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ブナの中庭で

ようこそブナの中庭へ!大好きな登山や山スキー、環境問題や自然のことなどいろいろ綴っています。

皈雲山(かえりくもやま)(1897m)

2015年03月15日 | 山スキー
山スキーは「魔法の靴」。本日その魔法に魅了されました。こんな素晴らしいルート、ぜひみなさんも。

***
皈雲山は、白山山系「三方崩山北峰」として、一部の山スキーヤーに知られてきた名峰。
先の寒波で新雪が降り山が「生き返った」ことに期待して、行ってきました。
私の計画に参加してくださったのは、山岳会のNさん、Iさん。ありがとうございます。

国道脇の駐車スペースから出発。(7時)
まもなく杉の植林地の急登。

先行は早朝出発したという単独スノーシューと単独スキーヤー。

標高1000mを越える付近から尾根の傾斜も落ちて、イイ感じです。


前方に本日のルートが見えてきました。
青空がまぶしいくらいのお天気です。


1402mのピークで休憩。

おや、前方は広い無木立の大斜面ではありませんか!



振り返ると庄川の谷。写真右手は白弓スキー場。


地形図1693mポイントからは痩せ尾根になりました。

フカフカ新雪があるので、安心して登れます。
(カリカリだと嫌なところ)

山頂に到着、そこは尾根状でした。(12時)


白山(右)と三方崩山(左)の展望が大迫力。


13時、いよいよ下り。
本日の登山者はほとんどがすぐにシッタカ谷に入って滑走でしたが、われわれは敢えて尾根ルートを選択。

予想通り、素晴らしい無木立の大斜面、しかもパウダースノー!

振り返っての皈雲山。


1402mピーク手前のコルのさらに手前から、沢へドロップイン。


これが大正解、北斜面のためパウダーも健在。気持ちよくターンも決まりました。


そしてシッタカ谷の本流へ合流。
本日は我々以外には、単独スキーヤー&ボーダーが5名でした。
そのみなさんのトレースです。

谷を滑り降りて林道から駐車場へと戻りました(到着14時30分)

五箇山~白川郷の山域では、これまで滑ったどの山よりも素晴らしい内容でした。
本日は標高差1300mを一気に登り、滑降。
山スキーはステキな魔法の靴ですね~!

4 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
1078Pは・・・ (float cloud)
2015-04-24 21:33:06
素晴らしい画像ですねえ!
是非、行ってみたいと思います。
すみません、お訊きします。
往路、1078Pは通られましたか?
返信する
float cloudさんへ (Repu)
2015-04-24 22:00:00
こんばんは、コメントありがとうございます。
往路、1078mポイントの尾根から1404mピークを経由して山頂への尾根を登りました。とても登り易い尾根です。
下りは尾根または谷、いろいろルートがとれると思います。私はブログに書いたように、1402mへの登り返しの前に、左の谷へ「早目に」滑り込みました。ここがポイントです。尾根の無木立大斜面がおわったら、すぐに谷へ向かって正解と思います。
返信する
皈雲山 (float cloud)
2015-04-27 11:04:14
ありがとうございました。
昨日、4.26.皈雲山に行って来ました。
往路、シッタカ谷。帰路、その右岸尾根。
尾根線に藪が出ていて、難儀しました。
よって、林道は、ヘッドランプとなりました。
ぼくも、ブログをやっています。
グログ名は、「藪山独自ルート float cloudのブログ」ですが、この山は、数日中にアップするつもりです。
返信する
float cloudさんへ (Repu)
2015-04-27 21:27:51
驚きました、4月下旬にこのルートにいらっしゃるとは!!
山スキーヤーなら賞味期限は3月いっぱいです。藪山をフィールドにされる方は、価値観が全然異なるのですね。
私が登りに使った尾根が現在どのような状態なのか、興味いっぱいです。ブログ記事に期待しています!
コメントありがとうございました。
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