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看護師国家試験の過去問解説

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105回午後・問73

2018-09-15 19:07:24 | 105回過去問の解説

73 触診法による血圧測定で適切なのはどれか。
1.血圧計は患者の心臓の高さに置く。
患者の心臓の高さに置くのはマンシェットである。

2.マンシェットの幅は上腕全体を覆うサイズを選ぶ。
マンシェットの幅は12〜14cmとする。
マンシェットの幅が広いと正確に測定できない。
幅が狭いと血圧が本来よりも高く測定される。


3.150mmHgまで加圧して減圧を開始する。
加圧は、血圧により異なる。
加圧は、脈拍が聞こえなくなった圧から、さらに20〜30 mmHg加圧する。


4.加圧後に1拍動当たり2〜4mmHgずつ減圧する。
減圧は、1拍動当たり2〜4mmHg程度であるが、これより速いと血圧は低めに測定される。

5.減圧開始後に初めて脈が触知されたときの値を拡張期血圧とする。
減圧開始後に初めて脈が触知されたときの値は、収縮期血圧である。

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「理解度の判定」
*問題をもう一度読んであなたの理解度を正しく判定してください。


105回午後-73 触診法による血圧測定で適切なのはどれか。
1.血圧計は患者の心臓の高さに置く。
2.マンシェットの幅は上腕全体を覆うサイズを選ぶ。
3.150mmHgまで加圧して減圧を開始する。
4.加圧後に1拍動当たり2〜4mmHgずつ減圧する。
5.減圧開始後に初めて脈が触知されたときの値を拡張期血圧とする。

<チェックボタン>
赤レベル 問題文に理解できない所がある。
黄レベル 問題文を再確認したいと思う。
青レベル 血圧測定の手順を理解している。

<医師国家試験から108回の予測問題>
血圧測定についての記載である。
(誤)マンシェットの中に聴診器のチェストピース全体を差し込んで測定する。
(正)チェストピースは、マンシェットの下端よりも末梢側で測定する。
(誤)上腕動脈の上に聴診器を置き、血管雑音を確認してから加圧を開始する。
(正)加圧してから血管雑音を確認しながら加圧を行う。
(誤)70mmHgまで速やかに加圧し、その後は10mmHgずつ加圧しながら測定する。
(正)推定される収縮期血圧よりも20~30mmHgほど高い値まで加圧し、その後は1脈拍あたり2mmHgずつ減圧しながら測定する。
(正)聴診法による血圧測定で、Korotkoff音の第1点が確認できない時は、一度完全に減圧してから再度測定する。


「過去問ダイジェスト」のHPをご利用下さい!
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*あなたは重要問題だけを選別して勉強して下さい。

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