Real Chikamatsu 巣林舎(そうりんしゃ)公式ブログ

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「鈴木正光を偲ぶ会」有り難う御座いました

2018-08-27 17:47:59 | 日記

まさかこんな形で巣林舎組が写真に収まるとは思いませんでした。

先週土曜日、8月25日に「鈴木正光を偲ぶ会」は滞りなく終えることが出来ました。文学座の稽古場を借りての会は予想を遥かに上回る来場者で埋め尽くされました。有り難う御座いました。


司会進行役は紀伊國屋時代の巣林舎公演の殆どを主演した若松泰弘さんが、神妙な面立ちで務めて下さいました。有り難う御座いました。

黄色い花が好きだった正光さんの写真を前に、開会の挨拶を石井強司さんが正光さんの演劇人生を年号と共に振り返ってお話をして下さいました。有り難う御座いました。

献杯の挨拶は巣林舎を正光さんと立ち上げた世界一の近松研究者、鳥越文蔵先生が正光さんの学生時代、そして巣林舎を立ち上げてからのお話を愛情溢れる御言葉でして下さいました。有り難う御座いました。

歓談中に何人かの方々に正光さんとの思い出話をして頂きました。

旧「燐」主宰の手塚敏夫さんには、正光さんが舞台監督から作家・演出家へ身を転じるきっかけは僕なんだというお話を懐かしそうに、嬉しそうに、これは僕だけが知っていることなんだよと、これは正光さんについて話す皆に共通する顔なんですが、話して頂きました。有り難う御座いました。

角野卓造さんからのお話で印象深かった言葉は、最初の「悲しいとかそういう気持ちはもうありません。もうそっちに僕は近いものですから」と、最後の「青春でした。」です。文学座でほぼ同じ時期に学び、そして芝居作りをした仲間にしか分からない気持ちなんだと思います。大切なお話を有り難う御座いました。

工学院での教え子でもあり、主に北品川時代の巣林舎公演で主演をしてくださった細貝光司さんからは、演劇のイロハを教えてくれたのは正光さんであり、厳しく指導してくれた正光さんがもういないという寂しさを気丈に語ってくれました。有り難う御座いました。

北海道からいらっしゃった遠州雅樹さんからは正光さんの旅公演話などを面白おかしく聞かせて頂きました。なにより驚いたのが、「正光さんが~って言うんですよ」の「~」の部分が正光さんそっくりな所です。僕の知っている正光さんの口調そのまんまでした。昔から話し方はああだったんですね、正光さん。有り難う御座いました。

歓談中には、ルネッサながと公演「一心二河白道」と紀伊國屋公演「猫じゃ猫じゃとおっしゃいまする」の公演ビデオを流していました。また、公演ポスターを貼ったり、台本やアルバムも見られるように置かせて頂きました。手にとって見られる方が多くて良かったです。写真のみなさんお若い(笑)。

歓談も終わり、正光さんの奥様からご挨拶がありました。正光さんと関わった全ての人に感謝をしていますという素晴らしいものでした。会場中が正光さんへの愛に溢れた瞬間だったと思います。巣林舎を岡本正巳さんと私に託す旨もあり、グッと気が引き締まりました。正光さん、精進しますね。

会の終わりの挨拶は西川信廣さんから頂きました。会場中が笑いに包まれ、偲ぶ会は滞りなく終えられました。有り難う御座いました。


正光さん、見ていてくれましたか。
立派な偲ぶ会でしたよ。
正光さんの大好きなお花とお酒とお寿司でいっぱいでしたよ。
正光さんの人柄にこれだけの人が惹かれていたんですよ。
本当に有り難う御座いました。

正光さんがきっと最後に説教したのは僕ですね。野辺山で朝まで説教してくれました。有り難う御座いました。
もう説教してくれることが無いと思うと僕は悲しさを通り越して茫洋とします。
正光さん、夢の中でも構わないのでまた説教して下さい。「弘貴、だからお前は全く、、、!!!」って。

本当に、本当に、有り難う御座いました。

みんなで巣林舎を大切にします。

偲ぶ会に関わって頂いた全ての方に感謝しています。巣林舎一同精進しますので、これからもご声援ご協力宜しくお願い致します。

Real Chikamatsu 巣林舎 飯塚弘貴


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