
(写真:北海道/幌延風力発電(株)/オトンルイ風力発電所)
洞爺湖サミットも目前。
会議では食糧問題と並んでエネルギー問題も大きな議題の一つです。
ここで現在高騰中の石油、石炭に替わる自然エネルギーについても話し合われることになっています(のはず)。
自然エネルギーのひとつ、風力。日本の風力発電はどのような状況か、調べてみました。
まずは昨日紹介したグラフにもう一度登場してもらいましょう。

見るからに遅れをとっている日本です。
人口1000人あたりの発電量を他国と比較してみると、
デンマーク 577.9(kW)
スペイン 265.4
ドイツ 250.1
EU平均値 103.7
日 本 1.3
なんと2桁も少ないんですよねぇ‥‥
その原因は??
様々考えられますが、ズバリ「国のエネルギー政策が化石燃料と原子力への依存から抜け出せず、自然エネルギーを軽視してきた」に尽きると思います。
国と電力各社は言います。
「風は吹いたり吹かなかったり、太陽も照ったり照らなかったりで安定性が悪い」
→その特徴を十分踏まえて自然エネルギーでかなりを賄おうと政策を進めるドイツ、デンマークの実績から学ぶべきなのではありませんか。
「自然エネルギーはコストが高い」
→コストって現在の?ピークオイルを迎えつつある石油価格は急上昇、ウランもあと85年。
エネルギー政策には長期展望が必要ですよ。
(えっ?石炭なら大丈夫だって?石炭はすご~くCO2出すからダメでしょう‥‥)
この図を見てね。このまま自然エネルギーに背を向けていたら、百年後の日本はどうなるの?

エネルギー政策にはぜひとも長期で日本や地球を考えるビジョンが重要。
「持続可能なエネルギー」のひとつ、風力発電をもっと推進してください!
さて、日本でも頑張っているところがあるので、ひとつ紹介します。
冒頭写真のオトンルイ風力発電所です。北海道の幌延(ほろのべ)町にあり、平成15年2月から可動しています。

風力発電機は、支柱の高さが74m、風車ローター直径が50.5mの大きさで、総出力2万1,000kW、出力750kW。これがなんと28基も海岸沿い約3.1kmに並んでいます。
年間5.000万キロワットの発電量は、一般の家庭が1年間に消費する電力の約1万世帯分に相当。
写真で見ても見事な景観で、北海道をドライブする観光客には人気のスポットのようですよ。
私もぜひぜひ見てみたいなぁ~
素晴らしい迫力でしょうねぇ。
(また行きたい病が始まったよ
)
洞爺湖サミットも目前。
会議では食糧問題と並んでエネルギー問題も大きな議題の一つです。
ここで現在高騰中の石油、石炭に替わる自然エネルギーについても話し合われることになっています(のはず)。
自然エネルギーのひとつ、風力。日本の風力発電はどのような状況か、調べてみました。
まずは昨日紹介したグラフにもう一度登場してもらいましょう。

見るからに遅れをとっている日本です。
人口1000人あたりの発電量を他国と比較してみると、
デンマーク 577.9(kW)
スペイン 265.4
ドイツ 250.1
EU平均値 103.7
日 本 1.3
なんと2桁も少ないんですよねぇ‥‥

その原因は??
様々考えられますが、ズバリ「国のエネルギー政策が化石燃料と原子力への依存から抜け出せず、自然エネルギーを軽視してきた」に尽きると思います。
国と電力各社は言います。
「風は吹いたり吹かなかったり、太陽も照ったり照らなかったりで安定性が悪い」
→その特徴を十分踏まえて自然エネルギーでかなりを賄おうと政策を進めるドイツ、デンマークの実績から学ぶべきなのではありませんか。
「自然エネルギーはコストが高い」
→コストって現在の?ピークオイルを迎えつつある石油価格は急上昇、ウランもあと85年。
エネルギー政策には長期展望が必要ですよ。
(えっ?石炭なら大丈夫だって?石炭はすご~くCO2出すからダメでしょう‥‥)
この図を見てね。このまま自然エネルギーに背を向けていたら、百年後の日本はどうなるの?

エネルギー政策にはぜひとも長期で日本や地球を考えるビジョンが重要。
「持続可能なエネルギー」のひとつ、風力発電をもっと推進してください!
さて、日本でも頑張っているところがあるので、ひとつ紹介します。
冒頭写真のオトンルイ風力発電所です。北海道の幌延(ほろのべ)町にあり、平成15年2月から可動しています。

風力発電機は、支柱の高さが74m、風車ローター直径が50.5mの大きさで、総出力2万1,000kW、出力750kW。これがなんと28基も海岸沿い約3.1kmに並んでいます。
年間5.000万キロワットの発電量は、一般の家庭が1年間に消費する電力の約1万世帯分に相当。
写真で見ても見事な景観で、北海道をドライブする観光客には人気のスポットのようですよ。
私もぜひぜひ見てみたいなぁ~

(また行きたい病が始まったよ

電力会社だって、原発みたいなお荷物.ホントはいらなかったt思います。造ってしまった以上、稼動させないとしょうがない、ってことでしょうが、作らせたのはなんのためか・・
内灘では風力発電を建てたくってたまらないのです。あちこちから申し入れがありますが、石川県が「景観」を理由に反対します。
CO2削減目標の厳しさで石川県は全国最下位です。(イーズ調べ)
先日やっと県の地球温暖化対策特別委員会が発足しました。自然エネルギーの重要性をわかっていただけることを願います。
調べてみたら21基ですね。
もうしばらくしたら本格可動の予定です。
夏に行ったら写真を撮ってきてね
ええー、本当ですか。最下位って。でも、やっぱり。残念だけど。
景観、難しいですね‥‥。
もうひとつの地熱発電、エネルギー源である火山はほとんどが国立公園指定区域内であり、こちらも景観がネックになって建設できない場合が多いと聞きました。
難しい~
行って来ましたが
風が半端じゃないくらいで吹くそうです。
冬の地吹雪から避難する為に
道路上にシェルターが有るんですよね。
宗谷岬なんかも多いです。
日本の基本姿勢がね~。
ですから企業などでも
環境ISOを取得していても
様はペイするかしないかで殆どの場合
決めているのが現状です。
北海道の北部は強風地帯ですが、風力発電には風況バツグンですね。
他には、山形県立川町(現庄内町)は昔から日本三大悪風「立川だし」に悩まされてきました。
しかし現在では逆転の発想で、「ウィンドファーム立川」をオープンさせ、風力発電に力を入れています。(素晴らしいなぁ)
HPアドレス:http://www.town.shonai.yamagata.jp/windome/index.html
む~さんのおっしゃるとおり、ペイするかしないかが重要。
環境に配慮した企業の取り組みで大きく収益が上がるような社会の仕組み、税制などに期待したいですね。
またいろいろ教えてくださいね。