその瞬間を待ちました。
次第に周囲が暗くなってくると‥‥
・鳥や犬や野生生物が不審な行動を始め、遠吠えしたり平原を駆け巡ったりの大騒ぎ。

・カラスはカーカー大声で鳴きながら集団で巣?へ慌てて戻っていきます。
・地平線から影が近づいてくると、一陣の風がピュ~。微小な竜巻や砂嵐まで発生。
そして皆既へ。人々のオオ~、という声が響き渡ります。


そして見えたのが冒頭写真(撮影は友人)。肉眼でもしっかり3箇所にプロミネンス(紅炎)が確認されました。
そして光球から宇宙に放射されるコロナの美しいことといったら!真珠色、とでもいったらよいのでしょうか、私には表現する言葉が見つかりません。感激でした。

周囲は薄暗く、肌寒いくらいでした。(いつもは夏の暑さです)
時間を忘れて黒い太陽を見続けていたのですが、やがて再度一陣の風が吹き、地平線から光が近づいてきて、あっという間に昼間に戻りました。
そして動物はもう一度大騒ぎ。カラスは巣から飛び立ち、野犬は野原を駆けめぐり、家畜たちも興奮して走り回っておりました。






コロナやプロミネンスの美しさを見た人は「日食病」に罹ると言われています。
症状は「もう一回見たい」と日食に恋焦がれるそうな
私もモチロン罹っております‥‥。

来年のトカラ列島、行くしかないか。

ご健在とのことで、伊沢節またお聞きしたいです。
当時コロンビアに関係された皆さんはハートが熱い方ばかりで、私もよい刺激をたくさん頂きました。
再度訪問したいなぁと思いつつ、私が滞在していたククタの治安は悪くなる一方で、未だに果たせていません‥。
コメントありがとうございました。