地震の瞬間は銀座の職場にいました

東北地方太平洋沖地震の被害に遭わている方のご無事を祈念しつつ
残念ながら犠牲になられた方のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

涙が出てきます。

２００８年の１１月に相方と松島～気仙沼～山形と１泊２日で旅行に行きました。
松島観光してから鈍行列車で長い時間かけて気仙沼に行きました。


着いたときはもう真っ暗で
駅から途中ドラッグストアに寄っただけで旅館に直行。


西武VS読売の日本シリーズを観ながら
アワビの踊り食いやフカヒレを頂いて

夜の気仙沼の町でも散策しようかと思ったら
気仙沼の夜は早く、ほぼ閉店時間でした。

街マップに「気仙沼猛虎会」の集まる店なんてのがあって
「行きたかったな～」なんて旅館のご主人と会話しました。

早朝に起きて朝食を頂いて早々に山形に向かったので観光は出来なかったのですが

テレビで流れてる壊滅状態の気仙沼を観ると

ああ、あのドラッグストアだ…
泊った旅館も津波を被ってる場所やわ…と

本当に切なく辛い気持です…。



生存者の一秒でも早い救出をお祈りするしか出来ません。

今も余震におびえる身ではありますが

無事だし、ライフラインも正常だし

神様にわが身の幸運を心から感謝している次第です。


昨日の地震の瞬間は銀座の職場にいたのですが
本当に怖かったです。
何も出来ずただしゃがみこんで「大きい！大きい！」と
初めての経験に固まりました。本当に長く長く感じました。
目の前のビルもぐらんぐらん揺れていまして
窓から下を見ると、銀座の街も交差点で皆集まって騒然とした様子でした。

二度目の大きな余震で、ビルの防災センターから館外に非難指示が出たので
上司や同僚達と、貴重品とコートだけもって逃げました。

銀座の街は騒然としている人と
何事もなかったように
そのまま普通に営業して普通に食事しているお客さんがいるお店もあり
不思議な絵面でした。


携帯はまったく繋がらず、両親の無事を確認出来たのは１時間半後くらいでした。
ネット環境はよく、ミクシイや猛虎会の掲示板にはカキコミできました。

私はやっていませんがツイッターもガンガン行けただったようですね。


１７時半に東銀座の会社にいる相方とやっと連絡がとれ
徒歩１０分ほどの相方の会社に向かいました。

銀座の街はいつもの金曜より人出が多く
皆緊張した表情。ヘルメットを被っているサラリーマンやOLも多くみかけられました。

１２階にある相方の職場まで階段で上り下りし
同じ会社に勤務する猛虎会の会長と三人で
いつもの「オペラハウス銀座」で夜明かしすることに早々に決定。

途中、やはり帰宅難民になって職場に泊っている上司や同僚の宴会に顔をだし

電車の再開とともに帰宅しました。

有楽町駅　改札が開くのを待つ長蛇の列

早々に臨時休業を決めたマルイ


自宅のマンションのエレベーターも当然止まっていたので
１０階までひーひー言いながら階段で上りました。

食器がやはり落ちていて
繊細なワイングラスなどは粉々でした。


想像していたより被害は少なかったです。

先ほど、イトーヨーカ堂に
停電時の為に買い出しに行きましたら

懐中電灯、ろうそくなどは売り切れ
仕方なく１００均のアロマテラピー的なろうそくをいくつか購入。

食品売り場では
パンやお弁当が売り切れ状態。


乾麺コーナーも品薄。

カセットコンロでどうにかなるなと
お鍋の具材と飲料だけ買ってきました。

明日は大森の職場まで出勤しなければなりません。
今日の様子では、生徒もほぼ欠席状態なそうですが
一人でもくるようなら行かなければなりません。

まだ余震が続いているのでとても不安ですが
気をつけて頑張ります。

生徒に一人、岩手出身の子がいて
ご家族は岩手在住なのでとても心配です…。

本当にこれ以上被害が広がることなく
生存者の救出、そして被災者への援助が滞りなく進むことを
祈念するばかりです…。


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