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And They Were Never Heard From Again...

「テイルズオブ」に出てくる、術技や台詞の英語表記について書くブログ

北米版ベルセリア:体験版が配信開始、CEの在庫も復活

2017-01-11 11:39:20 | テイルズオブ
http://www.gamestop.com/product/ps4/games/tales-of-berseria-collectors-edition/136715
https://twitter.com/abyssalc/status/818993024877240321
北米版も体験版が配信開始され、それと合わせてかコレクターズエディションの在庫もGamestopさんで復活しています。
それにしても、今回は内容の変更や追加の話が一切ないですねー。北米版はまだいいですが、欧州版の内容は値段にちょっと見合わないような。
...どうせ海外版で読めるからと日本語版のマギルゥ小説をスルーしただけに、欧州版のCEに小説がついてこないのは結構キツイですね(笑)

PC版ベルセリアも、日本からは購入できなくなったみたいですね。
日本のゲームが日本で買えなくなる、いわゆるおま国は、スチームは度々セールをして安価で買いやすくなる為日本でのパッケージ売上を下げるのが理由だそうですが、ベルセリアは既に何度かセールをやっているので問題無い気もします。



欧州版ベルセリアの体験版配信開始&PC版の詳細が公開

2017-01-10 13:21:18 | テイルズオブ
https://twitter.com/abyssalc/status/818620857299992576
時差の関係で北米はまだ9日なので配信されていません。なので、北米版は今日の夜ぐらいにくるのではないでしょうか。
私は欧州アカウントなのでいいのですが、来週までプレイできません(汗)まあ恐らく内容は日本で配信された体験版と同じだと思うので、英訳ぐらいしか確認することはありませんけれど。
英訳といえば、Caphiさんに色々と教えて頂きましたが、今回の英訳は少し雑みたいですね。
それどころか、何故かゼスティリアから英訳を変えているものもチラホラ。種族特性の「獣人」Therian→Demihuman、術技設定の「おまかせ」Automatic→You Decide などなど...。
エクシリアの時に凝りすぎて「もう少し日本版に忠実に訳せ」という批判を受けてかゼスティリアは大分控えめな英訳になっていましたが、今回また別の翻訳者にでもなったのか、また自由にやり始めているような気がしますねー。
また戦闘後台詞のロクロウがアイゼンを凶器だと呼ぶ台詞は、海外版ではまるで自分の話をしているようにも聞こえます。この辺は、時間がなくて台本だけ渡されて訳した感じもします。
というのも、翻訳にあまり予算や時間が使えない場合は、翻訳者にはテキスト台本だけが渡されてゲーム画面は一切見せてもらえないそうです。
たとえばマイクロソフトからのアップデートを知らせる文章などはカタカナ混じりで意味不明なものが多いですが、あれもPCに詳しくない人が英訳を頼まれるので、専門用語はカタカナにしてそのまま放置しているんです。
前にも書いた通り、横文字の術技は割と日本語に忠実なんですよね。もっともこれも、テキストだけ見て「文法はおかしくないからそのままでいいや」と術技の見た目を無視して英訳した、という可能性があります。
まあ私としてはもっぱら、キャラクターのボイスがどんな感じか知りたいだけですけれど(笑)私が海外版も買うのは英語の勉強もそうですが、日本語ボイスとは違う雰囲気でもう一度物語を楽しみたいというのが一番なので。

http://blog.talesofgame.com/en/details-about-the-pc-version-of-the-game/
公式ブログでPC版の詳細も公開されています。
この辺はよく分かりませんが、ゼスティリアのものと見比べるに全体的に上がってますね。
というか、ゼスティリアってVistaでも動かせたんですね...。今回はさすがに切られてます。
また、海賊版入手をクラッカーから防ぐ一級品プロテクトである Denuvo がベルセリアに搭載されていることも明かされています。
PC版ゼスティリアの時がどうだったのか分かりませんが、わざわざ書いてあることを考えるに多分ゼスティリアは割られてたんでしょうね。



海外版ベルセリア:Gamespotさんが複数のプレイ動画を公開

2017-01-05 11:52:16 | テイルズオブ

http://www.gamespot.com/videos/tales-of-berseria-fighting-a-boss-demon-gameplay/2300-6436434/?ftag=GSS-05-10aaa0b

http://www.gamespot.com/videos/tales-of-berseria-giant-scorpions-and-deadly-plant/2300-6436435/?ftag=GSS-05-10aaa0b
明けましておめでとうございます。私の2017年はグラブルの50連大爆死で始まりました(笑)
最近グラブルのことを書いてませんでした。まあ実際ベルセリアが出てからそっちに集中する為あまりやっていなかったのですけれど、そろそろまたちゃんとやるつもりでいます。
とはいえ、去年はメイン記事をほとんど書きませんでした。ゼスティリアをやるやる詐欺で終わりそうになっているので、今年はベルセリアとゼスティリアからやろうと思っています。

本題。
Gamespotさんが、ダイルに会う場面とブルナーク台地に初到着する直前のシーンの海外版の動画を公開されています。
今回少し意外なのは、術技名の動詞がそのまま放置されているものが多いんですよね。
といっても特殊な術技であるベルベットの秘術と、後は Explosion → Explode などの動詞一つのネーミングのものなので、別に今までが細かすぎた訳ではなく、ちゃんと使い所を絞って訳しているのには変わりありません。
それでも、今まではエクスプロードが出る度しつこいくらい Explosion に直されていましたから、今作から日本語での術技のネーミングにもっと合わせる方針に変わったのでしょうか。
あるいは、ベルベットの秘術辺りは海外版のスタッフが考えた技名をカタカナにしただけかもしれませんね。今の所インフェルノブルー→ Blue Inferno ぐらいの違いしかありませんし。



年内に次回作発表は無かったですね

2016-12-30 23:52:25 | テイルズオブ
15日にあったのは21周年記念ツイートだけで、まあせめてビバマガの発売日ぐらいは発表されるだろうと思っていましたが無かったですね。
この時期をスルーしたとなると、次回作はティザー発表自体がまだまだ後になりそうです。
かといって、ドラマCDにベルセリアが無いんですよね。というかグッズ自体が少ない。最新作を推さずして、これからしばらくどうなるやら...
しかも、一週間ほど前にはマイソロシリーズ10周年!ということでザレイズなどの外伝続報にも期待してましたが、それも特にナシ。
更に言うと来年末は今度はデスティニー20周年!ですが、リオンが主人公と書かれるという何とも言えないこと以外は何も起きておりません。
いやこれはもしかして、リオンが主人公の新作が来るのだろうか!(笑)テイルズオブって特定のキャラのリブート作品を作ったことがない?ので、案外面白いものになるかもしれませんね。


年納めに一仕事と某所でアイゼンとエドナの短編を書き終えて気付きましたが、ゼスティリアは割とベルセリアに明確に伏線を張ってる部分が多くて感心しました。続編ありきーかとも思いましたけれど、後付け設定ではなさそうです。
たとえば、アイフリードの狩場にエドナの花が咲いていること。これにより、アイゼンはゼスティリア発売時点でアイフリード関係の人物だと設定されていたのが確定できます。
アイフリードの狩場の伝承の王子や女の子、死神が〜という設定は、ファミ通攻略本で出たもの(=ベルセリアを制作している最中)なのでアイゼンが死神の呪いを持つというのは後付け設定の可能性がありますが、アイフリードに関わるということは元から決定していたのでしょう。
まあ勿論、たまたまアイフリードの狩場にディスカバリーとしてエドナの花を配置していた可能性もありますが、二つの固有名詞が揃っているのでそんな偶然はちょっと無いかなと思います。
またアイゼンが死神の呪いを持つというのも前から決まっていたとすれば、デゼルが死んだ後のエドナの発言にも重みが出てきます。誰からも求められない者にとって、死はーーみたいな奴です。
あれもデゼルの疫病神と兄の死神を比べていたと考えれば、思わずああいった残酷な台詞が出てきてしまってもおかしくは無いですね。
それと同時に、エドナはサブイベで殺しに行く前から内心では本当はアイゼンをどうするべきか分かっていたのだろうとも思えます。
死神の呪いについては、フェニックスの加護もそうでしょうか。もっともゼスティリアの時点では不死鳥という名前は出ていなかったはず?なので、これはちょっと苦しいかもしれません。
それから、サブイベでアイゼンを倒した後のスレイの台詞。「エドナの旅はエドナのものだから」。自分の舵は自分で取る、と似たような意味になっていると思います。まさかこれに合わせて、自分の舵は自分で取るという言葉を生み出したと取れませんから、逆の順序、つまりアイゼンの流儀に合わせてスレイの台詞を作ったと考えた方が自然だと思います。
後は、デス・エイジ。これは後付け設定の蓋然性が高いですが、死神アイゼンが災禍を祓った時代だからデス・エイジだとも受け取れます。
序でに言えば、デス・エイジについて情報が少ないのは、本来忌むべきはずのドラゴンが世界を救った事実を隠したからと思われます。
もっと言ってしまえば、レイフォルクに参拝者がいる祠があるのは、少数の人々が口伝でデス・エイジの本当の事実を伝え聞いていて、アイゼンに感謝する為... とも読み取れますね。ここまで全てゼスティリアの時点で決めていた設定なら、これは舌を巻かざるを得ませんね。

自分は今の所エドナ関連しか見ていないので、他にもまだまだベルセリアでの後付け設定とは言い切れない部分が多くあると思います。
ただそれにしても情報が抜け落ちているのは、ライラですかね。結局シアリーズは別人(というか死んだ)だったので無関係と言えそうです。
あり得る可能性は、ソーサラーリングを精製する力を蓄える誓約の起こした奇跡で二度目の転生をした、ぐらいでしょうか。さすがに、無理やりに過ぎますかね(笑)
ただ無関係なら、わざわざセリカはギャグが好きだったなんて話は入れないと思うんですよね。
生まれた後も全く謎で、恐らくマオテラスの陪神になったことがあり、それで誓約も「マオテラスと先代導師について喋らない代わりに、彼らの力を得る」という内容だったのだと思います。
しかし湖の乙女となった経緯は不明で(初代の湖の乙女ではないらしいので、その辺りのエピソードもあるはず)、先代導師に会う前までは何をしていたのかも全く分かりません。
またゼスティリアではエドナより年上であるかのような描写がありましたが、上記の事を考えればむしろ年下です。ザビーダよりも年下ですね。
とすると、いつの段階でエドナやザビーダと会っているのか。雰囲気を見るに、どちらも数回会っただけの知り合いではないので、何かしらを一緒にやったことがあると思います。
しかしレイフォルクにアイゼンがいるのは知らなかった。つまりエドナとはデス・エイジの辺りから出会っていない、はずです。
とまあ謎だらけな美女状態になっていますが、次回作に関係あるのか、次回作が完全新規の世界設定ならどこかの媒体で拾い上げる予定なのか?
謎だらけといえば、前にも書いたようにクローディン・ジークフリート辺りもそうですね。
それとも、エクシリア以前もこんな感じで放置してるエピソードは多かったんでしたっけ?自分が詳しく知る限り、シンフォニア・ジアビス・エクシリアはそんなこと無かったはずですけれど。ヴェスペリアも、最近ユーリ・フレンの若い頃のことは明かされましたし...。

ゼスティリアの物語については未だに終盤辺りが納得いかない想いがありますが、ベルセリアに繋げる要素をちゃんと残していたのが分かってもう一度理解し直してみようという気になりました。
多分、ゼスティリアはいつもの終盤の風呂敷のたたみ方の下手さが、更に悪い方向に出てしまっただけだったんでしょうね。キャラクター自体は変わらず魅力的でしたし。
個人的に、ヘルダルフはラスボスの中でも結構好きなキャラクターです。アイフリードの狩場でスレイが「まだ決着をつける時じゃない」と言った時に、ちゃんと退いてくれたのがこの人無茶苦茶良い人だなと思いました(笑)直前、サイモンにちゃんと呼びかけて理解させてから巻き込んだり、ラストで獅子戦吼を合わせてきたり、将軍らしく周りに配慮が出来る人だったのでしょうね。
とはいえ、そろそろ山本さんのやり口には飽きてきてしまったので全然違う作風のシナリオライターさんが来ないかなとは思いつつも、次回作も楽しみにしています。来月はとりあえず、ベルセリアの海外版がきますねー。
というわけで、良いお年を。
...そういえば、去年は「良いお年を」と書いた記事の直後に何か来たんですよね(笑)



〈追記〉ベルセリア資料集が届きました

2016-12-17 01:14:05 | テイルズオブ

日本のアマゾンには珍しく発売日よりも早く届きました。
多分単純な新情報だけなら他の場所でもリークされていると思うので、申し訳ばかりに考察みたいなものを挟みながらいきます。

シアリーズに関しては、結局ライラや湖の乙女との関係性は分かっていません。
・シアリーズは10歳(外見年齢は20歳)
当たり前と言えば当たり前ですが、フィーと一緒に生まれているので年齢も同じですね。
記憶があり、平松氏の小説でもフィーを母親視点で見たかったかのような描写があるので想像しづらいですが、母親でありながらフィーとは一応双子みたいな感じになるのでしょうか。
・シアリーズの真名はルズローシヴ=ハイ=フォウェスィ(清浄のための執行者)
ミクリオとライラの真名が混ざっていますね。これには何か意味があるのでしょうか...。

・カノヌシは転生してから11歳
てっきりシアリーズやフィーと同じ年齢かと思っていましたが、何故か1歳年上のようです。
これはラフィの肉体を引き継いだから、ということでいいんですね。
・カノヌシの加護は霊応力の向上と精神鎮静、加護が二つで生贄も二つなのかも
後半はスタッフの推測のようです。加護については、本編から凡そ予想がつきましたね。
でこの生贄なんですが、私的にはそもそも何故人間の命がカノヌシの封印に関わっているのか、また以前の封印は誰がしたのかなどを知りたかったのですけれど、全く分かりませんでした。
あまり深くは書きませんが、このまま見ると聖隷達は厄介な聖主の封印に共存するはずの人間を利用しているようにしか思えないような。多分後述の事を考えると、メリオダス王が封印に関わっているのだとは思いますけれどね。
また、喰魔についても詳しい説明はありません。後述の通り穢れやドラゴン云々が出来たデスティニー・ドーンにもカノヌシは居るので、多分カノヌシの為に用意された業魔という解釈で良いのだとは思いますけれど...。

・メルキオルは130歳(外見年齢は70歳)
クローディンは少なくとも300年間は生きていますから、メルキオルは死に際になってから出来た友人だったんですね。
本編の感じだとウェイストランド解放の頃からの朋友に見えたのですが、すると最初のメルキオル無しの170年間クローディンは一体どんな感じだったのでしょうか。
メルキオルやクローディンの過去についても、結局資料集ではほとんど触れられていません。これはまさか、次回作のフラグ...?あるいは書きすぎると逆に何かあると思われるので、全て謎ということにしてしまおうという事なのかもですが。

・アルトリウスの誓約は不確か
多分これはファミ通の攻略本で誓約と書かれてしまったのがいけなかったのでしょうが、資料集では定かではないとされています。
誓約は、はっきりとした効果を得るには複雑な手順を踏まないといけないともされており、アルトリウスのそれは姉弟を失った事後で誓約をしたように見えるので違うのかもですね。

・現代の八天竜伝説にはゼスティリアで分かっていた6体にカノヌシとシェンロンを加えたテキトーなもので、真の八天竜はデスティニー・ドーンの頃にいたらしい
後者は伝承に残るのみで定かではないようです。
シェンロンはともかくカノヌシの存在をゼスティリアの時代の人達が知るわけはありませんから、なるほどムチャクチャな伝説ですね。
また、そもそも八天竜はカノヌシ一匹だけを指したもので、彼の目撃譚と他のドラゴンの伝承が混ざっただけという見方もあるとのこと。
更には、デスティニー・ドーンにドラゴン化した特別な8体なるものがいたという伝承もあったとか。...天界の門を閉じた早々に8体も生まれてしまうとは、随分な皮肉だなと思います。

・ジークフリート・ブリュンヒルトの楽園追放の伝説、や天界の門が閉じ穢れ・業魔が出てきたのもデスティニー・ドーン
若干先んじて書いてしまいましたが、顕師伝説や天族と聖隷の訣別などもデスティニー・ドーンにあったようです。まさに宿命の時代ですね。
カノヌシやクローディン関連は全然説明していない割に、妙にデスティニー・ドーンの説明が多いんですよね。これはまた、この時代はもうゲームにしないからきっちり説明しているのか、次回作はここの時代だからなのか...。
とはいえ、ジークフリートとブリュンヒルトの冒険については一切が不明です。主人公やヒロインの名前にしては堅苦し過ぎるので、これも結局真相はオルバースの中ということなんでしょう。

・天族が仕掛けた聖隷への罠
少し分かりづらい話ですが、地上に降りた聖隷は「地上で人間と天族が共存する」ことが、再び天界と地上が繋がる為の誓約と信じていました。
しかし天族は地上を滅ぼす為に(!)、厳密には「地上で人間と天族が共存し続ける」という誓約にしていました。...ムゴイですね。
これは一瞬の共存では駄目という他に、代償の穢れによる業魔化・ドラゴン化の発生率にも関わります。聖隷達の解釈では、共存が一度成立するまでは代償も出ないと考えられます。しかし実際は誓約が発せられた段階から判定されるので、共存を目指す過程に業魔化・ドラゴン化が起きるのは必然のことだったのです。
聖隷達の解釈では、共存が成立した後それが崩れると代償が... となりますが、天族達の策略により共存の道を少し外れるだけで穢れであふれた世界となってしまいます。

・メリオダス王は災禍の顕主?
これも確定的には書いてありません。が、少し前のアヴァロストの調律時代にカノヌシが復活していることを考えると、消失の時代はベルセリアと同じく導師が負け、災禍の顕主側が世界の混乱を収めたと考えるのが自然でしょうね。
ファミ通攻略本ではカノヌシは復活してからいつ鎮静化したのか不明でしたが、今回は消失の時代が鎮静化が起きた直近の時代とされています。
なので消失の時代にメリオダスが現れ業魔パワーで大陸を統一し、パクス・メリオダスを過ぎると暗黒の時代に突入していることを考えると、その後も災禍の顕主として穢れをばら撒きまくったということなのでしょう。
しかし異大陸からの侵略を受けメリオダス王が築いた文明は軒並み滅び、クローディン王が現れるまでまさしく闇に閉ざされた歴史をウェイストランドは歩んでいたのでしょうね。

・開門の日(オープン・ジ・アビス)
と読むらしいです(笑)そんな、無理やり詰め込まなくても...。
・降臨の日の後に、導師の光輝(ガイダーズ・ヴェスペリア)
降臨の日とはカノヌシの復活までは指すのでしょうが、その後アルトリウスが王国の非常時独裁権を握った場面は導師の光輝と呼ぶようです。
で、それにも別名が(笑)
尚、ベルベットの暴れた時代は咆吼する災禍と書かれています。

・死神の呪いは適切な試練に恵まれる
呪いというのはアイゼンのつまるところ自称であり、どんな聖隷にしろ加護自体はあるはず... という疑問の答えがこれですね。
アイゼンは常に成長が求められる、適切なレベルの試練に恵まれ続ける加護を持っている、というのが死神の呪いの正体だそうです。
とすると、規模こそ常時発動のアイゼンの方がヤバイですが、単純に加護と自分の願いがひっくり返るデゼルの方が残酷ですよね。ゼスティリアのキャラではデゼルが一番好きだったので、何だか悲しい感じがしてきました...。

・SSランク聖隷は聖主、Sランク聖隷はフィーとズイフウ、Aランク聖隷はその他名前のある聖隷、Bランク聖隷は若い一般の聖隷
天族には無かったランク設定の詳細ですね。カノヌシの影響とはいえ、生まれた頃からSランクのフィーはかなり強いということになります。

・エレノアは本編後、マオテラス信仰の礎を築く
崩壊した聖寮に代わり人々を助けることにエレノアは従事し、その結果マオテラス信仰の始まりとなったようです。多分「マオテラス様が見守ってくれていますから、皆さん頑張りましょう」みたいなことを言って回ったのでしょう。
ちなみに子供を産んだかは不明とも書かれています。エレノアファンには朗報?(笑)
・エレノアがあげたビエンフーの真名はイジューム=ハイ=リィ=エジャム(理想の為の試練)
理想といっても、ビエンフーを想ってではありません。明らかに扱いづらいのにメルキオルが渡してきたことに何か意味があるのだと思った、エレノア本人の想いから来ているようです(笑)
・エレノアはテレサと仲良くしたくてオスカーの名前を会話に挟んでいたが、テレサはエレノアがオスカーが好きなのだと思っていて嫌いだった
エレノアとしてはテレサに嫌われている感じがしたので、オスカーを仲裁役として仲良くなりたかったようですが、ブラコンのテレサから見ればエレノアがオスカーを狙っていちいち会話に出していたようにしか見えなかったようです。

・アイゼンはデス・エイジでドラゴンとなるが災禍の顕主を食い殺す
多分、資料集で最も衝撃的な内容ですね。
アイゼンは本編後800年程はアイフリード海賊団とその子孫の側で過ごしていくようですが、マオテラスの時代が終わった後のデス・エイジに災禍の顕主と対峙する立場になったそうです。
そもそもマオテラスの時代の後にそんな時代が来るということはフィーの身に何かあって災禍の顕主が現れたということですから、アイゼンが関わるのは当然のことでしょうね。
アイゼンにザビーダ以外の仲間がいたかは不明ですが、最後は相打ち覚悟の死闘となり、遂にはドラゴンになってしまいながらも、なんと災禍の顕主を食ってしまったそうです。最後の最期までイケメンだったとは...。
本編終盤の様子の割に800年もドラゴンにならずにちゃっかり生きてたのも凄いですが、二回も世界の平和に貢献するとはナイスガイですね。
・エドナの真名はアイゼンがつけた
エドナがまだ生まれたばかりの時、同じ場所から生まれて繋がりを感じたとはいえ、やはり年齢差は大きく、赤ん坊のエドナをあやしてやるなんて時期もあったようです。
ですがうまく泣き止ませることができず、アイゼンが困っていた時に、家の中に暖かく柔らかな風が吹いて扉を開け放ったんだとか。
それに誘われ外に出て、暗い森を抜け草原に出ると、エドナが急に笑い出すと同時に辺り一面に赤い可憐な花が咲いたそうです。
更に、アイゼンの胸中に「はやく大人になりたい」というませたエドナの心の声が届いたとかで、ハクディム=ユーバとなったようです。

・シルバの真名は「銀の騎士(ジランド)」になりかけたがヴォルデュー=イヴ(ナンバー1)へ、フィーの前の真名は「金の一角獣(ユニコーン)」になりかけたが、ヴォルデュー=スニー(ナンバー2)へ
テレサが、フィーが本を求めて自分の場所から抜け出しているのに気付いていたという話は本編でもありましたが、その時点でテレサは多少二人に愛着を覚えていたようです。
それで髪色やフィーが興味をもったものになぞらえ、一度は銀の騎士に金の一角獣を意味する真名をつけようとしていました。
しかしリュックサックをもらったフィーがにこりともしないのを見て、同じくらいの頃のオスカーは喜んだのにと思ったところで、せいぜいオスカーに見せるオモチャ程度の扱いのつもりが、いつの間にかオスカーと同じように彼らを扱っていた自分に自覚します。
それらの感情を切り捨てるためか、それぞれ一号、二号を意味する真名に変えたようです。

・マギルゥが儂口調になったのはメルキオルの影響
まぁ、これは予想がつくことだったかもですが、メルキオルに拾われてからのようです。一日でも早くメルキオルを超えたいとも言っています。
...別に本当は年寄りだからではありません(笑)
・マギルゥの誓約は霊応力を高める代償に体の成長を止める
マギルゥも誓約をしていたようで、メルキオルの期待に応えるため危険な代償をしてまで更に高い霊応力を手に入れていたようですね。
・マギルゥの最後の試練は親殺し
といっても、本当の両親は既に業魔に食い殺されていました。なので、メルキオルの幻術で現れた故郷に、マギルゥが行かされました。
...ベルベットに対して行ったことと同じですね。だから、イーストガンド領へ行く際にマギルゥが妙な事ばかり言っていたのでしょう。
過去に別れを告げよ、即ち両親を殺せと命じられて来たマギルゥでしたが、幻術の中の両親の優しさにマギルゥの理は負けてしまい、試練を突破できなかったということのようです。
・メルキオルに捨てられて自暴自棄になっていたが、唯一残ったビエンフーの為に立ち直る
メルキオルに破門されてから今のようになるまでの空白期間については、本編ではビエンフーがグリモワールの許へ連れて行ったということしか分かりませんでした。
しかしあのグリモワールが、初対面の人間を元気にさせてあげるなんてことを早々するとは思いません。では何があったのか、という感じですね。
エクシリア1の終盤のジュードさながらに無気力になっていたマギルゥの横で、レイアのようにご飯を作るだの何だのをビエンフーはしていたようです。どうやら、この頃にビエンフーはマギルゥとの生活で開き直ってノルミン・ブレイブらしい強気な性格を手に入れたみたいです。
ビエンフーは自分のことをイケメンだと思っていたようで、ストーンベリィでブタザルと罵られて振られてから、マギルゥと同じく居場所が無いように感じていたそうです。そんな彼にとって、同様にメルキオルに追い出された今、マギルゥの側はこの上ない居場所だったのでしょう。
一方、マギルゥは頭脳の高さから、生まれた頃から「居場所なしのマギラニカ」と嫌悪され、メルキオルに拾われるまで空虚な人生を送っていたので、またしても色々なものが無くなってしまったと思ったところで、いやしかしまだ一つだけ残っているものに気づきます。
ある日業魔にうつくしー巫女が襲われているのを見て(笑)、食料採取中だったビエンフーが巫女を助ける代わりに死にかけているところにマギルゥが助けに来ます。ようやく、互いの側が互いの居場所だったと気付いたのでしょう。
・グリモワールが教えたのは聖隷術と旅芸人の心得、卒業時からマギルゥと名乗る
マギルゥが立ち直ってからグリモワールは聖隷術の手ほどきを二人にしましたが、旅芸人として話術漫才の出来も見ていたみたいです(笑)
マギルゥはともかく、ここでビエンフーもその手の話題に得意になったんでしょうね。
マギルゥはグリモワールから離れる際に自分で名乗り始めたもので、その前までは小説内でもビエンフーはマギラニカと呼んでいます。
・グリモワールもメルキオルに捨てられた?
小説内で「相変わらず別れ方の下手な男ね。あたしのときもそうだったけど、──」などと書いてあります。グリモワールは、メルキオルのどんな研究を手伝わされたのでしょうか。

・テオドラの真名はクィヴデュークス=スイージア(春風のテオドラ)、ザビーダより400歳上
・ティンタジェルがテオドラをさらい、そこでの邪教徒との戦闘の穢れを負いドラゴンへ
ティンタジェルは、ゼスティリアでは八天竜伝説や試練神殿の居場所を示した壁画がある遺跡群の名前として登場しましたが、ベルセリアのゲーム内ではストーンベリィ周辺にいる謎の集団名として名前だけが出ていました。
どうやら神依関連を後世に受け継ぐことに一役買ったようなことも言われていましたが、資料集の小説ではドラゴンを神と崇めるカルト集団というとんでもない正体が判明しました。
ドラゴンになりかけのテオドラをさらって聖主教会に閉じ込めたところに、血翅蝶の力を借りたザビーダが来るも、戦いで穢れが充満し、ザビーダが負けそうになったところで、テオドラの「邪教徒達を殺してでもザビーダを助けたい」という想いが穢れと調和し、テオドラはドラゴンとなりつつもザビーダを助けられたそうです。

・モアナはハリア村の言葉で青い大きな海
・ムルジムの真名はリューディン=メキュア=セブ(トラマユゲ)
一見ふざけた真名ですが、眉毛にコンプレックスを持っていたムルジムにとって「いい名前だ」と言いながらこの真名をつけたシグレのお陰で眉毛を好きになれたんだとか。

・シルバの声優の鈴木真仁さんはランゲツ母、ズイフウ、フゥなども
フゥはテオドラの春風の家の子供ですね。ピーチパイが好きな女の子です。
・ギデオン、ドネラ、バルタは石住昭彦さん
ドネラはジークフリート関係のサブイベで出てきたドネル・ドネロの流れを引き継ぐ男で(笑)、バルタはマジルゥの師匠ですね。過去作ではエクシリア2のヴェランドをやられています。
・ねこにん、バード、ルルゥは野中藍さん
今作のねこにん声優でした... というか、ゼスティリアの時も同じですかね?バードは春風の家のツンツン頭の男の子で、ルルゥはマジルゥです。
過去作ではリンクのリッピを演じられています。
・マヒナ、アーヴェルは小松由佳さん
マヒナはモアナのお母さん、アーヴェルは春風の家の男の子です。過去作だとツインブレイヴのエターニアのドラマCDのアビーですね。
・サリフ、リーブは浦和めぐみさん
サリフは春風の家の料理人の妻ですね。過去作だとエクシリアのレティシャですね。
・ベンは福原耕平さん
ベンは春風の家の料理人ですね。過去作ではなりダン1のディオスとメルティアの養父のバンディをやられています。
・ランスロット、メンディは今村直樹さん
メンディは赤精鉱の精製法を発見した学者ですね。過去作ではファンダム1のファンタジアシナリオのクレイトンを演じられています。


ゼスティリアの資料集は買わなかったので評判だけ聞きましたが、全体的にそちらの密度とあんまり変わらない感じがしました。
何というか、次回作のために出し惜しみしている感じがしますね。でも、さすがにまだゼスティリアの流れを引っ張れるとは思えません。
真相としては、ジークフリートやクローディンなどの話は無駄に風呂敷を広げておいただけで、深いことは考えてなかったんだろうなぁ辺りなんでしょうね。万が一どちらかの話が次回作になるとしても、どちらかは捨ておかれますし。
個人的にカノヌシ関連の設定について説明不足だと思ったのでもっと知りたかったのですが、それも無くてちょっと残念でしたね。
とはいえ、アイゼンのドラゴンの所以について知れたのは良かったです。彼があっけない理由でドラゴンになるとは思ってはいませんでしたが、まさか災禍の顕主を殺しているとは(笑)
他にも、ファミ通攻略本で分かったことはほぼ全て資料集にも記載されており、イラストも同量収録されているので、いちいち攻略本を集めるのが面倒な方はこの資料集一つで済みますよ。
あえて小説の具体的な内容は上には書いていないので(新情報となる断片的な内容は抜粋しましたが)、そちらが読みたい方も。