近松を読む会
月一回を原則に近松門左衛門を読む稽古を開催しています。詳細はブログに載せますのでご確認ください。
「週刊誌記者近松門左衛門」小野幸惠（文春新書）より
みなさん、こんばんは。4月は私と大紀だけでなく、「読む会」レギュラーメンバーのほとんどが公演、その稽古だったため、「読む会」はお休みでした。そして、久し振りの「読む会」が昨日ありました。
扱ったのは近松の代表作の一つである「女殺油地獄」です。
これ、ヤバいです。美しくない日本語使ってすみません。でもやっぱり、「これ、ヤバいです。」なのです。
最新現代語訳の小野幸惠さんの言葉を借りるならば、「元禄版・衝動殺人事件」だし、「キレた若者の人妻殺し」なのですが、この現代でもワイドショーに出てくるような事件なので、妙にリアリティがあるのです。心底怖いです。リアリティがあるので、とても色々と想像が出来て、本として圧倒的に面白い！さすが近松！
これは暫くヤバいヤバいヤバいでしょう笑。
次回「読む会」稽古は6/11(日)11時～です。近松に興味のある方、女殺油地獄に関心のある方、リーディング稽古したい方、芝居の基礎稽古をしたい方はご連絡下さい。お待ちしています！
Real Chikamatsu 巣林舎
飯塚弘貴
油地獄を読み終わる前の呑気なメンバー。最後には青くなってました(笑)
左：飯塚弘貴 右：比留間千恵
左：渡辺聖 右：佐藤大紀
「近松門左衛門を読む会」
開催趣旨：現代語とも古典とも異なる近松語を修練する。
内容：原則月一回開催で巣林舎過去公演台本、近松門左衛門原作戯曲/現代語訳を読む。
講師：鈴木正光(巣林舎代表・文学座)、岡本正巳 (文学座)
参加資格：趣旨に賛同する者
日時：不定期
場所：西八王子駅近辺
費用：稽古場代100円、テキスト代(300 円)
申込み方法： sourinsha2013@yahoo.co.jp宛てにお名前、簡単な芸歴などをお送り下さい。折り返しご連絡差し上げます。なお、定員に達した場合などお断りすることもありますのでご容赦下さいませ。
