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日本の南極観測隊が隕石発見!

2010年01月07日 | サイエンス
南極観測隊は4日、昭和基地から約600キロ離れたセールロンダーネ山地で隕石4個を発見、採集した。日本隊が南極で隕石を発見したのは2001年1月以来。〔共同〕

隕石は「空から落ちてくる石」と言ってしまえば何の面白味もないのですが、実は地球内部のことを教えてくれる貴重な存在なのです。

地球の内部は4層構造になっています。
地表から中心に向かって
  ・地殻(深さ10~80kmまで:海洋部で浅く大陸部で深い)
  ・マントル(深さ2900kmまで)
  ・外核(深さ5100kmまで)
  ・内核(深さ6400kmまで:つまり地球中心まで)

しかしボーリングはせいぜい10数kmまで、つまり我々が手にできるのは地殻か上部マントルのみ。
では地球の内部はどうして調べるのか

実は隕石なのです。
46億年前、隕石を集めて地球が誕生しました。つまり「隕石は地球の原材料」
こういった意味から、隕石は貴重な語り部と言えます。
今回の隕石採集で何か発見があるのかな。楽しみ~デス

(冒頭写真出典:共同通信社)

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