生活リズムの一部となっていたプレイボール2ndもついに最終回です。感慨深いです。
『第13話 未来へのプロローグ』存分に語ります。
*ちょっと今回いつにも増してはっちゃけてます。えらく佐野贔屓ですのでご注意を。
秋季大会ブロック予選決勝まで勝ち進んだ、少数ながら精鋭・墨高は、前年度ブロック優勝校東実と当たる。
その東実には谷口・丸井の中学時代にライバルとして常に立ちはだかってきた(はいいが、返り討ちにあってボコられてしまう*鬼解説)左腕の佐野がいた。
1年生にして東実のリーサルウェポンとして登場した佐野は、あいかわらずオレオレオーラをまとっておりました……ホントこの子いいわ…ふるふる。。。(*´Д`)
こんな不敵な笑みがさまになる男は、佐野と百瀬様くらいです。
さて、試合開始です。
後攻の墨谷は打たれるものの堅い守備で守り抜き、得点を許さない。
その裏、東実のエースは初回でイキナリ墨高に打ち込まれ、早々にリリーフである佐野と交代することに。エースの彼、気の毒過ぎです。かませられ過ぎです。
佐野はバッター4番谷口をツーストライクに追い込んで、決め球を繰り出し三振に打ち取る。さしもの谷口にも打ち崩せない佐野のピッチングに、他のナインもあえなく三振に倒れていく。
「 フ ッ 」
見てください、この自信満々のオレオレオーラ。いっぺん三輪アキヒロ先生に鑑定願いたいほどです。
一方、守備では半田が何度もピンチに遭いながらも、丸井や他のナインに助けられてチーム一丸で凌いでいく。
島田先生、ステキ!センターからぶっ飛んできて見事キャッチ!
しかし、せっかく半田にお手本を見せても、一朝一夕では真似できないぞ。痛そうなところは引けを取りませんが。島田、もしや腹が出ているのはクッション代わり?
一進一退の試合運びで互いに点を取れないまま、ついに9回に突入。
佐野の体力もかなりの消耗ぶりだ。ペース配分を考えない飛ばしっぷりを心配した先輩キャッチャーに向かって、
「オレの飛ばしすぎを気にする前に点を取ってくださいよ!」
「そう、1点でも多くね……!」
うはっ。かわいい……(萌)1年生ならではの初々しさをみせてくれるぜ。
素直に「お願いです、1点でもいいので取って下さい…」ってお願いすれば、いくらでも取ってやるのにー(<って誰のつもりよ自分)
ベンチで倉橋が言う。「谷口、あの佐野の球を打ち崩すにはどうしたらいいんだ?」
……えぇ~~~!?
おめえ、そっだらバカなごと聞ぐな!<動揺してなぜか東北訛りです。
ちょっとショックです~。あの倉橋がそんなことを聞くなんてorz
だいたいおまえのほうが佐野と近しいだろ。(*1)偵察しておけよ(無茶。相手は秘密兵器です)。
という個人的ショックはさておき、円陣で倉橋が号令をかけていたのが「おお!」という感じでした。
とうとう墨高にとって守備の穴であるライトの半田が狙い撃ちされる。東実の監督、狙うの遅すぎです。
ライト半田のピンチの連続に、谷口はマウンドへナインを招集する。どう半田をカバーするかで揉めるナイン。そのとき谷口が意外なことを口にする。
「いいじゃないか!負けたって。」
(さあ、ご一緒に)
ポカーーーーーン。ショックのあまり島田の確変再びです。(*2)
あの勝負への、あくなき執念を見せ続けてきたモーレツキャプテン谷口さんが、負けてもいいなんて口にしようとは、青天の霹靂……
「どういう意味だよ、谷口?!」
「いや、俺自身が勝つことばかりに気を奪われて、何か大切なことを忘れてたんじゃないかと思ってさ。」
「だから、勝ち負けだけにこだわらないで、もっと楽しもう!」
谷口の勝利に対する姿勢に共感して着いてきた倉橋が、府に落ちないのも無理はない(つД`)
さらに谷口は言う。
「半田、おまえはもっと自分自身を信じろ。人一倍練習してきたじゃないか。」
「意味のない時間を過ごしてきたわけじゃない。そうだろ?」
でもこのセリフ、じーーんときたよ。
意味のない時間をすごしてきたわけじゃない……わたしも谷口さんにその言葉をかけてほしいです。最近疲れているんです(私事)。
谷口の気持ちに応えるナインにも感動させられます。
半田、島田師匠真っ青のフライキャッチ!谷口自身もナイスピッチングで東実を押さえ込む。
決して、負けてもいいと本気で思っているわけじゃない。でも見失っちゃいけない大切なことは、他にもある。谷口はそんなことを言いたかったのだろう。
楽しければ良いなんて、墨高野球部的に本末転倒だもの。
そんなキャプテンの言葉に、かえって奮い立つナイン。
サードゴロも必死に走って出塁を果たす半田に続き、島田の送りバント!シビレた~!(>o<")
その後の丸井のデッドボールにおける佐野とのやり取りがいい。そっちのせいよ~♪という山口百恵ばりの捨て台詞が佐野らしいな~(ぱあぁぁぁぁ)
倉橋は気迫のバッティングもセンターフライに倒れる。
「くそっツーアウトか…谷口、すまない!」
「何言ってるんだ、終わったみたいに。まだこれからさ!」
そう! こ こ か ら で す !!
ああああああああああああ!このBGMは!!!
『 あ り が と う 』 です!もう、この曲だけで涙腺が開門します!(TДT)
そして、最高のメロディに載せて…ライバル同士の対決が。
「おまえにだけは、絶対に打たせないぞ!谷口!!」
「佐野、これで終わりにはさせない……!!」
カ ッ コ ヨ ス ーーーーー っ !!!(゜∀゜*)
秘密兵器(しつこい)佐野の渾身の1投を打ち返す谷口。
強烈なピッチャー返しは佐野のグラブを弾き、右中間へ。半田はセカンドからサードを回り、一気にホームを目指す。キャッチャーをカバーする佐野が半田を刺そうと追走する…。
「キャプテン、大丈夫です。 ボ ク は 絶 対 諦 め な い …!」
ん が っ ! ( Д ) ゜ ゜ ポーーン
さ、さ、さののあたまが……((((;゜Д゜))))ガクガクブルブル
いや…。そんなのいや!
あたしの佐野は、そんな坊主じゃない!っていうかなんで?
ちなみにこの子が↑わたしの佐野です(笑)
一気にクールダウン。(萎)
って、注目ポイントはそんなところじゃなくて!
判定は、セーフ!墨高、ブロック予選優勝~!!
歓喜に沸く墨谷ベンチ。松川のガッツポーズが見られて得した気分です(笑)ホームに滑り込んだ半田へナインが駆け寄ります。
たった10名から成るチームが、シード校に名を連ねることになりました。感無量の田所さんほかOBの先輩たち。すごくうれしそうで、こっちももらい泣きしそうです。
勝利を祝う墨高ナインを背に肩を落とし、静かに去ろうとする佐野。
ああ…佐野。またもボコられて去っていく運命なのか……諸行無常よのぅ。
と、世の常を儚んでいたら!
特上のサプライズがありました。
「佐野!」 「また必ず逢おう!マウンドで。」
「ああ!必ずな…!」
佐 野 が 報 わ れ ま し た 。
わたし的に、ここで感無量です。良かったな佐野ぉ…(T▼T)
自分がむかしに描いたドリームストーリーそっくりだよ!(T▼T)
製作スタッフのみなさま、まーべらす!そのセンス愛してます!!
やっぱりキャプテン時代から携わっているスタッフさんの、佐野への思いは深いものがあるのでしょうね。それを1st~2ndを通してとてもよく感じました。素直にうれしいです。
そして、多くのファンが見届けた倉橋の成長。
「谷口。おまえは本当にすごいヤツだよ。
おまえとバッテリー組めたことを誇りに思うよ。」
「なあ、あいつらこれからどこまでいくんだろう!」
「どこまでもさ!谷口がキャプテンなんだから……」
田所さんのセリフ、染みました。
そして。
谷口キャプテンのモノローグと夕陽に照らされて走り続けるナインのうしろ姿。
いろいろなことが思い出された切ないながらも、ワクワクしてくる良いエンディングでした。
橋の上からナインを見つめる田所さんとイガラシの画はキレイでしたね。
は~。終わっちゃった。
正直、盛り上がりました。
泣くまいと思っておりましたが、じわ~~っときてしまいました。
実際に最終回を観るまで、3rdがないなんて有り得ない!と考えていました。もちろん全てを観た今も、3rdを期待する気持ちはあります。
が。
この終わり方、とても良かったんです。なんと表現していいか……説得力があり、愛があり、未来がある。まさにタイトルのとおり、『未来へのプロローグ』なわけです。
未来ですから確定されたものではなく、約束はされません。
だからこそ、前向きな墨高ナインの後姿をいつまでも見ていたい……そんな気にもさせてくれるのです。いま、ここに在る彼らの青春を、いっしょに感じていたいなぁ、なんて。
今はただ、この作品を観られたことに感謝したいと思えます。
なんせ、10年以上も前から待ち望んでいたことですからね。
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なんつっておきながら、ラストの走り行くナインのうしろ姿に向かって、「さあ!振り向いてビッグ・サプライズを告知してくれ!」と呟いてしまいました(笑)
諦め悪いなぁ、こんなことばっかり。
*1 アニメでは倉橋は佐野とリトルリーグで同じチームメイトであった。ちなみに1stでもバッテリーを組み、谷口と対戦している。
*2 島田の目が見開かれるのはいつも谷口による。前回は8話で谷口にシゴキを受けていたときに見開かれました。ありがたや…<?
【自分ひとりが気づいたと思って得意げに思っていたこと。】
EDの『ありがとう』を歌っているのが、墨高野球部のみなさんだったこと。
東京60WATTSさんの歌声じゃないのは一目瞭然だったのだから、自分だけが気づいているなんて、そんなわけないのにね。
つか、公式でも紹介されているし(笑)
こんな画像まで作っていたのさ。ん・ふふ~(憐)
2ndのED、CDでほしいな~ 出さないのかしら?
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>佐野殿下
えー、東実へ進学しても、あのキャラのままには恐れ入りました(笑)私も佐野が坊主頭になってたのには驚きました。監督命令なのでしょうか??
あと、半田とのホームへ競演ダイブには涙ものでした!!
>「ありがとう」
この曲が流れた時には衝撃と感激であっけに取られました(苦笑)CD化された日には即、予約します!
『ありがとう~2006~』のCD化、同感です。わたしも即予約します>amazonで!
佐野の坊主頭は…orz
想像は付いたのに(髪の毛の部分がグレーだったから・笑)、いざ見せられるとショック。監督、自分はもっさりなのにヒドいわ。でも五分刈りなら頭をショリショリできるから我慢します<ナニ。
>佐野殿下
ぴったり!百瀬様は王様っぽいけど、佐野は殿下が似合うー爺やは青葉の監督ですね(笑)
吉Eさんも島田が好きなんだと分かって、何だか嬉しかったです。島田、8話でも目開いていたんですね。13話で初めて見た私はとてもショックだったのですが(あと最後まできっちり「僕」だったのも。審判用の敬語一人称を日常でも使っていたなんて・・・おばあちゃんっ子?)吉Eさんのブログで大きく取り上げられててイイナぁ^^とにこにこしてしまいました。(送りバントのところもカッコよかったですね!)
島田はキャプテン時代からのお気に入りです。アニメは原作よりも丸くてかわいいですよね。とくにアニメ・プレイボールの彼は物腰が柔らかでとっても癒されるキャラでした。マァ猫さんの『おばあちゃんっ子』って、イメージピッタリ!です。孝行そうな孫です(^^)
このブログ以前の感想は…さらに毒ッ気(愚痴)が強くて、清く正しいキャプレボファンの方にはあまりお勧めではないのですが、このページの左側にあるブックマークからYahoo!ブログに飛んでご覧いただけます。ネタ傾向が強いのでどうかそれをご承知の上で、真に受けないでお読みいただけると幸いです(汗)
佐野贔屓とありましたが
私もアニメの佐野はすきです!
可愛いプチS男という感じで母性をくすぐられる感じもしますね(^^)
こんなに凄い名作に触れて私、幸せいっぱい
オーラ、出まくってマス!