介助犬、飼い主を火事から救出、ネコ救出中に死亡(朝日新聞) - goo ニュース
米ウィスコンシン州南東部ラインで15日、足の不自由な女性宅で火事があった際、女性を助けた介助犬が猫を救おうと燃える家に戻ったが、猫ともども助からなかった。
AP通信が火事でやけどをした女性(49)の話として伝えたところによると、飼い猫が居間のテーブルのろうそくを倒し、燃え広がった。交通事故で片脚を失った女性はソファでテレビを見ていて義足が手元になく、動けない状態になった。
13歳のメスの介助犬ジェシーが、義足と電話を運んできた。女性はジェシーに伴われて外に逃げ、緊急電話をかけた。その時、2階でろうそくを倒したのとは別の飼い猫の鳴き声がした。ジェシーは助けに家に入った。ジェシーも猫も、出てこなかった。
UPI通信によると、女性は病院で「(ジェシーを)つかもうとする前に、もう2階に駆け上がっていた。何度も何度も叫んだが、鼻を鳴らすのが聞こえ、それっきりだった」と話した。
事実は小説よりも……
痛ましいニュースだけど、なによりも、本能として炎を怖がって然るべき動物が、
恐怖を乗り越えて職務を全うしたことに衝撃を受けた。
結果はとても残念だった。
でも、何かが残った気がします。彼女らの犠牲は無駄にはならないと。
この飼い主は、なぜ、ロウソクを灯していたのだろうか。
足が不自由なのに?
いざというときの対処に責任を持てないかもしれなかったのに?
彼女の罪を考えると、このニュースは美談では終われないだろう。
怖さよりも、助けたい心が勝ったのだろうけど
人間だってここまでできるか、疑問だもの。
でもこの女性は、何かあったらすぐには消せない位置で
どうしてロウソクを灯していたのか、疑問だよね。
義足を外して寛ぐつもりであったなら、尚更に…。
犬ってタダでさえ人に対する忠誠心が強いじゃない。(わたしはそこが苦手なのですが(^^;)こういう話を聞くと本当につらいわ。
もう今となってはこの主人に対し云々言うつもりはないけど、彼女には犠牲になった介助犬と猫が報われるような人生を送ってほしい。彼女がいちばん辛いのだろうからね。