
いつの間にか、こうなっていました‥‥。
私は小中学校で「世界一の漁業大国日本」と教わり、子ども心ながら誇りを感じていました。後に赴任したコロンビア共和国では、漁業を指導する多くの青年海外協力隊員の仲間を見てきました。「漁具漁法」とか「水産物加工」の専門をもつ隊員が自信に満ちた姿で、現地の方々に技術移転をしていたのです。
ところが、いつの頃からでしょうか、「ノルウェー産サバ」とか「カナダ産ししゃも」が当たり前になってきたのは。鯖は日本海の近海、ししゃもは北海道産だったはずです‥‥。
今や日本の漁業は『持続不可能』と言われています。
例えばマサバの年代別平均漁獲量とその組成をみてみましょう。(勝川俊雄三重大学準教授による)

グラフからいえるのは、漁獲量が減少するのと並行して未成熟個体の割合が大きくなっているということ。
その原因はズバリ、乱獲。
1.資源が減少する
→2.漁獲量を確保するためにより多く獲ろうとする
→3.大型個体が獲り尽くされる
→4.小型個体の割合が増えていく
→5.単価の下落を漁で補うために、ますます多く獲ろうとする
→1.へ戻る :負のスパイラル
勝川俊雄先生によると
「現在は乱獲が行き着くところまで進行してしまった状態」
なのだそうです。
さらに先生は言います、
「乱獲によって、①資源の低迷 ②漁獲組成の小型化 ③漁獲率の上昇
が同時進行し、漁業の生産性が失われる。今やマサバは、水産資源学の教科書に見本として載せたいような典型的な乱獲だ」



手元にあった市民生協のチラシ、載っていたのは地元産ではなくノルウェー産のサバ。他には鯵(ノルウェー産)、紅鮭(カナダ産)、銀鮭(ロシア産)、たこ(モロッコ産)。
どうして日本の漁業は衰退してしまったのでしょうか? なぜそれほど「典型的な乱獲」に陥ってしまったのか?
もっと勉強して、続きは後日、書きたいと思います。
私は小中学校で「世界一の漁業大国日本」と教わり、子ども心ながら誇りを感じていました。後に赴任したコロンビア共和国では、漁業を指導する多くの青年海外協力隊員の仲間を見てきました。「漁具漁法」とか「水産物加工」の専門をもつ隊員が自信に満ちた姿で、現地の方々に技術移転をしていたのです。

ところが、いつの頃からでしょうか、「ノルウェー産サバ」とか「カナダ産ししゃも」が当たり前になってきたのは。鯖は日本海の近海、ししゃもは北海道産だったはずです‥‥。
今や日本の漁業は『持続不可能』と言われています。
例えばマサバの年代別平均漁獲量とその組成をみてみましょう。(勝川俊雄三重大学準教授による)

グラフからいえるのは、漁獲量が減少するのと並行して未成熟個体の割合が大きくなっているということ。
その原因はズバリ、乱獲。
1.資源が減少する
→2.漁獲量を確保するためにより多く獲ろうとする
→3.大型個体が獲り尽くされる
→4.小型個体の割合が増えていく
→5.単価の下落を漁で補うために、ますます多く獲ろうとする
→1.へ戻る :負のスパイラル

勝川俊雄先生によると
「現在は乱獲が行き着くところまで進行してしまった状態」
なのだそうです。
さらに先生は言います、
「乱獲によって、①資源の低迷 ②漁獲組成の小型化 ③漁獲率の上昇
が同時進行し、漁業の生産性が失われる。今やマサバは、水産資源学の教科書に見本として載せたいような典型的な乱獲だ」



手元にあった市民生協のチラシ、載っていたのは地元産ではなくノルウェー産のサバ。他には鯵(ノルウェー産)、紅鮭(カナダ産)、銀鮭(ロシア産)、たこ(モロッコ産)。
どうして日本の漁業は衰退してしまったのでしょうか? なぜそれほど「典型的な乱獲」に陥ってしまったのか?
もっと勉強して、続きは後日、書きたいと思います。
日本は農水省がなってないのかなぁ???
その辺、私は深く追求してないので、次のレポートに期待してるねぇ。
・・・ところで、ノルウェー産海産物のパンフは、前にずいぶん担当させていただきました。
結構しっかりしてますよ、ノルウェーの漁業庁。
励ましのコメントをありがとう。しかし、ノルウェー漁業庁のパンフとは、まりはいろいろな仕事をしているんだね。楽しそう!