こんばんは、cathyです。
数日前に、ネットニュースで見た記事。それは、
「職場の『困った人』をうまく動かす心理術」
という書籍が発売前からネットで炎上しているというものです。
炎上している理由は、
・精神疾患をもち、社会に生きづらさを抱えて暮らしている人たちに対して「困った人」とは失礼ではないか
・しかもそうした人たちを動物に例えるとは差別を助長することになりかねないのではないか
といったものです。
この本を読んでいないので、実際にどのような書かれ方をしているのかはわかりませんが、ネット記事を読んだ時にまず感じたのは、悲しさでした。
腹が立つというよりも、自分の弱みを指摘されたような、悲しさ。
あぁやはり、うつ病をもつ自分のような人間は、社会の中では「困った人」なんだ。
困らせてしまって、迷惑をかけてしまって、ごめんなさい。
もちろん、この本ではうつ病以外の様々な精神疾患の方についても取りあげられているようですし、テーマに対してもっと広角的な視点で考えられたらいいのでしょうが、どうしても、本に書かれたことが自分自身に投げかけられた言葉のように認識してしまうのです。
そして、社会に対して萎縮してしまいます。
あぁ・・・もし、この本を読んだ他の当事者の方たちも同じように社会に対して萎縮してしまうのだとしたら、その時点で、この本は助けにはなってくれないのかもしれませんね。
あと、動物に例えられていることについても。
健常者の人たちとは、違う存在なんだ、と、一線をひかれたような感覚になりました。
そこから生まれる感情は、やはり、悲しみ。
そして同時に、諦めもあります。
やっぱり、どうせそんな感じだよね、と。
本の中身も読んでいないのに、無責任な感想で申し訳ありません。
それに、他の当事者の方たちは、この本に対してそれぞれにまた違った意見、思いを持たれることと思います。
上に書いたのは、あくまで、cathyの個人的な思いです。
この本が発売されたら・・おそらく、読まないと思います。
病気になってからは活字から遠ざかっているというのもありますが。
自分から、読みたい、と思える本ではないかなぁ、という感じです。
また、いろんな方の感想がネットに上がってきたら、参考にしたいと思います。
明日からまた1週間の始まりですね。
皆様にとって良い日々になりますように。
では、また。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます