1000年に一度の津波に備えるとのことですが、巨額の税金を使って、海岸線をコンクリートの壁で覆い尽くしてもよいのでしょうか。
牡蠣養殖業の方々をはじめとして、地元の方々が反対の署名をインターネットで呼びかけています。
(下記のサイトから入り、「ご署名はこちら」をクリックしてください。)
気仙沼市 防潮堤を勉強する会 のHP
この防潮堤計画をつくる過程では、地域住民の意見を十分にきくことなく、合意がなされないまま今日に至ったようです。
会が示している要望書を転載します。
________________________________
安倍晋三 内閣総理大臣
古屋圭司防災担当大臣
2011年6月、「中央防災会議」が設置した「東北地方太平洋沖地震を教訓とした地震・津波対策に関する専門調査会」の提言により、国は、現在東日本大震災の被災地において進行する防潮堤建設計画の根本となる方針を示しました。
しかし、震災発生から半年に満たない混乱期に決定された国の方針には、防潮堤建設計画における、景観や環境、暮らしなどの「地域の実情に配慮すべき点」や、「住民の意向の反映のさせ方」、「合意形成のあり方」などが明確に示されてはいません。
現行の方針では、地域の実情に即さず、住民の納得のいかない防潮堤建設計画が進行し、かけがえのない郷土に、取り返しのつかない致命的な影響を与えかねません。
私たちは「中央防災会議」において、津波防災対策の基準を再び見直し、東北の被災地で進行する防潮堤建設計画の再検討を要請します。
牡蠣養殖業の方々をはじめとして、地元の方々が反対の署名をインターネットで呼びかけています。
(下記のサイトから入り、「ご署名はこちら」をクリックしてください。)
気仙沼市 防潮堤を勉強する会 のHP
この防潮堤計画をつくる過程では、地域住民の意見を十分にきくことなく、合意がなされないまま今日に至ったようです。
会が示している要望書を転載します。
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安倍晋三 内閣総理大臣
古屋圭司防災担当大臣
2011年6月、「中央防災会議」が設置した「東北地方太平洋沖地震を教訓とした地震・津波対策に関する専門調査会」の提言により、国は、現在東日本大震災の被災地において進行する防潮堤建設計画の根本となる方針を示しました。
しかし、震災発生から半年に満たない混乱期に決定された国の方針には、防潮堤建設計画における、景観や環境、暮らしなどの「地域の実情に配慮すべき点」や、「住民の意向の反映のさせ方」、「合意形成のあり方」などが明確に示されてはいません。
現行の方針では、地域の実情に即さず、住民の納得のいかない防潮堤建設計画が進行し、かけがえのない郷土に、取り返しのつかない致命的な影響を与えかねません。
私たちは「中央防災会議」において、津波防災対策の基準を再び見直し、東北の被災地で進行する防潮堤建設計画の再検討を要請します。
なにか、いい案があればいいのですが。
何十年に一度の津波に備えるために、漁業への支障があり海岸の景観が失われていいのか?私もわかりません。
最も高い津波を防ぐためには、場所によっては40mの防潮堤が必要となります。ハードで防ぐより、迅速な避難の方法を考えるといったソフト面での対策が有効に思える私です。
いずれにせよ、住民合意が大切と思います。