ブナの中庭で

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玄米玉子

2008年11月26日 | 食・農業
青森県藤崎町の常盤村養鶏農業協同組合が生産している「玄米玉子」が今、脚光を浴びています。
大多数の養鶏農家は米国産の輸入トウモロコシを飼料として使っています(つまり自給率ゼロ)。しかしこの「玄米玉子」では、地元の休耕田で生産した飼料米「べこあおば」を主な餌としており、その結果、餌自給率は75%なんですよ!



販売価格は1個30~80円と輸入トウモロコシで育てた通常の卵に比較して高めですが、首都圏の生協連合会では毎週60パック(1パック6個入り)を販売。開始から10月第3週の時点まで24週間連続で完売しているそうです。

現在、日本の田んぼの約4割が休耕田(または耕作放棄)です。
一方で大量の食糧を海外から輸入して、食糧自給率39%、フードマイレージは世界一。
私たち消費者は、この「玄米玉子」のような取り組みを支える存在でありたいですね。
ぜひ石川県でも販売して欲しいなぁ。

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