ZEROより～広島について…

激務で１２時過ぎに帰宅。

ニュースＺＥＲＯの特集は
福山雅治の「はつ恋」のＣＭの演出を手がけた監督が
今年の原爆記念日にＺＥＲＯが放映した
広島のあるおばあさんに感銘を受けて彼女を訪ねるというお話。

被爆者のおばあさんは、毎日神社の冷たいお水を自ら汲んで
各所にある慰霊碑にそのお水を供えている。
熱さに悶え死んで行った犠牲者に
「冷たいお水を飲んでください」と毎日供える。
９２歳のおばあさんはとても素敵なお顔をしている。
監督は会いたいと思う。

おばあさんは
教科書では解りきれない事実を広島や長崎で感じてくれることを望む。
一番平和なことは？の質問に
「普通に寿命で死ねること」と答える。

戦争でむりやり命を奪われた方々の無念さがその一言で伝わってくる。

去年の９月、最初で最後の広島市民球場に行った。
阪神タイガースは大失速の時で、もうどーでもええわ～的な感じで
広島観光に来たんやもんなんて言い訳しながら
昼間広島観光をした。

広島は巡業で訪れたことはあるが
観光する時間など無かったので初めてみたいなもの。

野球観戦の前に原爆記念館を訪ねた。
説明文も全て読みながらひとつひとつ丁寧に見た。

１０年前、長崎巡業の休演日に一人で原爆関係の各地を訪ねたが
原爆記念館はパスした。怖くて直視できないなんて全然ダメだった私。

広島では悲惨な写真も直視した。
ただハラハラと涙が溢れた。とめどもなく涙が溢れた。
悔しいのかかわいそうなのか何なのかわからなかったけど
ただただ涙が溢れた。


呉にも寄って、海軍の潜水艦に乗って海に散った若き特攻兵の遺書も拝読した。
こちらでも同じ感情で滂沱の涙を流した。


養成学校で生徒に説く。
本を読んで何かを感じてって。
選挙に行こうねって。
歴史を知ろうよと。



人は皆、日々の生活に追われ
他人を羨み
己の人生に何かしら不平不満を訴える。

世界中いまでも戦争はあって
貧しくて
明日生きていられるかわからない人々がいる。



私も毎日お水を供えている。
相方のお母様と病気に苦しんだ虎友の遺影に。
今日も元気に過ごせて、世の中が平和でありますようにって手を合わせる。

飲んだくれて愚痴言ってストレス解消にカラオケ歌って
タイガースが負けると機嫌が悪くなって。
Ｍ１めっちゃ楽しみにしていて。

そんな自分って本当に平和に生きてると思う。
先人の犠牲の上に平和ボケして生きているのね。


さあ！明日も激務に携われる自分に感謝しよう！

なんて殊勝なことを思った今宵でした…。

ばんごはん？

海老はるまきとカニカマサラダ
おせんべいとコーヒーゼリーも頂きました

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